阿波地域住民自治協議会

~住めば都:山里プラン~ 淀川の源流からの情報発信です

「そばの次は、芭蕉さん」  西島壮六先生が来演!!

2008年09月29日 | 20年度の記録
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 人権教育文化部会(黒川昌吉部会長)では、本年度から阿波地域の皆さんと阿波の歴史や歴史上の人物と阿波との関わりを知り、将来の地域を考えようと地域内の学識経験者の方々にお願いし【阿波学講座】を開講することとしました。そば教室を終了後の9月27日夜、7時30分より第1回目【阿波学講座】に西島壮六先生をお招きし「芭蕉と伊賀街道」と題した講座を地域の方々約45名が受講しました。芭蕉さんの裕福でなかった生い立ちから亡くなるまでの、俳諧一筋を貫いた自然体の世捨て人は、短い時間では語りつくせませんでしたが、壮六先生の身振り手振りを含めた熱心な講義に圧倒され、秋の夜長を過ごして頂き、たくさんの人々が利用した伊賀街道と郷土の歴史の重みを考える機会を与えられた講義でした。壮六先生の次回講義は未定ですが、つぎは謎の女性の存在など芭蕉の人間的魅力に迫っていただけるそうです。阿波地内で詠んだ2句は有名です。『初しぐれ猿も小蓑をほしなり』『丈六にかげろう高し石の上』
奇しくも、翌日には、伊賀街道の一部【平松宿】から【平田宿】へのハイキングが藤堂高虎入府400年記念行事の一環で開催され、県内外から約140名が参加されました。
なお、【阿波学講座】第2回目は、11月20日(土)19時30分より、川崎記孝先生による「家康と高虎」を開講致します。ご期待下さい。

第1回「手打ちそば」教室開校

2008年09月27日 | 20年度の記録
 産業交流部会(東準一部会長)では、そば打ちを習って各家庭で「手打ちそば」を楽しんで頂こうと計画し、そば打ち道具を3セットを用意して浪速天下茶屋そば打ちクラブの木鉢(はち)の会より森田さんをお招きし、地域の方より募集した7名が教わりました。まず、森田さんより粉を篩いに掛ける作業からきく練へそして麺棒で円形から四角形に薄く延ばし、そば包丁で細く切り、一応出来上がりまでを教わり、いよいよ第1班3名が慎重に粉に水を注ぎ指先を駆使しながら良くまぶし、先生に手伝って頂きながら練りますが、きく練りが思うようにならず、苦心しながらようやく薄く延ばし掛けますが、星型になったり楕円になったりで四角形に延びません。四苦八苦しながら、そば包丁で細く切り、ようやく出来ました。次に第2班が挑戦。一班と同様四苦八苦しながら、出来上がりました。つぎに試食です。こしがあり、風味も備えたそば。おいしくいただきました。それぞれが、自分で打ったそばを持ち帰り、家族サービスです。そば打ちの難しさや楽しさを実感し、一度ではMYそばが出来ないので、次回の教室への参加を誓い合い終了しました。東部会長は、道具の数や場所に制約があるが、この7名を中心に今後も開校し、道具の数も充実させながら受講の方法に工夫を加え、7名の輪が広がって、地域の家庭で【わが家のそば】が普及すればと、次回以降に手応えを感じていました。なお、次回は、この7名のほかにも募集をしていきます。また、道具類の貸出も検討中です。皆さん、【手打ちそば】習って見てはいかがですか。

「高良城のおいしい水」の取水しばらく待った!!

2008年09月19日 | 20年度の記録
 国道163号の上阿波地内より笠取山への市道笠取線を上る約2kmに、大変おいしいと好評の山からの湧き水があり、ご飯を炊いたり、コーヒーを沸かしたり、日常の水として利用すれば水道水よりおいしいと、旧大山田の住民以外の伊賀市民や市外からも取水に上る程好評の水の取水場所付近の法面が崩落の危険があるため、9月12日より3月31日まで、全面通行止めとなりました。この「高良城の水」を楽しみにされている方は、取水が危険ですので、規制解除までご辛抱をお願いします。山村の阿波地域では、水と空気、緑、風が売り物であるため、一日でも早く規制解除と引き続きおいしい水が湧き出ることを望みます。

敬老の日

2008年09月16日 | 20年度の記録
 9月15日は、敬老の日。阿波自治協・阿波地区区長会と阿波地区民生委員が協力し毎年、地域の70才以上の方に各地区と自治協が幾分の負担をし、贈り物をしています。本年は、何をしようかと8月5日に各団体が集まり協議をし、色んな企画の提案と検討を行いました。結果、準備の都合などで「赤飯」を送ることとし大山田農林業公社へ400個を申込みました。ただ、それだけでは阿波地域を支えて頂いた方々に送る感謝の気持ちが伝わらないので、各団体の女性委員(民生委員・自治協役員)さんが、費用を掛けずに何かをと言う事で、手づくりの「爪楊枝入れ」を造り「赤飯」に添えることとしました。以来、女性委員の5名が夜間、市民センターで3日間紙を折り爪楊枝を入れて400個を完成させて頂きました。
 当日、農林業公社では約300kgのもち米を職員がほぼ徹夜作業で午前8時ごろ出来上がり、その後この女性委員さんも包装の手伝いをして、各地区別に分けて9時頃に、区長さん宅へ配送。区長さんが地区の対象の方々に手渡して頂きました。
 

いよいよ、始まりました。

2008年09月09日 | 20年度の記録
 永らく、降り続いた雨も、ようやく昨日、今日とは快晴の秋晴れ。特に今日は湿度も低く絶好の稲刈り日和。雨の影響で圃場がぬかるんでいるものの、大きなコンバインならなんのその。比較的、水はけのよい田んぼから、いよいよ始まりました。見る見るうちに、稲穂が刈り取られ、モミが満杯となった「ピッピッピー」という音がアチラコチラから聞こえて、一面黄金色の田園風景もお天気が良ければ2~3日で刈り藁へと変化していきます。