阿波地域住民自治協議会

~住めば都:山里プラン~ 淀川の源流からの情報発信です

「キジ」を5羽、放鳥しました。

2008年08月04日 | 20年度の記録
 去る、4月下旬に猿野の農家の人が田んぼの草刈をしていた時、気付けば「きじ」が刃に当たった。そこには、12個の卵があり、どうやら卵を抱いていたらしい。そこで、この卵を区長の惠村さんが飼育している「チャボ」に抱かせようと鶏舎に入れたところ、見事9個がふ化しました。以来、惠村さんは、わが子のように約100日間世話をしましたが、残念ながら5羽に減りました。残りの5羽は、体長約30cm程度までに育ったので、夏休みの8月3日に地区の子供たちに呼びかけ近くの草原で放鳥することとしました。当日は、こども4名と保護者5名が、惠村区長から今日までの経緯や「きじ」が今後、自分で食べ物を捕りながら天敵から身を守りながら生きていかねばならないことの厳しさの反面、人間の子供たちには保護者が何時までも見守ってくれるありがたさや「キジ」が育つ環境を守ることの大切さの話を聞いた後、こどもたちは、無事に育てとそれぞれ1羽づつ放鳥しました。その姿を見ている保護者と惠村区長も、大きく育つことを、願っていました。

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