PAC3をライセンス生産している三菱重工業のホームページに、航空宇宙事業本部の「事業本部長メッセージ」が載っている。その中でPAC3について以下のように述べられている。
http://www.mhi.co.jp/aero/introduction/message/index.html
〈ミサイルの分野では、昨年閣議決定した防衛計画大綱の別表に、弾道ミサイル防衛にも使用し得る地対空誘導弾が「6 . . . 本文を読む
北朝鮮の人工衛星打ち上げを利用し、PAC3の広域移動、配備を進め、自衛隊の強化を狙っている野田政権の脅威煽りによって、沖縄では観光旅行のキャンセルという実害が出はじめている。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-03-30_31740/
ありもしない脅威を煽り、あたかもミサイルが沖縄に撃ち込まれ、部品が落下してくるかのような恐怖を市民に与え . . . 本文を読む
3月28日午後1時半から渡嘉敷村の慰霊祭が白玉之塔で開かれた。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-03-29_31686/
慶良間ツツジが咲き残るなか、沖縄戦の犠牲者に向けて哀悼の言葉がつづいた。式次第は以下の通り。
一、開会の辞 渡嘉敷村副村長 大城良孝氏二、式辞 渡嘉敷村村長 座間味昌茂氏三、黙祷 司会 座間味村民生 . . . 本文を読む
それは住民虐殺に関しても言える。女性が殺される場面を見た三人の元師範学校生、川崎正剛氏、渡久山朝章氏は虐殺現場を第六坑道口近くの、山内昌健氏は第五坑道口近くの師範学校実習田としている。殺害場所は参謀室から遠く、しかも屋外である。八原氏にしても〈司令部勤務のある女の子が、私の許に駆けて来て報告した〉(『沖縄決戦』P186)からその事実を知り得たのであって、報告がなければ知らなかった可能性がある。 . . . 本文を読む
今日3月26日は、67年前に座間味島、慶留間島で強制集団死が起こった日である。犠牲となった人々の冥福を祈りたい。
第32軍司令部壕説明板文案から「慰安婦」「住民虐殺」の文言が削除されたという報道のあと、沖縄県平和・男女共同参画課に電話をし、説明板担当のMという職員と話をした。削除の根拠となった証言は何かと問うたところ、担当職員があげたのは以下の2点であった。
①1992年7月22日付琉球新 . . . 本文を読む
ユーチューブに投稿されている第32軍司令部壕の調査映像です。
http://www.youtube.com/watch?v=RVb6LYueS28
http://www.youtube.com/watch?v=LSGycn9KBm4
沖縄県はもとより、こういう貴重な映像資料を持っている団体は、ぜひインターネットで公開してほしいものです。 . . . 本文を読む
「慰安婦」「住民虐殺」削除が問題になっていた第32軍司令部壕の説明板が、検討委員や市民団体の要請を無視し、出し抜くようにして23日に設置された。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-03-24_31457/
年度内の作業完了を理由にしているが、作業が遅れた原因は、検討委員に相談もなく文言を削除し、問題を起こした県当局にある。歴史 . . . 本文を読む
MV22オスプレイを沖縄に配備する前に、一時的にヤマトゥの基地に駐機して安全性をアピールするという話があったのだが、米軍の運用上の調整がつかなかったとかで断念したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120323-00000018-jnn-pol
そうなるんじゃないかと思ってはいたが、どこからか米軍のホンネなるもの . . . 本文を読む
読谷村史編集委員会編『読谷村史 第五巻資料編4「戦時記録」上・下巻』(読谷村役場発行)をインターネット上で読むことができる。貴重な記録や証言をこのような形で読むことができるのは有り難いことだ。
http://www.yomitan.jp/sonsi/index.htm
上巻に「昭和十九年十二月 内務規定 山第三四七五部隊」の「附録第四 軍人倶楽部ニ関スル規定」が掲載されている。軍人倶楽部= . . . 本文を読む
北朝鮮の人工衛星打ち上げを政治的に利用し、政府・防衛省がPAC3の長距離移動訓練と沖縄島・先島への配備を行おうとしている。「万が一の不測の事態」「国土防衛」などと県民の不安、恐怖心を煽りながら、あたかも戦争でも始まるかのように演出し、沖縄における自衛隊強化を一気に進めようとしている。
http://video.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=top_ . . . 本文を読む
3月17日に行われた〈県による「慰安婦」「住民虐殺」の記述削除についての緊急学習会〉では、第32軍司令部壕説明板設置検討委員のひとり新城俊昭さん(沖縄大学客員教授)が、この間の「経過報告・経過説明」を行った。説明板設置検討委員は公務であり、委員会での議論や削除に至る経過は、広く県民に共有されるべき情報だと考えるので、新城氏の発言から「経過報告・経過説明」に関する部分をテープ起こししたものを、 . . . 本文を読む
千原繁子著『カルテの余白』(若夏社)は1978年9月に発行されている。その中に「遊女の代筆」と題した随筆があり、首里にあった〈将校慰安所〉についての記述がある。〈元富原医院が日本軍に接収され〉辻の〈兼久楼の芳子〉という女性が〈将校慰安所〉をやっていたという。また千原氏は〈虎頭山に布陣している砲兵隊将校の現地妻達〉についても記している。第32軍司令部壕周辺あった慰安所について記した証言であり、 . . . 本文を読む
6月17日午後6時から那覇市の教育福祉会館で、〈県による「慰安婦」「住民虐殺」の記述削除についての緊急学習会〉が開かれた。250名の参加があり、この問題に対する関心の高さと、仲井真県当局の姿勢に対する怒り、批判が示されていた。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-188791-storytopic-1.html
http://www.oki . . . 本文を読む
第32軍司令部壕説明板の翻訳用文案から、仲井真県当局が「捨て石」という記述を削除したことが問題になっている。「捨て石」は沖縄戦の本質を端的に示す言葉として使われてきた。また、サンフランシスコ平和条約を結び日本が主権を回復する一方で、沖縄を米軍支配下に切り捨て、施政権返還後も基地被害・負担を集中させてきた、「戦後」の日本と沖縄の関係を象徴的に表す言葉でもある。説明文の中でも最重要な言葉といえるが、 . . . 本文を読む
八原博通著『沖縄決戦』によれば、首里から摩文仁に撤退したあと、6月7日の夜に〈首里司令部で一緒だった翁長、仲本、金城の三人娘が帰ってきた〉(P341)。そして翌8日の夜に〈大きな荷物を背負った娘たち総勢約三十名〉(P342)が摩文仁の司令部壕にやってきた。その中には辻の若藤楼の女性たちもいて、大迫氏は『薩摩のボッケモン』で次のように記している。
〈玉倶楽部で軍の慰安のために働いた若藤楼の人達は . . . 本文を読む