現在、映像展に向けて作業を進めていますが、今回の上映で一番時間がかかる作品は「この世は嘘で成り立ってます。」です。
この作品は2020年に制作され、ちょうどコロナの緊急事態宣言が発令される直前に撮り終えました。
スタッフは私1人で主に3人の役者を使ってます。
今回、この作品を全編にかけて修正をかける事となり、毎日少しづつ作業を進めてます。
特に修正しなければならない箇所は女性の耳についている大きなイヤリング。つけたり、外したりしています。
今までは目をつぶって、作品を発表してましたが、今回、思い切って修正する事にしました。
いわゆる専門的に言えば「バラ消し」です。
これまでの方法では1秒、24枚の画に1枚つづ加工をし、修正しなければなりませんでした。
もちろん、その様な作業はとても映像展では間に合いません。
そこで、ある動画ソフトを使って、イヤリングを削除して背景と同じ形にする新機能を発見しました。
最初にコツを掴むため、2、3時間かかりましたがその後、1発15分で完成する事ができました。
そうして、作業がサクサク進むと思ったのですが、15カット目になる現在、停滞しております。
設定を色々変えたり、AIをAIでなんとか騙せないか?などの手も加えてやっておりますが、結論を言えば、無理なものは無理、できないものはできないでしょう。
時間短縮のため事前に静止画加工ソフトで一回確認して、できるかできないか判断するのもいいと思います。
結局は完璧にうまくはいってませんが、イヤリングをつけるよりかはマシという決断で作業を進めています。
あわよくば、ソフトの設定がまだまだなので、映像展提出までにソフトがバージョンアップすることを願ってます。
とりあえず、作ったものを一度に集め、繋げてみて、どう思うかです。
がんばりますっ!
左耳に大きなイヤリングが付いてました。うまくいった方です。
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