この3枚の写真は2016年3月29日に撮影された辺野古岬の風景だ。砂浜の奥にはグンバイヒルガオやアダン、カヤの茂みがあり、自然の海岸が残っていた。
2枚目の写真でフロートを越えているカヌーメンバーのそばにいる黒服の2人は米軍の警備員である。特に注意するわけでもなく様子を眺め、ビデオで撮影しているだけだ。3日後にカヌーメンバーが(私のことだが)拘束されるような緊張感はない。
こ . . . 本文を読む
写真は2014年9月4日の辺野古の海の風景である。今ではK1~K3護岸が造られ、この風景は失われてしまった。奥の砂浜も仮設道路が造られ、ウミガメが産卵に上がることもできなくなった。現在、K1~K4護岸の内側では防砂シートの設置作業が進められており、3月25日には土砂が投下されようとしている。風景が失われるだけでなく、この海そのものが失われようとしているのだ。
9日(土)は午前中、ティダの . . . 本文を読む
8日(金)は朝から雨模様で、天気が不安定なため海上での抗議行動は中止となったので、ゲート前に行って1回目の資材搬入に抗議する座り込みに参加した。各地域の島ぐるみ会議の皆さんがやってくるのは2回目以降なので、1回目は参加者が少ない。機動隊に短時間で排除されてしまったが、小雨が降るなか抵抗をつづけた。
午前9時までに現場に来られる人はぜひ1回目の座り込みにも参加してほしい。
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来る2月16日(土)に辺野古岬付近の海上で、現在進められているN4護岸の建設に反対する海上大行動が取り組まれる。詳しくは下記の「カヌーチーム・辺野古ぶる―」のブログを見てほしい。
https://henokoblue.wixsite.com/henokoblue
N4護岸はK8護岸につながり、辺野古岬と長島の間をふさぐ形で建設される。大浦湾から辺野古の海に流れる潮の通り道であり . . . 本文を読む
2月6日(水)は名護市安和区の琉球セメント桟橋で、土砂の積み込みに対する集中抗議行動が取り組まれた。土砂を積んだダンプカーの出入り口でデモをしたり、車を使って抗議している皆さんと連帯し、海上でもガット船(運搬船)に対して抗議行動を行った。
この日はカヌー16艇とゴムボート1隻で午前、午後と抗議を続けた。今週は雨が多いが、今日は天気がよくて助かった。琉球セメントの桟橋には第 . . . 本文を読む
5日(火)は旧正月で海上行動は休みとなった。実家に帰って仏壇に手を合わせ、初拝み(はちうがん)を行ったあと、先週の桜祭りのときに買ってあったオキナワセッコクとセイシカの植え付けを行った。
高江に連日通っていた頃は、森の中でサクラツツジの花を見るのが楽しみだった。先だっては大浦湾に面した崖の上にケラマツツジの赤い花が咲いているのを目にした。厳しい抗議行動の合間に森に咲く花を目にすると心が休まる . . . 本文を読む
4日(月)は朝から明け方から雨が降っていたため、海上での抗議行動は中止となった。午前9時20分頃、豊原の高台から辺野古側の工事の様子を見た。K4護岸では天端のコンクリートブロックを修復する作業と、護岸の内側の被覆ブロックの上に栗石を敷き詰める作業が行われていた。
敷き詰められた栗石の上に防砂シートが設置され、その上を根固め用袋材で覆っていく。この間、3月215日に土砂投入が予定さ . . . 本文を読む
2月2日(土)は朝、カヌー15艇で瀬嵩の浜を出発した。抗議船1隻とともに、この日は午前中、K9護岸とN4護岸の二手に分かれて抗議行動を展開した。
K9護岸ではいつものようにランプウェイ台船から土砂を陸揚げする作業が進められていた。朝の段階で積んだ土砂の量が多かったので、カヌーに乗って作業の様子を確認し、午前10時半頃からは近くの砂浜に移動して待機した。
その間、辺野古 . . . 本文を読む
2月に入った。1日(金)はカヌーによる行動はなく、抗議船2隻を出して海上から工事の状況を監視した。
辺野古岬のN4護岸は、海保に守られながら今日も砕石の投下が行われていた。すでに長さは50メートル近くになっているだろうか。以前はアダンの茂みがあった岬の破壊状況を目にすると胸が痛む。
これから護岸は海に伸びていく。クレーン車のもっこから投下される砕石は、ゲートから入る大 . . . 本文を読む