シンAyumilky作業日記

趣味と言われながら本気で作成する男の日々の作業日記です。

「松永 歩の最低映像展2.0」に展示されるパネルの紹介②「非公開作品」

2024-10-20 13:29:24 | 展覧会

さて、2025年2月の23日(日)埼玉県川口市にある「第8電影」で開催される「松永 歩の最低映像展2.0」まで、あと4ヵ月ほどとなりました。

 

今回も映像展の内容を当日、展示されるパネルにて紹介します。

今回のパネルはオープニング映像の後、最初に上映される作品「非公開作品」でもある「滴聲の断片」。

当日は午後2時 25分頃から上映されます。5分間です。

 

フライヤーでは「非公開作品」と書かれて、「滴聲の断片」とはあえて銘打っておりません。

その理由とは?気になるところですが・・・申し訳ありません。

当日の映像展でもノーコメントで語ることはありません。舞台挨拶で察していただければと思います。ですので、ご想像にお任せします。

しかしながら、当日の展示されるパネルでははっきりと「滴聲の断片」と書かれ、以下の様な、パネルで飾られています。

文面は以下の内容です。

松永 歩の作品集① 

滴聲の断片 上映時間 5分 舞台映像 素材 Hi8

1997年 撮影

「神楽坂die praze」にて行われた「ダ ンスパフォーマンス蟲」の舞台を当日、 突如頼まれ撮影。

5年ほど経ち、編集 を開始。2年程かかり60分版を完成。

しかしながら、恩師の故・野村久康氏 から「説明的」だと 指摘されたのを きっかけに「創作的」 をテーマにして 5分版を再編集する。

同年9月、東京丸の内オフィス近郊で 開催された『東京コンペ#1』のビジ ュアルアート部門に入選。

東京駅前に ある丸ビルにて、1ヵ月近く展示され る。当時の審査員は、荒木経惟、束芋、 日比野克彦。

 

また、「第8電影」の支配人 岡本滉太様からは以下の解説を書いていただいてます。

支配人・岡本滉太の解説

「ダンスパフォーマンス蟲」の公演を捉えた 映像断片。

「舞台作品の映像化」では、ただ 単にそこで演じられているものを記録する だけでは意味がない。そこに「映像化する 必然性」を自ら振り出していく必要がある。

本作はダンスパフォーマンス蟲の妖しく幻 惑的なありようを、映像と音の意図的な不 和という映画的レトリックによって巧く表 現しているといえるだろう。

 

ちなみにこの作品のみ、現在のYouTubeでも確認ができます。現在の再生回数で5万5千回を越えてます。自分の作品としてはかなり異例です。

今回の映像展上映版では、YouTube版の映像と比べると気づく方はほとんどいないと思いますが、若干少し画面のノイズが消えています。

 

まずはこの作品から始まります。よろしくお願いします!

 

 



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