22日に、「農家民泊・農家レストランをやりたい面々の座談会」として、2/10に紹介の村上真平さんを囲み、ご自身の東南アジアを中心とした海外協力の体験から経済至上主義による自然環境破壊を実感し、自然農法や環境を守る生活を実践しながら農家レストランなど営業していたが、原発事故で永年培った田畑や生活基盤を放棄せざるを得ない状況など体験や主義を聞いた後、参加者との座談会からご自身の「地域活性化」についての考え方について参加者と話し合った。この中で村上さんは気候変化や人口増加により食料危機が近く来る。したがい、中山間地域の水・森林・農地などの自然から与えられた自然環境を利用しながら次世代へ継承しなければならない。地域の自然を活かす視点から自然を感じる取組みが地域の活性化となるとした。
最後に、同席頂いた三重大副学長人文学部児玉教授から「阿波地域には、森林・水・農地など自然があり、名古屋、大阪の中間の地理的条件が整い、さるびの温泉もある。地域活性化には、興味深い条件が揃っているので自然を活かした長期滞在型の集客交流や心の悩みの回復のための滞在などに活路を」と締め、参加者一同が意を強くしました。
○村上さんから体験談や主張を聞く参加者
○村上さんに質問
○休憩タイム(女性委員さんの手作りケーキでのおもてなし)