30日(月)は朝、カヌー11艇で松田ぬ浜を出発した。平和丸に乗って辺野古崎まで来ると、K8護岸ではすでにランプウェイ台船が着岸寸前だった。そのまま長島の間を抜け、K9護岸に向かった。
K9護岸でも土砂の陸揚げが行われていたが、積み荷の量が少なかったので、空になり台船の入れ替えが行われるのを待った。
午前9時半頃、陸揚げを終えた台船が下がり始め、次の台船が向かってくるのに合わせ . . . 本文を読む
以下の文章は2020年1月1日発行の『思想運動』1048号に掲載されたものです。
昨年の十月三十一日に首里城が炎上した。朝、起きてテレビをつけると、燃え盛る首里城の映像が流れ、すぐには現実のことと思えなかった。火災が沖縄県民に与えた衝撃の大きさは言うまでもなく、正殿ほかの消失を嘆くとともに再建を願う声が湧き上がるのは理解できる。だが、直後から県内メディアが行い始めた「再建キャ . . . 本文を読む
28日から東京に行き「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を見て、桜を眺める予定だった。コロナウィルスの影響で国立西洋美術館が休館のため、しばらく前に飛行機やホテルをキャンセルしたのだが、この数日で東京の感染者が急増している。沖縄も連日感染者が出て、厳しい状況になりつつある。
上野の桜は眺められないが、沖縄の春の花々を眺めて疲れを安らげている。写真は実家の庭に咲いてい . . . 本文を読む
27日(月)は午前11時45分頃、辺野古のキャンプ・シュワブゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。ゲート前ではいつものように市民が座り込んで、歌声が流れていた。
午前11時52分頃、パトカーが先導して工事車両がやってきた。警備の名のもとに沖縄県警が米軍基地建設の手助けをさせられている。沖縄人同士を分断、対立させ、ヤマトゥ支配のもとに組み込んでい . . . 本文を読む
26日(火)は午後4時56分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8護岸にはランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
K9護岸については未確認だが、土砂を積んだダンプカーはこの時間帯、K4護岸のすぐ内側に土砂を投入していた。N5護岸とK3護岸の両側から土砂の投入が進められてきたが、明日にもつながりそうだ。ほかにK3護岸の側からも土砂投入がなされてい . . . 本文を読む
25日は那覇市の沖縄県庁へ行き、新基地建設問題を考える辺野古有志の会とティダの会による沖縄県への申し入れに参加した。この日は〈キャンプ・シュワブ周辺地域の環境問題についての申し入れ〉と〈名護市安和区の琉球セメント旧桟橋の使用を停止し、すみやかに撤去するように行政指導を求める申し入れ〉の2件を行った。ここでは後者について触れたい。
昨年の11月から本ブログで琉球セメント旧桟橋の問題につ . . . 本文を読む
24日(火)は名護市安和の琉球セメント桟橋に行き、カヌー9艇と抗議船・木の葉蝶、ゴムボート・ハクイで海上から辺野古埋め立てに使用する土砂の積み込みに抗議した。
午前8時40分頃、安和の現場に着くと琉球セメント新桟橋にはガット船・栄雄丸が接岸し、土砂を積み込んでいるところだった。「認定トン数 3873」と表示されていて、大浦湾に入る船では第八高砂丸に次ぐ大きさである。積み込みに時間がか . . . 本文を読む
23日(月)は朝、カヌー9艇で松田ぬ浜を出発した。途中で平和丸に乗り込んで長島近くまで移動し、カヌーに乗り移った。午前8時40分頃、航路ではガット船1隻(第十八勝栄丸)が大浦湾に入った。この後、ほかに前週から残っている航安丸、玄周丸と併せて3隻がランプウェイ台船に土砂を載せ替えた。
午前8時45分頃、K8護岸に着岸しようとするランプウェイ台船に対し、オイルフェンスを越えて抗議 . . . 本文を読む
21日(土)は那覇に行き、桜坂劇場でピーター・ジャクソン監督『彼らは生きていた』を見てきた。第1次世界大戦を記録した写真や映像がコンピューターで処理され、当時の音声と重ねられることで、これが本当に当時の映像なのか、と驚嘆させられる作品になっている。
彩色され、動きも滑らかになることで、兵士たち一人ひとりの表情、動きが浮かび上がり、生身の人間が最前線でどのように戦い、死んでいったかが生々し . . . 本文を読む
19日(木)の名護市は、朝から1日中雨が降り続いた。海上からの抗議行動はできなかったので、安和の琉球セメント桟橋に行って、赤土土砂を搬入するダンプカーへの抗議行動に参加した。
午前10時40分頃、安和の現場に着くと琉球セメント新桟橋では、第二十八旭丸が土砂の積み込みを行っていた。この日2隻目で、1隻目は第十八勝栄丸だったとのこと。同船は前日18日の午後に大浦湾を出て行った。沖縄島を南回り . . . 本文を読む
18日(水)は辺野古のキャンプ・シュワブゲート前に行き、資材搬入に抗議する2回目の座り込みに参加した。沖縄県警・機動隊による弾圧にさらされながらも、明るい歌声が流れて60名ほどの市民が、今日も新基地建設反対の声を上げた。
いつもながらゲート前の唄声には笑い、励まされる。この雰囲気は沖縄独特ではなかろうか。
生コン車や砂利、砂などを積んだ . . . 本文を読む
17日(火)は名護市安和の琉球セメント新桟橋に行き、カヌー11艇とゴムボート1隻(ハクイ)でガット船への土砂積み込みに抗議した。
午前8時40分頃、安和の現場に着くと新桟橋にはガット船・第八高砂丸が接岸し、土砂を積み込んでいた。4000トンを超える大型のガット船で、積み込みに時間がかかるため、カヌーメンバーは時間をかけて準備をしたり、ゲート前の応援に行った。
午前9時 . . . 本文を読む
16日(月)は朝、カヌー12艇で松田ぬ浜を出発した。晴れて日差しは暖かったが、沖に出るにつれてきた風が強く、日陰に入ると冷え込む。今日は強い北風が吹く中での行動となった。
K4護岸では午前中、消波ブロックの設置が進められていた。
午前8時45分頃、K8護岸に着くとすでに土砂を積んだランプウェイ台船が着岸し、間もなくショベルカーが乗り込んでいった。同じ頃にK9護岸でもランプ . . . 本文を読む
本部島ぐるみ会議の記録によれば、2020年1月の琉球セメント旧桟橋の使用状況は以下の通りとなっている。船名はセメント運搬船のもので、旧桟橋でセメントの積み込みを行っている。
1月7日(火) 琉仁丸 08:00~18:00
1月8日(水) 千進丸 08:00~14:20
1月10日(金) 琉仁丸 不明
1月14日(火) 琉仁丸 08:00~19:30
1月15日(水) . . . 本文を読む
14日(土)は午後4時から名護十字路において、海上行動メンバーで街宣活動を行った。横断幕を掲げて車に手を振り、交代でハンドマイクを手に新基地建設反対を訴えた。
辺野古海上基地の是非を問うた名護市民投票からでさえ23年が経つ。余りにも長い時が流れ、名護市民の多くは精神的に疲れ、積極的に関わろうという気持ちになれないのかもしれない。
しかし、辺野古新基地ができて実際に被害を受ける . . . 本文を読む