仲宗根のムラウドゥイ(村踊り/豊年祭)まであと二日。練習ができるのも今日、明日になった。今月は毎晩、棒の練習があり、私も参加しているのでブログの更新も滞りがちになっている。基地問題をはじめ色々と書きたいことがあるのだが、4年に一度の字の行事なのでこちらを優先している。
舞台で演じられる奉納芸能は26番あり、すべて演じるのに3時間半ほどかかる。これでも今年は劇が取りやめになったので、かなり . . . 本文を読む
今日(27日)のお昼のNHKニュースで、北沢防衛大臣が記者たちの取材に答えて、普天間基地「移設」の現行案容認の意思を示したうえで、次のような趣旨の発言をしていた。
現行案にもグアムや岩国への移転は含まれている。辺野古への普天間基地「移設」は、そういう国外・県外移転の後に残ったもの。だから、現行案を容認しても、国外・県外「移設」という民主党の政権公約に反することにはならない。
苦し紛れとはいえ . . . 本文を読む
台風20号の影響もあって沖縄は昨日、今日と雨が続いている。
来る10月31日(土)、11月1日(日)の両日、仲宗根区の4年に一度の豊年祭が行われる。昨日はそれに向けてミャーイジャシ(予行演習)が行われた。お宮前の広場(公民館前広場)には舞台が設えられていて、雨が降り続ける中、奉納芸能の踊り手たちが次々と予行演習を行った。
小・中学生、高校生たちも参加していて、松竹梅やチジュヤーなどで頑 . . . 本文を読む
岡田克也外相が23日の記者会見で、民主党がこれまで主張してきた普天間基地の国外・県外移設からの転換を表明した。あわせて嘉手納統合案を検討する意向も示した。「内閣の見解ではない」「個人的見解」などと言っているが、鳩山政権に大きな打撃を与えかねない重大な発言を、鳩山首相と何の相談もなく岡田外相が独断で行うことは考えられない。内閣の統一見解では勿論ないが、鳩山首相や小沢幹事長などと打ち合わせたうえで、 . . . 本文を読む
沖縄では連日、米軍基地問題が県内紙の一面トップになっている。普天間基地の「移設」問題をめぐる日米両政府の動向に加えて、米軍の演習や事件、事故なども報じられるので記事が途切れる間がない。
今朝の琉球新報の一面トップは、米海兵隊が名護市辺野古のキャンプ・シュワブ基地の沖で、パラシュート降下訓練を行ったというものだ。米軍への提供水域内ではあるが、沖縄県や名護市への事前連絡はなく、近海にいた民間の船や . . . 本文を読む
今日は10・21国際反戦デーであり、1995年に8万人余を集めた県民大会が開かれた日でもある。当時コザ高校に勤めていて、高教組の分会として職場の人たちと参加したことを思い出す。生徒たちも個人や友人同士、あるいは家族と一緒にかなりの数が参加していた。
言うまでもなく、宜野湾海浜公園にそれだけの人が集まったのは、沖縄島北部で発生した3名の米兵による少女への暴行事件に対し、怒りと抗議の意思を示すため . . . 本文を読む
間があいてしまったが、「旧満州開拓団跡地を訪ねる旅」のつづき。
ホテル前を午前9時半に出発して北に向かう。マイクロバスの運転手のSさんが10秒に1回くらいクラクションをけたたましく鳴らしてバイクや乗用車、トラクターなどを追い越していき、チチハル市街地から約45キロメートル離れた臥牛吐地区に到着。64年前の沖縄の開拓団所在地で、『琉球資料 第四集 社会編1』(琉球政府文教局)には次のように記され . . . 本文を読む
14日の午後から「ティダの会」と「辺野古有志の会」が、辺野古新基地建設の撤回を求めて沖縄県知事への申し入れと社民党県連、民主党県連への要請行動を行った。
辺野古への新基地建設を撤回し、普天間基地の早期返還を実現するために、県外・国外移設を主張するよう県知事に求めた申し入れは、県庁6階の会議室で行われた。最初に「」ティダの会」の山城共同代表が申し入れ文書を読み上げ、対応した平良宗秀基地防災統括監 . . . 本文を読む
泡瀬干潟を埋め立て開発する東部開発事業への公金支出差し止めを求めた裁判の二審判決が15日に出た。今回も原告が勝訴し、河邉義典裁判長は〈調査費および人件費を除く一切の公金支出を差し止めた〉(沖縄タイムス09年10月15日付号外電子版)。
テレビのニュースは15日も埋め立て作業が行われていたことを報じていたが、仲井真知事や東門沖縄市長はこの判決を謙虚に受け止めて、即刻工事を止めるべきだし、上告して . . . 本文を読む
『嗚呼 満蒙開拓団』を最終日の最終回にやっと見ることができた。観客は残念ながら10名もいなかった。満蒙開拓団全体で27万人といわれる中で、沖縄からは〈成人(集団・集合・分散)移民が1000人前後、満蒙開拓青少年義勇軍が600人前後の送り出しにとどまった〉(『沖縄大百科事典』沖縄タイムス社刊)とされている。南洋群島やハワイ、北・中・南米への移民に比べて数が少ないせいもあるだろうが、それにしても関心 . . . 本文を読む
今日10月10日は65年前に沖縄が初めて米軍の大規模な空襲を受けた日である。マスコミは那覇の9割が灰燼に帰したことを中心に報道するので、その他の地域の実態は余り知られていないが、今帰仁も仲宗根の町や海軍の魚雷艇基地があった運天などが空襲の被害を受けている。
私の祖父母は当時仲宗根で散髪屋を営んでいた。朝、祖母が店の前を箒で掃いていると、イナブスモーの上の空(西の空で本部方向)に飛行機の編隊が見 . . . 本文を読む
10月3日に亡くなった平敷兼七氏の写真集である。あらためてページを繰ってみれば、平敷氏がカメラによって創造した独自の世界が広がっている。特に素晴らしいのが「渚の人々」を中心とした人物写真だ。78ページの「私にジュースをおごってくれた女性〈コザ中之町二〇〇五〉」はドストエフスキーの小説から抜け出てきたようであり、82ページの「美尻毛原(ビジュウルモウバル)の卒業生(沖縄で最初の養護学校の卒業生)〈 . . . 本文を読む
今帰仁の実家ではブーゲンビリアが満開になっている。壁の一部に這わせてあるのだが、父が植えてから30年くらいになるだろうか。生命力の強い木で、枝を切って簡単に挿し木ができるし、幹を切って丸太ん棒の状態で地面に植えても根付く。もっともこれは沖縄での話。
沖縄では一年中枝が伸びるので、刺のある枝を定期的に選定する作業は大変なもの。安易に壁や屋根に這わせるものではない。以前はこの紫のブーゲンビリアが多 . . . 本文を読む
最近は那覇で映画を見る機会がすっかり減ってしまったが、この映画はぜひみたいと思っている。上映日時は、
10月7日(水)~12日(月)
時間 11:00 / 13:30 / 16:00 / 18:30
会場はリウボウホールです。
多くの方に見てほしいので紹介します。
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新聞で写真家・平敷兼七さんの死を知る。昨日3日の午前に肺炎で亡くなったとのこと。まだ61歳だ。今帰仁出身でゆぬしまんちゅであり、『山羊の肺』のあとにどういう仕事をするか注目していたのに、残念でならない。冥福を祈りたい。 . . . 本文を読む