昨日は夜からティダの会の総会が、辺野古の会事務所であったので参加してきた。ティダの会は辺野古・久志の住民が中心となって作っている市民団体である。辺野古の反基地運動といえば、海での活動が注目されることが多いと思うが、辺野古・久志という地域のなかから運動を再構築しようと粘り強く活動している住民たちがいる。一軒ずつ家を回って署名活動をしたり、辺野古区の総会に参加して議論を作り出している。他にも名護市へ . . . 本文を読む
M:梅雨が終わーたがやーり思たとぅ雨ぬうぽーくなてぃや。
S:あんすとぅよ。夜ぬうちに降いしや、しださぬ上等やえっしがよー。
M:ぃやーが部屋や暑さぎさーえっとぅや。
S:クーラーんねんとぅ昼間や死にがたーなんどーやー。
M:大学ぬばーに国文科ぬある教授が、ウチナーやどぅく暑せーとぅ哲学とぅか文学すーぬ場所やあらん、でぃ言ちゃっくたんよーやー。
S:確かにどぅく暑せーねーから、ぬるんとぅるんしち物 . . . 本文を読む
昨日の大江・岩波沖縄戦裁判に関する記事が、沖縄タイムスと琉球新報に載っている。原告側が証人申請した秦郁彦氏は、裁判官によって却下されている。宮平秀幸氏に関しては、「新証言」として書類提出はされているようだが、宮平氏自身の証人申請はなされていない。
仮に宮平氏が証人として法廷に出ていれば、『小説新潮』の本田靖春氏の取材に対する発言、ビデオドキュメント『戦争を教えてください』における発言、『座間味 . . . 本文を読む
今日は大江・岩波沖縄戦裁判の控訴審が始まる日である。残念ながら今回は、大阪に行くことができなかった。沖縄から裁判の動向を見守りたい。一審判決をくつがえすために、原告側は新しい証言や資料を提出してくるだろう。それがどのようなものか注目している。
高裁、最高裁に進むにつれ、反動的な判決となるのが、この国の司法の現状だ。一審でほぼ全面的な勝訴だったからといって、それがくつがえらないとは限らない。原告 . . . 本文を読む
昨日は午前11時から本部町の八重岳にある三中学徒之碑で開かれた慰霊祭に参加した。戦争当時三年生だった名護高校(旧三中)三三期生が中心となっているということで、遺族や元学徒隊員など四十名ほどが参加した。三三期生でつくる三三会の会長による挨拶や焼香、三中校歌の斉唱などが行われたのだが、式のなかではラッパ吹奏のテープ録音が流され、靖国神社・皇居遙拝もあった。今はラッパ奏者が亡くなったのでテープを流して . . . 本文を読む
昨日は午後から佐喜眞美術館でシンポジウムに参加してきた。沖縄戦が15年戦争の最終段階の戦争であり、日本のアジア諸国への侵略の帰結であること。大江・岩波沖縄戦訴訟が靖国応援団を自称する弁護士グループや自由主義史観研究会などによって起こされたこと。同裁判と教科書検定問題の背景にある対中国を想定した沖縄の自衛隊強化の現状。渡嘉敷島の「集団自決」における赤松元隊長の命令についてなどを話す。映画「それは島 . . . 本文を読む
明日21日に佐喜眞美術館でシンポジウムと映画の上映会があります。私もパネリストの一人として参加します。よろしければ、ご参加下さい。
シンポジウムと上映会 ~沖縄戦から見えるアジア、アジアから見える沖縄戦~
6月21日(土)
15:00~16:30 ドキュメンタリー映画上映
『それは島』間宮則夫(日本/1971年/モノクロ/81分)
17:00~19:00 . . . 本文を読む
「シュワブ内 工事着手」という見出しの記事が、六月十八日の沖縄タイムス夕刊一面に載った。沖縄防衛局がキャンプ・シュワブ内の下士官宿舎などの新設工事に今月二日から着手していたという内容だ。磁気探査などの準備作業を終え、九日からは造成作業に入っていて、「整地を終えたあとの建物の建設は九月頃になる見通し」という。
五月二五日のブログに「キャンプ・シュワブ・フェスティバル」のことを書いた。その時に旧兵 . . . 本文を読む
教科書会社でつくる教科書協会が、教科書検定審議の非公開を求めているという報道がなされ、沖縄県内で波紋を投げかけている。検定審議会委員や教科書会社だけでなく、執筆者にも「守秘義務」を果たすように主張していて、これまで以上の秘密化を進めようというのだから呆れはてる。
昨年の教科書検定で「集団自決」の軍強制が削除され、沖縄から猛反発がおきた。それを受けて渡海文部科学大臣が、「教科書検定制度の透明性の . . . 本文を読む
さるお方から、ミープッカギーの和名はミフクラギといい、沖縄夾竹桃ともいうのだと教えてもらった。じつは東江のミープッカギーには沖縄夾竹桃という名前が板に書いて幹に付けられているのだが、確かめに行くのが面倒くさくて、知らないと書いてすませてあったのだった。ご教示に感謝します。ちなみに名護市のホームページには、その東江のミープッカギーが紹介されている。樹齢200年だとのこと。
子どもの頃、ラジオから . . . 本文を読む
ヤンバルはイジュの木の白い花もあらかた散って、今はミープッカギーの白い花が咲いている。和名では何というのか知らないが、木の汁が目に入ると腫れるということで、子どもの頃からミープッカギーと呼んできた。直訳すると目が腫れる木という意味だ。川沿いによく生える木で水を好むのだろう。今帰仁の実家のそばを昔は小川が流れていて、川岸にこのミープッカギーが生えていた。名護にもこの木は多く、東江にはけっこう大きな . . . 本文を読む
先週行われた沖縄県議会選挙は、十六年ぶりに与野党が逆転するという結果になった。女性議員が史上最高の七人当選し、若手の上位当選も目立って世代交代を印象づけた。注目していた名護市と宮古島市では、そうぞう推薦の議員は落選した。県内紙は選挙の分析を連載しているが、仲井真県政にとって大きな打撃となったことは言うまでもない。ただ、問題はこの選挙結果を辺野古・高江への新基地建設阻止に具体的に結びつけられるかど . . . 本文を読む
23日の沖縄戦慰霊の日に向けて、琉球新報紙が「住民虐殺ー銃を向けた日本軍」という連載を始めている。「慰霊の日」取材班によるもので、趣旨を以下のように記している。
〈日本軍は多くの住民を壕や陣地造りなどに動員、住民をスパイ視し、米軍の捕虜になるのを防ごうと多くの住民を強制的に死へ追いやった。「集団自決」もその一つ。日本軍の方針が最も顕著に、残虐な形で表れた「住民虐殺」を通し、軍隊は住民を守らない . . . 本文を読む
所用で東京に行ってきた。ついでに神保町に行き、沖縄戦関連の本を中心に探し回る。帰りはカバンは古本で一杯で、担いで移動するのに難儀してしまった。今回、『幹譜』(幹は本字)という本を見つけた。陸軍士官学校第五十三期生・陸軍航空士官学校第五十三期生・陸軍経理学校第二期生の同期生史である。陸士五十三期生といえば、渡嘉敷島の赤松嘉次戦隊長もそうだったのではないかと思い、見てみると改名後の赤松喜次という名 . . . 本文を読む
M:「風流無談」に書ちぇーたしが、名護シアターがねんくなてぃから、映画見ーしあんちぴなたんばーれん?
S:うりがきーびかやあらんしがや。いちゅなさせーしんあんばーえっしが、ただ、名護シアターがねんくなてぃからや北部にてぃーちん映画館やねんばーえっとぅや。うるま市にん沖縄市にんねんばーえっとぅ、一番近せーしや北谷町ぬ7プレックスるえっとぅよ、映画見ーが行くしん簡単やあらんばーよ。
M:北部ぬ映画館り . . . 本文を読む