阿波地域住民自治協議会

~住めば都:山里プラン~ 淀川の源流からの情報発信です

『さるびの寄席』60名が笑ってスッキリ

2014年09月29日 | 平成26年度
 27日(土)午後2時から『さるびの寄席』を4名の社会人落語家と2名のお囃子さんで開催しました。
 10時ごろ、「香芝です」とメールが入り、えらいこっちゃと急いで準備にかかりました。
11時過ぎに、「おおきに。」と6名さんが到着。早速舞台を準備して、「あわてんぼう」で昼食を済ませていただきました。
以下は、それぞれ面白可笑しく演じて頂き、来場の方々は、「面白かった」「久しぶりに笑ったわ」と喜んで頂いたようでした。

●隣乃玄張さん 【犬の目】

 ヘボ医者に目の治療にきたが、さっさと目玉をひっこ抜き、洗ってもとに戻そうとすると、
水でふやけてはめ込めない。困って、縮むまで陰干しにしておくと、犬が目玉を食ってしまった。しかたがないので、「犬」の目玉を罰としてくり抜き、男にはめ込む。

●大亭都若さん 【親子茶屋】

 仕事もせずに、お茶屋で遊んでばかりの若旦那に、まじめそうな旦那の噺。
 若旦那に説教の後、寺参りに行くと出かけるがミナミの花街へ。そこで、扇で目隠しし、芸者と鬼ごっこ『狐釣り』という遊び。そこへ、家で謹慎の若旦那が抜け出し、花街を通りかかると『狐釣り』をしている騒がしい音に釣られて一緒に遊び、親子対面・・・・

●千里家やん愚  【親子酒】

 のんべぃの親子の噺
 うどんに唐辛子を山ほど掛け、我が家へ帰るに家を間違え、やっと帰ると親父も泥酔状態。親が「3つ顔のある化け物のような息子に身代を渡せない」と言うと息子は「こんなぐるぐる回る家は欲しくない」という落ち。

●千里家圓九さん 【火焔太鼓】

商売下手の古道具屋の亭主は、タンスに惚れ込んで入ってきたお客に「6年も置きっぱなし」「引き出しが開かない」などと正直を言って呆れさせてしまうぐらい。おまけにお調子者で、近所の人から自宅の火鉢を褒められると気を良くして後先考えず売ってしまい、寒くて困っている。抜け目のない妻がいるから何とか商売を続けていられるようなものだった。
ある日、この男が仕入れた古い太鼓がお殿様の目に留まり300両で売れた・・・