あずまクラブ(越前の守)です。正しい心の探究をします。

”人間は夢とロマンを持つから動物とは決定的に違う”から始めます。正しい心の探究です。

石原慎太郎氏の『日本よ』 古森義久

2012-06-09 00:28:16 | 日記

堕ちた天使 さんより転載です。

石原慎太郎氏がいいことを書いています。自国の領土に自国の国会議員を入れないという現象、自国の領土に灯台を作ってもいけないという理屈。いまの日本のおかしな点です。

<<【日本よ】石原慎太郎 尖閣について、さまざま>>


私は来る十一日に国会に参考人として呼ばれることになった。知事になって過去に一度、首都移転という馬鹿げた国家プロジェクトを潰すために出かけたが、 その甲斐あってか、当時の野党に委員長席を一つかまえてあたえるためともいわれていた委員会も消滅した。今回の招聘(しょうへい)もまた私から眺めれば遅きに失したものでしかないが、しかし私の他にどのような参考人を呼んで何を質(ただ)すのか今さらながら興味がないでもない。


是非とも あの、海上保安庁の巡視船に無謀な衝突を試みてきたシナの特殊船の船長を逮捕の後政府に無断で即座に釈放したとされている那覇地検の検事や、日本人有志の 努力で、過労で死者まで出して出来上がった灯台を「時期尚早」と称し、定期的に発光する建物が海図に記載されずにいる事での周辺を航行する船舶の人命の危 険も無視し、長い間認可せず海図に正式に載せさせなかった外務省の責任者も併せて喚問したらいい。


私は一昨年自民党の谷垣禎一総裁に超党派で尖閣諸島に議員を派遣し調査に乗り出したらどうかと建言し、谷垣氏は委員会に諮り理事会で承認されたのに、その 後一向に動きがないのに業を煮やして質したら、なんと国政調査権を持つ国会議員の尖閣視察の動きを封じるために政府は彼等を島に運ぶための保安庁の船の使用を禁じたそうな。これは一体誰の差し金だったのか、国民の一人として是非知りたいものだ。


シナは今年の春、日本の尖閣の実効支配を打ち破るためにさらに果敢な行動に出ると声明し、そのために必要な船舶等の機材も整えるといいはなった。日本の尖 閣の実効支配という表現も許せぬ話で、実効支配云々(うんぬん)の以前にあれらの島はもともと日本のれっきとした領土でありかつては人も住んでいた。そうした歴史的事実も認めずに「実効支配を打破」するとは、他人の家に本格的に強盗に入るぞという宣言で、それを聞いて緊張しない国民がいる訳はない。それに備えて戸締まりをしようというのが当然のことだろう。


一部のメディアは、筋が違う、東京がするべきことではない、都民の税金はあくまで都のためだけに使えと非難しているが、日本人である都民は誰も決して、自らの国家の主権が侵され民族の個性が剥奪されるのを望みはしまい。


国が何もしないからこそ、東京都が代わってでもあの島を公的に所有しようという試みに予想を超える多くの国民が呼応し、国民運動として諸島の購買を推進しようという正式のキャンペーンの以前にすでに膨大な献金が集まっているという事実に感激している。


東日本の大災害の折に見られたボランティアたちの献身と、今回の無名の方々からの望外な献金を見て改めて民族としての国家への熱い思いを感じさせられた。


添えられた手紙の中には、「我が家は貧しいが、家族三人して一人一万円を工面して送ります」といったものや、「自分の家は田舎で、都が指定している献金先のみずほ銀行がないのでバスに三十分乗って銀行のある町まで出向いて献金したが、不便な田舎に住む者たちのために是非、田舎にもあるゆうちょ銀行も指定して欲しい」とまであった。


それとは別にあるメディアの経済関係の幹部から奇妙な噂を伝えられた。最近、経済団体の幹部たちの間の密(ひそ)かな会話に、「我が社としては出来ないが、自分個人として密かに献金をした」そうな。それが嘘か本当か献金者の名前を調べればすぐにも分かる話で、そんな噂がことさら、一種の免罪符としてばら まかれているなら笑止な話だ。企業としては何に気兼ねしての話か。


尖閣諸島に関する歴代政府の驚くほどの無為無策は結局相手を増長させ、際限のない覇権主義をそそのかすものでしかなかった。私たちは今改めて、民族の個性、伝統を破壊され失わさせられた内モンゴルやチベット、ウイグルの悲劇を思いなおしてみるべきだろう。


そうした中央の政治の無為無策さは結局、敗戦の後一方的に押しつけられた占領遂行のための統治法としての「憲法」のかもしだしたトラウマで、「平和への熱 願」という支配者が押しつけ与えた新規な理念が、平和の毒として政治そのものを支配しきった結果に他なるまい。ガンジーが唱えた無抵抗主義がインドに何をしかもたらさなかったかを見てみるがいい。


個人的なことになるが、尖閣問題は私にとって深く長い因縁がある。私に関する人間関係の不思議な縁もからんで私がこの問題に体も張らなくてはならぬいきさつがある。それについては近く発刊される「文芸春秋」本誌の新月刊号に詳細に記したが、来る国会での審査の経緯について関心のある人たちには是非一読して もらいたい。


官僚が支配する現今の政治のあるがままにいる政党にうんざりして国会議員を辞めた私だが、その後知事に転じて今また尖閣諸島という国難に、このような形で関わりを持つようになったことに密かに宿命のようなものを感じている。


この今になって思い出す言葉がある。私が私淑した賀屋興宣さんが愛唱していたあの高名な彫刻家平櫛田中の、「俺がやらなきゃ、誰がやる。今やらなけりゃ、いつ出来る」だ。
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丹羽中国大使は“売国奴”か!“尖閣”購入批判の意味不明

2012-06-09 00:27:06 | 日記

丹羽宇一郎駐中国大使が、東京都による沖縄・尖閣諸島の購入を批判したことに、激しい批判がわき起こっている。政府見解と 180度違う主張を、英紙で披露した元商社マン大使に、処分を求める質問主意書も提出された。こうしたなか、在日中国公使が民主党議員に対し、「(尖閣諸 島を)核心的利益とは言ってない」と語ったことも明らかになった。

批判が沸騰しているのは、丹羽氏が7日付の英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで、都による尖閣購入計画について、「実行されれば日中関係に重大な危機をもたらす」と述べた件。

当事者である東京都の石原慎太郎知事は同日、「言わせておけばいい」と不快感を示し、民主党の前原誠司政調会長は「大使の職権を超えており、適切な発言で はない」と批判。自民党の佐藤正久参院議員は「越権行為であり、著しく国益を損なうと認識しているか」「本国に召還し、発言の事実及び真意を問いただし、 処分する考えはあるか」との質問主意書を政府に提出した。更迭論も浮上している。

これに対し、玄葉光一郎外相は8日午前、「(丹羽大使は)『大変申し訳ない。一切このようなコメントはしない』ということなので、現時点で私としては受け止めている」と述べ、処分する考えのないことを明らかにしたが、丹羽氏の対中姿勢には問題が多い。

丹羽氏は1939年、愛知県出身。名古屋大学を卒業し、伊藤忠商事に入社。社長や会長を歴任して、菅直人政権が2010年6月、民間人初の中国大使に抜擢 した。だが、同年9月発生の尖閣沖中国漁船衝突事件では、中国政府に早朝に呼び出されるなど軽く扱われた。対中ODAの打ち切りにも反対し、「外交官でな く商社マン」(永田町関係者)といわれ、大使館内で浮いた存在だという。

ちょうど7日、民主党の向山好一、高邑勉の両衆院議員が、中国大使館を訪れた。程永華中国大使が先月、日本の国会議員に「(世界ウイグル会議の開催は)日本自身の安全にも害がある」などと、恫喝じみた「抗議文」を送り付けた問題の説明を求めたのだ。

対応した韓強志公使は「自民党のごく一部の議員から抗議の文書が来た。添付した(チベットとウイグルに関する)資料の表現が固かったのかも。でも、大使の手紙は大丈夫(=問題ない)でしょう」と語った。

自民党は先月、安倍晋三元首相など議員44人が連名で、程大使に抗議文を郵送しており、「ごく一部」とはいえない。

さらに、中国がチベットやウイグルなどに使う「核心的利益」について説明するなかで、韓公使は「例の島(=尖閣諸島)の問題について、一度も核心的利益と言ったことはない。だからといって格別の意味はない。あくまで言葉遣いの1つだ」と語った。

日本人が尖閣問題で領土意識を高めていることを、中国は警戒しているのか。ともかく、歴史的事実や政府見解を無視する丹羽大使は、国益を大きく損なっている。 (安積明子と本紙取材班)


▼尖閣購入なら「重大危機」 丹羽駐中国大使が反対明言(産経新聞)

http://bit.ly/KU7BcL

 

▼丹羽中国大使、都の“尖閣”購入に反対!(ZAKZAK)

http://bit.ly/Lwt8DZ

 

▼官房長官:丹羽駐中国大使を注意 尖閣購入に反対表明で(毎日新聞)

http://bit.ly/McbA1o

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ウサギに長い耳あり

2012-06-09 00:25:07 | 日記

堕ちた天使 さんより転載です。

【くにのあとさき】  東京特派員・湯浅博                   産経新聞

思い返せば、あの政治家もこの政治家も訪中したとたんに中国女にコロリといかれた。彼女がどこの機関に属し、誰が尾行しているかも分からない。あとで「卑劣な脅迫」があるかもしれず。時には、週刊誌に下半身の弱さを暴かれ、頭を抱えることになる。

 ことが違っても、中国大使館元1等書記官のスパイ疑惑が取り沙汰されて、ドキリとした政治家が多かったのではないか。いや政治家だけでなく、「女・カネ・中国の醜聞」と書かれた新聞社幹部もいたから、メディアも心しなければならない。

 決して忘れてならないのは、中国で情報機関に狙われた在上海日本総領事館の電信官のことである。40代の男性職員は2004年5月に、「国を売ることはできない」との悲痛な叫びを遺書に残して命を絶った。弱みを握られ機密情報の提供を強要された悲惨な事件だった。

 強権国家の情報機関は、1つの組織で対外情報と国内情報の両方の機能を併せ持っている。中国の国家安全部はじめ、旧ソ連のKGB、朴大統領時代の韓国KCIAなど、怖い公安機能も持つから容赦がない。

 長年、日本に潜伏して活動する工作員を「スリーパー」という。愛想がよくて能力があり、信用度が高くなければなら ない。日本には機密保護法がなくて刑罰が軽いから、彼らスパイたちの天国である。あの阪神大震災の被災地のがれきの中から、某国スリーパーのものとみられ る迫撃砲が発見されたとの報道が2007年1月にあった。


 情報収集機能という面では、理工系の外国人研究者や留学生にも重要な役回りがある。彼らは日本の先端技術を手にして、合法的に帰国する。母国で欧米留学組の大学院生の技術と合流して、世界最強の技術が誕生するかもしれない。

まして、中国は世界に冠たるコピー大国である。中国の高速鉄道は、先頭部分が日本の新幹線技術からなり、ドイツ、フランス、カナダからの技術を合体させて「自主開発」と称している。これを途上国に売り込んでいるから恥も外聞もない。

 日本国内では、情報機関の浸透や安易な技術移転を阻止すべきであることはいうまでもない。同時に、日本という攻撃力のないウサギこそ、敵の意図や動向を察知する「長い耳」が必要ではないか。

 民主国家にも、英国に首相直結の秘密情報部SIS(MI6)があり、敗戦国のドイツでさえ対外情報機関BNDを持つ。脆弱(ぜいじゃく)な軍事力を補完するために、的確な情報力は欠かせないからだ。

 戦後日本をつくった吉田茂首相は、米国に影響力を持ち続けた英国モデルを考えた。「軽武装・経済優先」が軸だとし ても、強力な対外情報局をつくって国家の安全保障を確保しようとした。だが、吉田の情報局構想は、首相に権限が集まることを恐れた政敵にじゃまされ、野党 の「戦前に逆戻りさせるのか」との非難の前に潰された。わずかに首相直属組織としては、小ぶりな内閣情報調査室に封じ込められた。


 以来、独立した対外情報局をつくる動きは後退する。自民党政権末期に、元官房長官の町村信孝氏を座長に情報機能強化策の報告書がつくられた。これも民主党政権に移行したとたんに棚上げされた。独自情報なしに、独自外交はあり得ないのに、ウサギの耳は折られたままだ。
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これぞ朝鮮民族的思考回路の真髄。「証拠は無いが事実だと断定できる!」

2012-06-09 00:22:06 | 日記

欄月の勉強部屋 より転載です。

ちょっと昔の記事ですが、たまたま拾ったので紹介します。


【日本軍が朝鮮人の人肉を食べた? 韓国では「絶対に許せない!」】


>生存者の証言によると、当時日本軍が飢餓に苦しんでいる朝鮮人たちに「鯨肉」を食べさせたが、数日後に近所の無人島で肉が残酷にえぐられた朝鮮人たちの死体が発見されたという。


つまり、日本軍は「鯨の肉だ」と言って食料を与えたが、それが朝鮮人の人肉だったと。
で、美味しそうに食べる朝鮮人を見て、日本軍は「共食いしてやがる、バカめ」とニヤニヤしていたと。
そう、彼等は主張している訳ですが。


正直、そんな発想できるのは朝鮮人だけですわ(笑)。


日本にそんな文化がある筈もない。


どうも朝鮮人というのは、「自分達にそーゆー残虐な文化がある」→「他所にだって必ずある筈だ!」的な決め付けでモノを言うから困る。


例えば、日本の山奥で、ズタズタに引き裂かれて食い散らかされた死体が見つかったら。


日本人「クマにでもやられたのかな?」


となる。
まず誰も、「人に食われたのかな?」とはならない。
というのは、もうそもそも、そういう文化がないからです。そういう発想自体が存在しないからです。


朝鮮の食人文化を、日本にまで押し付けないで下さい。キモいので。





まぁ、そうは言っても、日本の長い歴史の中で、人肉を食べた事例が皆無だったか?
と言われたら、まぁフェアにいって「日本人が人肉を食べたことがゼロである」とは、私は断言できませぬ。
それは、どうやっても証明のしようがないからです。


今までの日本人の中で、人肉を「食べた」という事実は、”証拠さえあれば”証明できる。
しかし、「大半の日本人は、人肉を食べなかった」ということを証明するのは、極めて困難です。


これがいわゆる「悪魔の証明」というやつです。
朝鮮系の言いがかりに多く用いられるので、必ず覚えておきましょう(笑)。



ちなみに「悪魔の証明」とは。


「お前は悪魔か?」

「いいえ違います」

「じゃあ悪魔ではないということを証明してみせなさい」

「どうやって?(汗)」

「証明できないのか!貴様は悪魔に違いないニダ!」



みたいなことを言います。
最後にちょっと特徴的な口調が見えましたが、気にしないで下さい。



話を戻します。



日本軍が「人肉を食わせなかった」ということは、証明のしようがありません。
当時の献立表とその主成分とかが記録されてて、それに虚偽がなく、そこに「原材料:朝鮮人の肉」って書いてあれば話は別ですが(笑)。


しかしそもそも、こういった場合、立証責任というのは訴える側にあります。


今回の事例ではどうかというと。


>「抵抗事件の発端になった『日本軍の人肉食用事件』は実質的な証拠はないが、状況資料と証言を元に事実だと判断できる」と説明。

>「実質的な証拠はないが、状況資料と証言を元に事実だと判断できる」と説明。

>「実質的な証拠はない」



では、証拠をお待ちしております(笑)。


事実だと判明すれば、朝鮮は謝罪と賠償を求めればよろしいし、日本もまた謝罪し賠償をすべきでしょう。
しかし、証拠が出てこないことには、罪を認定できませぬ。


確定的でない罪に関して、こちらが謝罪する必要もないし、朝鮮の方々が憤るのも拙速である訳です。いわゆる「早とちり」ね。


しかし、どうもこんな当たり前のことさえ、韓国の方は理解ができないらしい。


>韓国のネットユーザーらは「本当に衝撃的だ。言葉が出てこない」「過去の歴史は許すものの、忘れてはならない」「心底から許せない国があるならばそれが日本だ」などの反応を見せている。


枕詞に「事実ならば」が付いていれば、正しいのですが(笑)。
許せないだの衝撃的だのと、それだけを本気で言ってるとしたら、アホの極みですねぇ。
事実かどうかも分からないことにいちいちキレてて、人生楽しいのかなぁ(笑)。
というか、


事実かどうか確かめもせずにキレてる自分を恥ずかしいと思いませんか(笑)。


日本国民は、民主党政権やマスコミの横暴のお陰で、ようやくその恥ずかしさに気付き始めてきましたが。
朝鮮系の方々は、どうなんでしょうね。骨の髄に染み付いているんでしょうか。

そんなことはない、と私は思う訳です。
何故なら、私の知友に、極めてフェアな韓国人が実際にいるからです。



こんな三流ゴシップに踊らされて反日を叫んでないで、調べることと、客観的に分析することを、このキレてる方々にはお勧めしたいですね。


証拠は無いが、事実だと断定できる」


こんなものを鵜呑みにして反日を叫ぶことの恥ずかしさを、知るべきです。




あぁ、ちなみに。


このトンデモ仮説を胸張って主張しているのは、民間じゃなくて国家機関ね(笑)。


反日の理由が、正体が、どこにあるか。
そろそろ気付いた方がいいですよ?反日韓国人さん達(笑)。

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サンケイビズー自衛隊を「軍隊」とする解釈改憲を急げ

2012-06-09 00:11:46 | 日記

サンケイビズー

自衛隊を「軍隊」とする解釈改憲を急げ

【ついき秀学の未来への決断】 (3/1~3ページ)

2012.6.8  一部転載

□幸福実現党党首

 −−尖閣諸島問題や世界ウイグル会議をめぐって中国が
強硬な抗議をしてきました

 民主党政権の外交・安全保障政策についてわれわれは、全く
考え方がなっていないと申し上げてきましたが、足元の対応を
見れば若干は改善したかな、という感じです。先月日本で開催
された世界ウイグル会議に関しては、事前に中国側から圧力が
かかっていたようですが、日本政府はギリギリのタイミングで
ラビア・カーディル議長へビザを発給しました。

 日中首脳会談で尖閣諸島問題を提起されたときも、
野田佳彦首相は「中国の海洋活動の活発化が日本国民の感情を
刺激している」と打ち返しています。われわれがかねて主張
している防衛費の増額についても、玄葉光一郎外務大臣が増額が
必要だと言い始めました。
今回の内閣改造で防衛相に安全保障専門家の森本敏氏を起用
したのも、それなりの評価はできます。

 ただ、見逃してはならないのは、尖閣諸島について、中国が
「核心的利益」と言い出したことです。これは大きな節目だと
思います。中国は従来、台湾やチベット、ウイグルについては、
体制維持に関わる核心的利益と言っていましたが、尖閣に
ついてはそうではなかったのです。


 −−どういう意味を持つのですか

 核心的利益だということは、国益を守るためには武力行使も辞さ
ないということです。中国が尖閣を武力占拠する場合、軍事作戦上、
尖閣だけを占拠してこれを維持するのは極めて難しい。

尖閣は小さい島ですから、海上自衛隊が出動、兵站を断ち切って
孤立させてしまえば取り返すことが可能です。ですから、中国は
周辺の石垣島や宮古島など、先島諸島の占領と軍事拠点化も考える
はずです。尖閣が核心的利益だということは、先島諸島も獲るよ
と言っているのに等しいと、解するべきなのです。


それに対して日本の防衛態勢はどうなのか。自衛隊の配置や装備
の問題もありますが、それはさておいても大きな問題なのは、
法制度が防衛の実態に即していないという点です。

今のままでは侵略に対して自衛隊が対応できるか、非常に厳しい
と言わざるを得ません。仮に民間人を装った多数の兵士が尖閣に
上陸したとして、自衛隊が現地に到着したところで、
それだけでは何も動けず、侵略者を排除できません。

首相が武力攻撃事態と認めて「防衛出動」を発令しない限り、
物理的にすぐ近くにいても自衛隊からは手が出せないのです
(攻撃されれば正当防衛は可能)。

 自衛隊の行動は自衛隊法などによってその根拠が示される、
いわゆるポジティブ・リストで規定されています。

つまり、やっていいことが法律で示されていて、それ以外の
行動は許されません。
一方、海外の軍隊は普通ネガティブ・リストになっていて、
国際法の枠内であれば、禁止されていること以外は何をやっても
いいことになっています。何が起きるか分からない第一線の現場で、
法律で決められたことしかできないようでは突発事態に対して
機動的に対応できるはずがありません。


−−ポジ・リストは、自衛隊の成り立ちが影響しているのでしょうか

 

自衛隊の起源は、警察予備隊から始まっています。

ですから、やってよいことを一個一個法律で決めないと何も
できない警察同様の扱いとされ、国際法的に見れば軍隊で
ありながら国内法的には通常の軍隊ではないという変てこな
ことになったのです。このポジ・リストを、早くネガ・リストに
変えないといけないのですが、

そこで阻害要因になっているのが憲法9条です。
政府は9条について、軍隊は持てず交戦権も
認められないけれど、自衛権は否定されていないので
自衛のための実力組織である自衛隊は保持できるという
複雑怪奇な解釈をしています


続きー http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120608/mca1206080501002-n3.htm

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「ファイナル・ジャッジメント」に込めた意味

2012-06-09 00:10:12 | 日記

理想国家日本の条件 さんより転載です。

「ファイナル・ジャッジメント」に込めた意味

宗教映画ではない、アクション映画でもない。。
映画についていろいろな、感想があるようですが、

メッセージが込められている、それが後になってわかる。。
その程度でもいいと思っています。


それに、「最後の審判」的な意味も含まれているのなら、
多くの方に見ていただきたい。
意外な反応をされる方もいらっしゃるようです。

    

以前も書きましたが、

前回の津波のシーンのある映画「仏陀再誕」。。

鑑賞券を送ったけど、行かなかった親族の家が、

津波で、土台から流されてしまい、跡形もありません。

見ておいて欲しかったな・・。それでも、

町は消え、ご近所の方々は、誰も助からなかったそうですが、

親族だけは、偶然に助かっています。

 

    今度は、行っていただけるようです。

          

リバティ記事から抜粋↓

http://www.the-liberty.com/fj/planners/427/

大川真輝  かなり根本的な質問になるのですが、
「ファイナル・ジャッジメント」を映画の題名にした
意味を教えてください。


大川宏洋 これは、もともと、映画の企画を考えていた段階で、


     大川総裁から頂いた言葉です。

「ファイナル・ジャッジメント」という言葉を日本語に直訳すると、
「最後の審判」的な意味に取られてしまうことが多いと思うんです。
まあ、もちろん、これを、「神々が審判を下して、天国と地獄を分ける」
というような意味に取る考え方もありますね。

でも、この作品の持つ意味は、それだけではないんです。
この作品には、「正しい価値観を示すことによって、正邪を分ける」
というところもありますが、それにプラスして、
「その正しい価値観でもって、間違った価値観に染まった方々を
救っていくんだ」という意志も込めているんです。

つまり、この「ファイナル・ジャッジメント」は、一般的に
言われている「最後の審判」という意味よりも、もう一つ大きな
概念を示している。「真理による救済」というところまで掘り下げて
描いているんですね。それが根本理念としてあります。


この映画は単なるフィクションではない


大川真輝 「ファイナル・ジャッジメント」という映画を宣伝して
いくに当たっては、「どのようなかたちで宣伝すれば、いろいろな
方々に知ってもらえる」とお考えですか。

大川宏洋 やはり、この映画の最大の魅力は、
「映画に描かれていることが実際に起こるかもしれない。
本当に起こる可能性がかなり高い」というところです。
ここが、いちばん大きなポイントです。

それで、場所の設定も、渋谷など、私たち東京に住んでいる者には、
なじみの深い所になっています。
「日常の景色が、本当に荒れ果てたものに変わってしまう可能性は、
非常に高いのだ」ということを、臨場感をもって観て
いただければと思います。

そして、「これはフィクションではなく、本当に
起こる可能性があるのだ」ということを伝えていければ、
この映画を観てくださったみなさんが、危機意識を持つとともに、
「やはり、こんな未来にしてはいけない」という決意を固める
こともできるのではないかなと思うんですね。

 

1−http://www.the-liberty.com/fj/planners/38/
2−http://www.the-liberty.com/fj/planners/105/

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【閣僚の更迭だけでは済まされない機密情報の漏えい】

2012-06-09 00:07:18 | 日記

理想国家日本の条件 さんより転載です。

高木 よしあき氏、ブログ転載

2012/06/06

6月4日、野田首相は内閣改造を行い、参議院で問責決議を
受けていた防衛相と国土交通相など5閣僚を交代する人事を
行いました。

防衛問題について素人同然で、しかも親中派とされる田中氏の
交代や、公職選挙法違反の疑いのある前田氏の交代は、当然で
あるとの声が聞かれますが、在日中国大使館一等書記官への
機密情報漏えい疑惑がもたれている鹿野農水相も今回の人事で
交代しました。
この機密情報漏えい疑惑に関連しては、農林副大臣も事実上の
引責辞任で交代しました。

野田政権は、機密情報漏えい疑惑に関する野党からの追及を、
今回の人事で少しでもかわしたい思惑があるようですが、今回の
機密情報漏えい疑惑で改めて認識させられたことは、日本に
「スパイ防止法」がないことの不合理です。

今回の機密情報漏えい疑惑では、民主党の鹿野氏のグループに
属する衆院議員の当時の公設秘書が代表を務める協議会が、
問題の一等書記官と深いつながりを持っており、この代表を通じて
機密性が最も高いレベルのものを含む農水省の内部資料が流出
していたようです(※)。

こうした国益を大きく損ねる情報を漏らした恐れがある事件で
あっても、現在、日本国内ではそれを取り締まる十分な法律が
整備されておらず、改正外為法や改正不正競争防止法では限界が
あり、窃盗罪など他の法律で取り締まらなければならない状況です。


スパイ防止法が整備されていない日本は、国際的にみても非常識
です。政府は早急にスパイ防止法を整備して、防衛と外交に関する
国家機密を守ると共に、他国に悪を侵させないという強い姿勢を
示すべきではないでしょうか。

※5月30日付読売新聞

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