海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

ゲート前行動と写真展「辺野古新基地に抗って」

2015-04-09 23:02:43 | 米軍・自衛隊・基地問題
 9日は朝、キャンプ・シュワブのゲート前で行われている車両チェックに参加した。連日、早朝6時から8時過ぎにかけて、ゲート内に入る沖縄防衛局や海上保安庁、海底ボーリング調査の作業員が乗った車両に対し、抗議行動が行われている。24時間の泊まり込み態勢も長期化し、中心となっているメンバーは疲れが溜まっているだろう。  辺野古でも高江でも、自分の時間や生活を犠牲にして、ゲート前の行動を長期間 . . . 本文を読む

カヌー練習と解体作業そして平島の砂浜

2015-04-08 20:18:49 | 米軍・自衛隊・基地問題
 8日は大浦湾の波が高く、船は出られないとのことで、カヌーチームだけで練習を行った。8艇のカヌーで辺野古崎に向かう途中、浜の方で測量を行っていた。前日から崖の木の伐採も行われているとのこと。何のための測量かは不明だが、注意しておきたい。  アスベストの使用が問題となった施設の解体作業が進められ、8日は4台のバックホーが動いているのが見えた。辺野古崎近くには解体で出た瓦礫らしき . . . 本文を読む

佐久間さんの1年忌

2015-04-07 23:50:27 | 米軍・自衛隊・基地問題
 辺野古や高江で新基地建設、ヘリパッド建設反対のために、それこそ人生をかけてたたかっていた佐久間務さんの1年忌があるというので、7日は高江のN1テントに行った。途中N4のテントではNさんとKさんが昼食をとっていて近況を聞いた。高江のテントに来るのは約1年ぶりで、いくつかのブログやツイッターを毎日見てはいるのだが、実際に現場を来てみると変わったこと、変わっていないことなどが次々と目に . . . 本文を読む

平島の砂が流出。フロート設置の影響か。

2015-04-06 23:39:56 | 米軍・自衛隊・基地問題
 6日は松田ぬ浜から10艇のカヌーが出発した。先週から海が荒れて海底ボーリング調査が行われていないが、この日も作業は中止と海保が言っていた、と連絡を受けながら辺野古崎に向かった。岩場を抜けて長島に向かうと、いつものように海上保安庁のゴムボートが待ち受けている。しばらく様子を見てから長島の間を抜けて大浦湾に出た。  海底ボーリング調査は行われていないようだったが、作業船が出ているのが確認で . . . 本文を読む

「平和運動」というきれい事ではすまされない重さ

2015-04-05 23:49:08 | 米軍・自衛隊・基地問題
 5日は朝、名護市立図書館に行って、前日やり残してあった写真の展示を手伝った。そのあとは時おり展示を眺めては隣の部屋で読書をして夕方まで図書館で過ごす。那覇では菅官房長官と翁長知事の会談があり、抗議と激励のために大勢の人が集まっている。菅官房長官は「負担軽減」という言葉をくり返すが、名護市民にとっては新たな基地の押しつけであり「負担増強」そのものだ。  名護市に住んでいても、 . . . 本文を読む

写真展「辺野古新基地に抗って」を名護市立図書館でやってます。

2015-04-04 23:22:15 | 米軍・自衛隊・基地問題
 4日は前日に続き海が荒れていて、海底ボーリング調査の作業は行われず。海上抗議行動も行われなかった。  カヌーチームの活動は休みを取ったので午後から、名護市立図書館で開かれる写真展「辺野古新基地建設に抗って」の展示作業を手伝った。辺野古の海、大浦湾やキャンプ・シュワブ・ゲート前での抗議行動、海保や機動隊の弾圧、海の生き物の姿など、数多くの写真が展示されています。ぜひご覧ください。 . . . 本文を読む

菅官房長官よ、普天間基地の5年以内の運用停止はどうなったのか?

2015-04-03 17:49:17 | 米軍・自衛隊・基地問題
 3日は海が荒れて海底ボーリング調査は行われなかった。海上抗議行動も中止となり、カヌーチームは希望者7名で練習を行った。松田ぬ浜を出て辺野古崎までは風、波ともに大したことなかったが、辺野古崎の岩場と長島の間は流れが速く、波も適度に荒れていて、いい練習になった。フロート沿いに長島の近くまで漕いでから、波に逆らって平島に向かった。  それにしても、沖の方から辺野古崎と長島の間を抜 . . . 本文を読む

米軍の沖縄島上陸から70年の日に進められている新基地建設の愚劣さ

2015-04-01 23:52:18 | 米軍・自衛隊・基地問題
 4月1日は米軍が沖縄島に上陸してから70年目だった。70年経っても米軍が沖縄に広大な基地を維持しているだけでなく、新しい基地が日本政府の手で(私たちの税金で)造られようとしている。そのことを異常と感じる感覚も判断力も喪失している人々が日本社会では大多数を占める。米国のために尽くせば米軍が自分たちを守ってくれると信じている愚かさよ。  軍隊は住民を守らない、敵軍だけでなく自国の軍隊も . . . 本文を読む