4月28日は海上での抗議行動のあと、午後2時から新基地建設問題を考える辺野古有志の会とティダの会とで名護防衛事務所を訪ね、2件の申し入れを行った。以下に「キャンプ・シュワブ内のアスベスト使用施設の解体工事についての申し入れ」を引用して紹介したい。
キャンプ・シュワブ内のアスベスト使用施設の解体工事についての申し入れ
貴職におかれましては日々御清祥のこと . . . 本文を読む
29日はティダの会で伊江島に行き、ユリ祭りを楽しみながら戦跡地や米軍基地などを見て回った。会の代表が伊江島出身の戦争体験者なので、車で案内してもらいながら丁寧な説明を受けた。ユリは今が見頃で、ゴールデンウィークに入ってフェリーも増便され、多くの見学者が訪れていた。沖縄に自生するテッポウユリだけでなく、外国で品種改良されたユリも数多く展示されていて、とても興味深かった。
父 . . . 本文を読む
28日はサンフラシスコ講和条約の発効から63年を迎える一方、安倍首相が訪米し辺野古新基地建設推進をオバマ政権に示そうとしていることに抗議し「4・28屈辱の日 辺野古・大浦湾県民大行動」が行われた。キャンプ・シュワブのゲート前では午前6時から大勢の市民が集まり、工事関係車両や海上保安庁の車両への抗議と国道329号線を行く車両へのアピール活動を行っていた。
海上抗議行動にはカ . . . 本文を読む
週明けの27日は辺野古の松田ぬ浜から10艇、瀬嵩の浜から3艇のカヌーが海上抗議行動に出発した。春の日差しが辺野古の海を美しく輝かせる向こうには、解体作業が進むキャンプ・シュワブの風景がある。昨年夏からの長いたたかいで、カヌーチームのメンバーは腰痛や肩通、腱鞘炎に悩まされている人も少なくないの。それでも、辺野古の清ら海(ちゅらうみ)を五感で感じ、この海を埋め立てさせてはならない、と . . . 本文を読む
25日は午前9時20分頃、松田ぬ浜から10艇、瀬嵩の浜から7艇のカヌーが出発した。途中で船4隻と合流し、午前・午後と海上抗議行動を行った。出発するときは日が照って暑くなりそうだったが、そのあと雲が出てきて日が陰ると肌寒くなった。熱中症対策をやらなければならない一方で、一時的に防寒も必要となる難しい天気が続いている。
いつものように解体工事の様子を見ながら辺野古崎まで漕 . . . 本文を読む
23日は午前9時過ぎに辺野古の松田ぬ浜から10艇、瀬嵩の浜から4艇のカヌーが海上抗議行動に出発した。辺野古ドリームはメディア船を含めて4隻が参加。いつものように解体工事の様子を見ながら、北東の風に逆らって北上し、辺野古崎の岩場に入った。
岩場付近で休憩をとりながら、スパッド台船やクレーン付台船の様子を見た。琉球新報は昨日、スパッド台船が移動し、新たな場所でのボーリング . . . 本文を読む
22日は午前9時過ぎに松田ぬ浜から8艇のカヌーが出発した。浜で準備をしていると米軍の水陸両用車10隻が次々と浜から海に出ていった。この日は曇り空が続き、北風で大浦湾は少し荒れていた。
いつものように辺野古崎を目ざして進む途中、キャンプ・シュワブ内の解体工事を見ると、排気筒らしき物を残して建物はほとんど取り壊されていた。バックホーが7~8台動いているのが見え、粉砕した瓦礫を積ん . . . 本文を読む
21日は午前中、辺野古ぶるーと辺野古ドリームのメンバーでキャンプ・シュワブ・ゲート前に行き、病気治療に専念するためしばらく現場を離れる山城博治さんを激励した。辺野古で24時間の泊まり込みをやる何年も前から、山城さんは高江で車に寝泊まりし、ヘリパッド建設阻止行動を先頭になって頑張ってきた。心は闘志であふれていても、体はかなり疲れていたのだろう。まずはゆっくりと病気を治してほ . . . 本文を読む
18日は土曜日で参加者が多く、20艇ほどのカヌーが海上抗議行動に参加した。いつものように松田ぬ浜を出て辺野古崎の岩場に入り、そのあと二手に分かれて長島の間から10艇が大浦湾に出た。海上保安庁が言う「臨時制限水域」の境界線付近で海保の船やゴムボートと対峙する形で抗議行動を行った。一進一退をくり返している中でカヌー9艇が海保に拘束されたが、航路付近で解放された。
この日の抗議行動 . . . 本文を読む
17日は朝、カヌー8艇で松田ぬ浜を出発した。いつもより少な目だが、漕ぎ馴れた人ばかりなので、船の皆さんと連携しながらやれることをやろう、とまずは辺野古崎を目ざして漕いだ。
潮が引いて遠浅の海にジュゴンのエサとなるアマモなどが繁っているのが見える。最近は辺野古崎の岩場に近づくとシジャー(ダツ)が水面を跳ね、昨日はカヌーに飛び込んできたという。尖った口先は危険で、体に刺さって大怪 . . . 本文を読む
15日は午前9時20分頃、松田ぬ浜から12艇のカヌーで海上抗議行動に出発した。途中、キャンプ・シュワブ内の解体工事の様子を見ながら北上したが、奥の方の兵舎にも足場が組まれて網がかけられているのが見えた。手前の施設は以前から内部が空洞となっていたが、取り壊しが始まっている。これらの解体工事に関してアスベストの処理はどうなっているのか、追及が必要である。
来週 . . . 本文を読む
14日は所用があり那覇に出かけた。そのあと午後から嘉手納町の沖縄防衛局に行き、「監視社会ならん!市民ネット沖縄」による同局への申し入れに加わった。キャンプ・シュワブのゲート付近に設置された監視カメラの動画が流出した事件に関する申し入れで、以下に全文を引用して紹介したい。
キャンプ・シュワブ監視カメラ動画流出事件への申入書
貴職におかれましては日々御清祥のことと存じます。 キャン . . . 本文を読む
2010年9月30日にパラオ諸島を訪ね、アンガウル島とペリリュー島で行われた慰霊祭に同行させてもらった。ペリリュー島まではリーフに囲まれ波が穏やかだが、アンガウル島は外洋にあり、天候と波に恵まれないと行けないとのことだった。さいわい、この日は大丈夫、ということで最初にアンガウル島に向かった。
船に乗ると、波飛沫をかぶるからと雨合羽を渡された。これでも波が穏やかな方のか、と思うほど . . . 本文を読む
天皇夫妻が来島したことでペリリュー島のことがマスメディアでしきりに報じられた。「玉砕の島」と言われたペリリュー島のことを初めて聞いたという人も多いと思うが、パラオ諸島に三つの沖縄の塔があることを今どれだけの人が知っているだろうか。写真は上からパラオ諸島のコロール島、ペリリュー島、アンガウル島に建てられた沖縄の塔である。言うまでもなくアジア・太平洋戦争で犠牲になった沖縄人の慰霊のために . . . 本文を読む
10日は午前9時頃に10艇のカヌーで松田ぬ浜を出発した。辺野古崎に向かう途中、今日も4台のバックホーが解体作業を行っているのが見えた。辺野古崎の岩場でしばらく休憩をとりながらスパッド台船やクレーン付台船の様子を見た。昨年夏に比べて、大浦湾の深場での掘削はかなり日数がかかっている。しかし、調査は前日に続き10日も行われている。やがて次の調査地点に移るだろう。
昨日、「辺野古基金 . . . 本文を読む