阿波地域住民自治協議会

~住めば都:山里プラン~ 淀川の源流からの情報発信です

【一面の黄金色がアッという間に】稲刈り始りました。

2009年09月08日 | Weblog
 山間地の阿波地区でも、稲の刈取りがアチコチで始りました。
 今年は、長梅雨の日照不足での影響も心配したが、8月からは一転、好天に恵まれ9月に入り田んぼは一面黄金色。
 農家の経営面積が少なく、高齢化と後継者不足。そして高価な機械での農業経営。これらの諸課題を一手に引き受けているのが、2つの機械組合です。
 大規模な施設と大型機械により、個人の経営がおぼつかない水田を一貫して管理する経営受託や田植えや稲刈りの作業受託。今日は、その1つの組織の富永機械共同組合の秋の採り入れについて簡単にまとめました。
 9月6日からコンバインで刈り始め、今年は経営受託38haのうち28ha(残りは、転作)と秋の作業委託10haの計38haの刈り取りから籾摺り調整を行う予定とのことです。(参考:阿波地域の本年度水稲作付面積94.38ha)
 今日も、大型コンバイン(4条・5条)がフル稼働。4戸の構成員家族が交代でコンバインオペレーターやトラックでのモミの運搬。乾燥施設では、乾燥処理(3ha分の処理能力)と籾摺り後の袋入れが行われていました。
 国レベルでは耕作放棄田が課題となっている折、阿波地域のこの課題解消にこの4戸の富永機械共同組合が大きな役割を担ってもらっていることを改めて実感しました。


1度に3ha分の乾燥処理をする乾燥機がズラリ

女性が1人で30Kg入り袋をスイスイと積み上げます。