阿波地域住民自治協議会

~住めば都:山里プラン~ 淀川の源流からの情報発信です

何年掛かるかなぁ~。(桜の活性化)

2008年10月06日 | 20年度の記録
 環境保全部会(田中昌義部会長)では、本年度【緑の募金】交付事業に助成をいただき、地域内の桜の古木について、天狗巣病の除去・コケ類の除去により、これらの樹木を活性化させ春の満開状態をいつまでも楽しめるようにと、樹木の活性化活動を計画し、この度上記が交付決定となったため、早速県緑化推進協会より樹木医の派遣をいただき10/4に、地域内の主な桜の木について診断と管理育成方法の指導をいただきました。指導内容は、下記に示しますが地域内の主な桜の活性化は、当初は単年度で全てやれるものと計画しましたが、とても無理な作業と実感。乗りかかった船、会員の方々の協力を得ながら今後1本1本と地道な作業となります。とりあえず、校庭の桜からはじめます。

樹木医よりの指摘事項
①殆どの樹木が天狗巣病に感染している。これを切り取り焼却する。切り口には、トップジンを塗る。中でも、ある場所では、殆どの樹木にこれがみられ、地域内の天狗巣病の病巣と思われる箇所がありました。(空気伝染する。)

②枝の切り方は、幹から離して切られているが、幹スレスレに切り、早く樹皮が巻くよう。殆どのきり方、剪定は、間違え。

③樹木周囲を草刈機で刈るため、根元に刃が当たりその傷からサルノコシカケなどの菌糸が進入し樹木の不活性化となり寿命を縮める。周囲の除草は、鎌で。また、根元周囲に除草した草を集め置くことは、適切でないので周囲に広く薄く播いておく。

④施肥は、一般稲作用化学肥料(遅効性のIB系)も可とするが、有機肥料が良い。これを枝先直下付近に穴をあけ施用する。

⑤植え付け間隔は、最低8mから10mとし、これより間隔の狭い樹木は間伐をする。

 以上が地域を巡回し全ての箇所に通じる指導でした。
 今後は、高枝このぎりや剪定用のこぎりを準備し、高所作業車をリースし、作業をします。エライコッチャ。

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