あずまクラブ(越前の守)です。正しい心の探究をします。

”人間は夢とロマンを持つから動物とは決定的に違う”から始めます。正しい心の探究です。

えっ!?東京新聞に政府と中国の密約を破り尖閣に上陸したトクマ氏が・・!

2012-11-07 09:17:55 | 日記

危機に立つ日本 さんより転載です。

大川総裁とツーショットでなんと2面に広告が掲載されています!!
左翼新聞で有名な東京新聞ですが、広告では掲載するのですね!!

「『政府が買って国有化すれば、上陸もしないし、何もつくらない。
そのままの状態で置いておく』ということを、外務省が中国と
密約して国有化を進めたはずです。その”首相の密約”を、トクマさんが
破ってしまったわけです。」




それにしてもインパクトのある広告です!!
いよいよです!!


尖閣に上陸した大和魂ロッカー - トクマ 特設ページ

中国本土で反日デモの嵐が吹き荒れる中、1万隻もの漁業監視船及び漁船が尖閣諸島に向かったとの報が日本に届く─。

そんな時代の大きな節目の9月18日。ふたりの日本人が尖閣諸島の魚釣島に上陸した。そのひとりがロックミュージシャンのトクマである。

その日、その場所に確かに日本人はそこにいた。尖閣の領有を既成事実化するために迫り来る大量の中国の漁船、波高くサメが徘徊する海に飛び込んだ憂国の士の軌跡をまとめてみた

番外編

愛国心がないと国は守れない!


ミュージシャン/幸福実現党員

トクマ(TOKMA)

(とくま)1966年生まれ。東京都出身。青山学院大学経済学部卒業。在学中にバンド活動を開始し、2009年にザック・ワイルド(オジー・オズボーン) が参加したシングル「LOVE」、2012年10月にタワーレコードより「Get Your Freedom!!」を発売。

9月18日に、国有化後、日本人として初めて尖閣諸島の魚釣島に上陸。その後、軽犯罪法違反の疑いで書類送検されたTOKMA氏に、今の思いを聞いた。

 2年前の尖閣沖漁船衝突事件で、中国人船長が釈放されたとき、「日本は"戦争"に負けた」っていう強烈な敗北感で、一時、魂が抜けたようになってた。周りの仲間は冷静だったけど、自分でもびっくりするぐらいショックだった。

 中国船はそれ以降も頻繁に日本の領海に侵入してるのに、民主党政権は「遺憾です」ばっかり。8月に香港の活動家が尖閣に上陸したけど、この状況に多くの 日本人は慣れちゃっている。だから、「ここは一発かましてやらないといけない」という気持ちがあった。それが今回の尖閣上陸につながった。

弱腰の政治家に言うべきは「正しい歴史を勉強しろ!」

 ただ、今の政治家たちに、「弱腰外交はやめろ」と言っても無駄かもしれない。日本の歴史教育で、「日本は悪い国だった」「俺たちの爺ちゃんはA級戦犯だ」って左翼思想に蝕まれてる。僕も、最近になってやっと従軍慰安婦や南京大虐殺がでっち上げで、当時の日本人はとても立派だったことに気づいた。

 自虐史観に蝕まれている政治家たちが弱腰になるのは当たり前。真の愛国心がないから、弱腰外交になるんだよね。自分の国が好きじゃないと、国を守ることなんてできない。

 日本男児に「草食系」が増えてるなんて言うけど、実際に増えてるのはその草食系に食べられちゃう「草」だよ。

 そういう意味では、中国も韓国もロシアも北朝鮮も一方的に悪いとは言えない。一番悪いのは、悪を放置し、助長し、隙を見せている日本人。侵略されるよう に自分たちで引き寄せてる。だから、政治家に言うべきなのは「弱腰外交はやめろ」じゃなくて、「もっと正しい歴史を勉強しろ!」だよね。

歌を通して日本人の愛国心をアップさせたい

 野田首相に聞きたいのは、なぜ、尖閣に不法上陸した香港の活動家たちを無罪放免にしたのかってこと。かたや日本人の僕は、尖閣の鉄塔に新しい日の丸をくくり付けて、慰霊碑の周辺を掃除して、鎮魂歌を歌って、それで書類送検。これ、どこの国の話ですか? 魚釣島にはたくさんのペットボトルが流れ着いていたけど、野田首相はそれを掃除することを「最後の大仕事」にすればいい。かわいい実効支配じゃない?

 尖閣上陸について謝るつもりはないし、今後、罰金とか科料とか払えって言われても払うつもりはない。もし裁判になっても戦う。最高裁に"上陸"して、持ち歌の「愛国無罪」を歌っちゃおうかな。

 僕はこれから歌を通して日本人の愛国心をアップさせていきたい。そして、一党独裁の中国にも風穴を開けて、閉じられた世界から人々を解放して、自由の風を吹かせたい。

(談)

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人権救済法案は在日政権が作るから、日本人は逮捕される。

2012-11-07 00:45:32 | 日記

在日か?、朝鮮人か?と問うだけで差別を言われ、逮捕される法案です

区別と差別の分からない被害妄想の在日政権ですから

無理にでも通そうとしている、日本人にとって危険な法です。

絶対に成立させては行けません。

 

産経ニュースより

人権救済法案、法相「最優先に取組む課題」

 新たな人権侵害救済機関「人権委員会」を法務省の外局に設置する法案(人権救済法案)について、滝実法相は6日の会見で、「最優先に取り組んでいかなければならない課題だ」と述べ、成立を任期中の最優先課題とする姿勢を示した。

 同法案は国会閉会中の9月19日に閣議決定されており、政府は今国会で提出を目指している。滝法相は会見で「政権交代以来3年にわたり法案を用意し、ようやく党内をとりまとめ閣議決定までこぎつけた」と強調した。

 同法案では、人権委が政府から独立した権限を持つ「三条委員会」として設置され、調査で人権侵害を認めれば、告発、調停、仲裁などの措置を取る。ただ、人権侵害の定義が曖昧で、逆に新たな権利侵害が生じるなどの批判が出ている。

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田中真紀子文部科学大臣には「競争原理」が分かっていない。

2012-11-07 00:38:03 | 日記

田中真紀子文部科学大臣には

「競争原理」が分かっていない。

      

 [2012年11月06日(Tue)] こぶな将人氏 ブログ転載


先般、教育界に激震が走りました。

以下、ネット記事転載いたします。

田中文科相:3大学の新設認めず…審議会の答申覆す

毎日新聞 2012年11月02日 12時36分
(最終更新 11月02日 14時08分)

田中真紀子文部科学相は2日、閣議後の記者会見で
「大学設置認可の在り方を抜本的に見直す」と述べ、認可を
厳格化する方針を示した。また、大学設置・学校法人審議会が
1日に来春の開学認可を答申していた秋田公立美術大、
札幌保健医療大、岡崎女子大(愛知県)の3件の4年制大学を
不認可とした。文科相が審議会答申を覆したのは、省内に資料が残る
30年間で初めてで、極めて異例の判断。

 

以上、転載終了します。

私は、先日のブログで、原発再稼動を推進する立場から
田中真紀子氏支持を表明をしておりましたが、今回の記事をきる限り、
支持を撤回したいと思います。

今回の田中氏の開学不認可の理由が「大学が多すぎると、
質が低下するから」というものでありました。おそらく、
田中氏の頭の中には、今年、大きな問題になった
「堀越学園(創造学園大学)」事が頭にあったのかも知れません。

ここは、あの「ノリピー」が在学していたことでも知られて
いますが、大変ずさんな経営で、今年、解散命令が出されています。

今回、不認可となった三大学は、すでに審議会の審議も是と
されています。7ヶ月間、厳格な審査を通った後に、いわば
形式的な形で認可にいたるものであったはずなのですが、ここで
「政治主導」を発揮した田中大臣の見識はまったく理解できません。

一時は、支持を表明いたしましたが、ここまで分からない方
とは思いませんでした。

教育の質を向上させるためには、競争が必要です。

その証拠に塾は、何ら行政の保護なく激烈な競争にさらされて
います。その中で、塾の先生方も成績が好くなれば、よい待遇を
受けますし、悪ければ悪いなりの立場になります。

ゆえに、本当に教育の質の向上をあげたいのであれば逆にどんどん
新規の大学を認可すべきなのです。そうした中での淘汰もやむなし
ではないでしょうか。今回の判断は、逆に正しい競争を阻害するもの
であり、本当に学生のことを考えた判断ではないと思います。

まさかここで、スタンドプレーに及ぶとは思いませんでした。

野田内閣の支持率は、20%程度との事でしたが、もはや事ここに
至った以上、少なくとも、田中文科大臣の更迭、野田内閣には、
退場を求めたいと思います。

ニュースでは、行政訴訟になれば文科省は、敗訴の可能性が高い
との事ですが、当然のことでしょう。

今年の4月に入学予定の学生さんから
したら、まったく詐欺にあったようなものです。

これは、決して許してはいけないことです。

 

転載、させていただいた記事です
http://blog.canpan.info/kobuna/archive/1104

 

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東北・日本の生気を奪う「原発ゼロ・強制移

2012-11-07 00:30:25 | 日記

[HRPニュースファイル448] 転載

2012年11月5日

冬を前に節電や電力不足を報じるニュースが増えています。

北海道では泊原発が停止中のため今冬は数値目標付き
節電の導入がされる見込みです。
(11/2 日経「今冬の節電、北海道で7%以上関係閣僚会議で決定」)

しかし、冬の北海道では暖房や融雪のため大量の電力が必要です。
夏のように冷房を少し我慢すれば済むのとは異なり、電力不足や
節電要請は即、生命の危機や交通機関の危険をもたらします。

毎年200万人以上が訪れる「さっぽろ雪まつり」などへの影響
も懸念されており、観光業含めた地元経済界への打撃は深刻で、
まさに脱原発が北海道の生気を奪っています。
(11/3 産経「冬の北海道、節電余地は限定的 経済活動への影響懸念」)

現在、日本で唯一稼働中の原発は、関西電力の大飯原発(福井県)
ですが、ここも敷地内にある断層が活断層かどうか原子力規制委員会
で議論されており、万が一運転停止となる場合は、関西圏においても
冬の電力需要計画の前提が崩れ、節電および電気料金の値上げ幅の
拡大で、経済への影響は計り知れません。

確かに危険性のある原発はしっかりと安全対策をすべきですが、
大飯原発については一旦、既に安全が確認された後に、また
議論が蒸し返されています。

さらに言えば、運転の可否について法的な決定権がない
原子力規制委の議論をここまで話題にして、政府も踏襲を示唆
しているのは「運転停止ありき」で進めようとする勢力の存在を感じます。

経団連が8月に発表した2030年時点の原発依存度に関する主要業界団体
へのアンケートによると、原発ゼロなら100%利益は減り、雇用も
96%は減ると回答していることが分かりました。
(8/13 産経「原発ゼロなら利益、雇用、生産とも減少経団連が
主要業界団体に緊急調査」)

また、このまま九州電力管内の原発再稼働が無ければ、優良企業
であった九州電力が倒産し、九州の電力供給が途絶えます。

(11/3 産経「電気料金2倍、10%上げでも九電『倒産』の危機去らず」)


原発ゼロをあくまで推進しようとする民主党政権は、まるで
日本衰退を好んでいるかのようです。

これは、東北・福島の現状を見るにつけ、その確信を
いっそう強くいたします。

7月に東京電力は、昨年の福島第一原発事故で避難指示区域に
宅地や建物を持つ被災者への賠償基準を発表しました。

それによれば、例えば政府発表の「帰還困難区域」の場合、
宅地は事故時の固定資産税評価額全額、建物も原則全額、家具家電
など家財は家族構成に応じて最低325万円、精神的被害への賠償も
5年分として一人600万円を払うというもの。

東電の試算によると、大人3人と子供2人では、なんと
6000万円を超えるケースもあるといいます。

さらには避難指示がなかった地域を含めた福島県内23市町村の
住民に対しても(対象約150万人)、子供と妊婦は一人60万円
(自主避難した場合)か40万円(避難しなかった場合)、それ以外の
大人は一人8万円を支払うことが決まり、開始されています。

さらにこれは福島だけでなく、隣接する宮城県の丸森町でも
子供と妊婦へ一人20万円支給が決まり、ほか風評被害を受けたからと
賠償を新たに求める農業・漁業生産者の声もあります。

確かに、表面的には被災した方々は被害者かもしれませんが、
ここまで賠償金漬けにされた結果、本来は働けるのに働かずに
パチンコに明け暮れる方もいると聞きます。
まさにお金の力で東北の生気・自助努力の精神を奪っていると
しか見えません。

それに、こうした賠償責任すべてが東電に求められていることも
非常に違和感があります。

なぜなら、福島第一原発事故による放射線被害による死者はゼロ
であり、自殺者や移動中の病気悪化で実際に出た死者や家畜・家屋の
被害は、放射線ではなく「強制避難」が原因であり、その指示は
政府(当時の菅首相)が出したものだからです。

また、「原子力損害賠償法」では、「異常に巨大な天災地変」が
原因で生じた原子力損害に関しては、原子力事業者の責任を免除し、
国が責任を負うとされており、法的にも、実は今回の東電による
賠償は必要ないものとなります。

さらには、今回の賠償の基準として使われた「避難区域」に
ついても、例えば今後最低5年間は帰宅できない地域として
年間50ミリシーベルト以上換算の地域を「帰還困難区域」と政府は
決めましたが、放射線防護学の高田教授など専門家によれば、
政府の試算した数値は大気中や土壌中の数値であって個々人の線量
ではありません。

実際に高田教授が半径20キロ圏内で測定した結果、個人線量は
年間20ミリシーベルト未満であり、あれだけ高額の賠償金を
支払われる「帰還困難区域」でも、健康被害は起きないと断定
されています。

そしてまた、福島県民や一部宮城県県民から生気を奪う高額の
賠償金は、直接的には電気料金の値上げとして東電管内の消費者
にしわ寄せされたり、資本注入された日本全国民の税金が使われています。

したがって、政府は原発ゼロ方針を撤回し、必要かつ安全な原発の
再稼働をすぐに決断すべきですし、福島県民に強いている科学的根拠
のない強制移住をやめ、法的根拠もなく東電に強いている多額の
賠償支払いを見直し、そして東北人が自助努力で本当の復興を成し
遂げられる支援をこそ行うべきです。

福島第一原発事故の最大の責任は、東電ではなく、世紀の誤った
判断をして福島県民を苦しめている菅元首相、および現在もその
方針を踏襲する野田首相以下、民主党政権、そして報道を通じて
嘘を広げたマスコミにあります。

こうしたことを踏まえ、私たち東北人は11月9日(金)、首相官邸まで
行き、東北の立場から「原発推進」の声を上げます。
首都圏の方も是非、ご参加ご支援頂けましたら幸いです。

(文責・宮城県第4区支部長 村上善昭)

【東北復興のための原発を推進する運動】
(幸福実現党福島・山形・宮城県本部主催)

11月9日(金)国会記者会館前に14時集合。
シュプレヒコール・内閣府陳情・「尖閣上陸ロッカー」TOKMAも出演!

15:30~ 経産省前にて原発再稼働を求める街宣活動(16時終了予定)

 執筆者:村上 よしあき (9)
宮城県本部第4区支部長

公式サイト: http://ameblo.jp/yocchi-mura/

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映画『神秘の法』が、第85回アカデミー賞審査対象作品にエントリーされた理由

2012-11-07 00:29:23 | 日記

幸福実現党観察日記 さんより転載です。

 つくづく、話題に事欠かない団体である。
 幸福の科学製作で、現在上映中のアニメ映画、「神秘の法」が、第85回アカデミー賞長編アニメ賞の審査対象作品にノミネートされた。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/121103/ent12110318410009-n1.htm
 驚いたのはアニメファンだろう。
 「カルト映画」だと思って、ノーマークだったアニメが、今年のそうそうたるアニメ映画全てをさしおいて、ジプリのコクリコ坂と並んで、日本から、2作品のみのエントリーに入ったという。
 とくに、ミステリ・SF・アニメファンの頭の中には、「と学会」などの活動によって、『幸福の科学はカルト』という図式が確固として出来上がっているは ずであるから、この結果に、「そんなばかな!」と叫んでいる人も多かろう。(……実社会では企業のトップとか政治家などは、実際に幸福の科学の本を読んで 役に立つことを納得しているので、そうでもないのだが) みなさんの心中の混乱、お察し申し上げる。

 実際、この話には管理人も驚いた。
 管理人は、映画・テレビシリーズあわせて年間20タイトル程度 ( この数が多いか少ないかよく分からないが) のアニメを見ている。アニメに限らなければ、映画館で年間30本近く映画を見ている。
 その自分が、個人の好みとは別に、今年のアニメ映画トップ2を選べといわれたら、「おおかみこどもの雨と雪」「魔法少女まどかマギカ」を選ぶ。(前者に 関しては言うまでもないほど有名。後者は、前後編合わせて四時間の大作にも関わらず、アメリカ封切りののち、一館あたりの興行収入で、全米第二位となった。この知らせは、日本人としても、ニコニコ動画無料配信以来の「まどマギ」視聴者としても嬉しい限りだ)
 にもかかわらず、それを抑えて、アカデミー賞にエントリーされたのは「神秘の法」と「コクリコ坂」だったのだ。

 なぜこの2本なのか……。
 思うに、アカデミー賞アニメ部門のエントリー基準というのは、「映画として世界中の大人が見て面白い」という点にあるのではなかろうか。
 その基準をもっとつきつめると、たとえば、乱暴かも知れないが、「その日本のアニメ映画を、実写で撮り直しても、大人の鑑賞に堪えうるか」というふうに 考えるといいのかもしれない。そうしてみると、「まどかマギカ」も「おおかみこども」も厳しい(しかも「まどマギ」は未完だ)が、「コクリコ坂」は邦画ド ラマとして、「神秘の法」はハリウッド映画として、通用しそうな気がする。

 では、実際、「神秘の法」はアニメ映画としてみてどうなのか。

 正直、管理人は、この映画については、「……残念だ」という感が強かった。
 どういう意味で「残念」なのか。
 その感想に触れる前に、これまでの幸福の科学アニメについて、少しおさらいしておく。

 実は、幸福の科学ほど、宗教界の中でまじめにアニメーションという媒体を評価し、きっちり真剣に作っている団体はないのではないかと思う。

 教団の最初の劇場版アニメ映画「ヘルメス 愛は風のごとく」。
 ……この作品は、ちゃんと普通のアニメ映画になっていた。
 実際、「ファンロード」という、古いアニメファンならみんな知っているオタクマインド全開の雑誌があったのだが、この映画はその雑誌にも紹介記事が書かれ、「美しい神々に逢いたければ、この映画、いいかもよ」みたいなお勧め記事が載っていた。(証拠のファンロードはうちの押し入れに積んである) ファンロードに見る目がなかったわけではない。実際、その後、公開されたこの映画は、1997年度の毎日映画コンクール・日本映画ファン大賞で2位を獲得したのである。(1位はもののけ姫) いや、それでも信者の工作ではないか、と言う人のために、映画のクオリティに関する証拠を一つあげておく。
 管理人は、今年も、小さな娘にせがまれて映画プリキュア(←毎年見てます、今年も面白かったです)「絵本の国はみんなチグハグ」を見にいった。その冒頭 で、白く輝く目に見えない羽が天から降りてきて流れ、作品の鍵となる絵本の表紙に貼りつくシーンがあったが、これをみて、心底驚いた。
 これ、幸福の科学のアニメ映画「ヘルメス」の入り方と同じなのだ。映画「ヘルメス」では、目に見えない金の羽が天から舞い降りて王宮へ流れ入り、ヘルメスの母となる女性の受胎を示すシーンが冒頭なのだ。
 要するに、「幸福の科学アニメでは、十数年あとになってから、普通に一般のアニメ映画で使われるようなシーンをすでに使っていた」ということが、今年のプリキュアで証明されたわけだ。
 最初から、この団体は、そういうアニメ映画を作っていた。

 (余談だが、今年のプリキュアの映画は、テーマ・内容ともに、きわめて幸福の科学映画に通じるものがあった。
 ……たとえば、子ども達には、劇場の受付で、羽の形、ウイングを模したライトが渡される。劇中で、主人公は、悪役の女の子をかばって死んでしまう。しかし、劇場の子ども達がウイングのライトを点して応援すると、映画の画面でも光が集まって復活する。みんなの応援を受け、復活した主人公は、女神というか、 天使の形態に、さらにもう一段変身するのだ。
 ここで、劇場に来た子ども達は「他人をかばって犠牲になる主人公の死と復活」「自分をも含む、人々の善意が光として結集し、主人公の力になる」ということを、身をもって体験するのである。
 さらに、最後は「愛で憎しみが氷解」し、悪役の少女は「理不尽で不幸な境遇にあっても、自らの未来を開くために必要なのは、人を頼ったり恨んだりするこ とではない。破られた未来のページの先の物語は、自らで切り拓いていける」と悟り、マインドセットを入れ替えて、ラスボスたちと全員で幸せになるのだ。
 ……すごい幸福の科学とのシンクロ率の高さ。幸福の科学が子ども向け映画を作ったら、まんま、こんなんなるのではないか。ちなみに今年の映画プリキュアは、過去最高の入りだそうである。
 さらに、帰宅して、録画したプリキュアも娘に見せられた管理人は二度驚いた。
 プリキュアたちの通う学校が生徒会選挙をやるのだが、悪の幹部たちが学生に化けて入り込み、立候補し、民主党みたいな耳に甘い、しかし不可能な公約ばかりを言って、生徒の心を掴んでしまうのである。正論を言うプリキュアたちはみんなからそっぽを向かれる。ううむ、どこの日本の衆院選だ。しかし、結局、プリキュアのメンバーの一人で求道的な少女が立候補し、立ち会い演説会で、必死の正論の演説を繰り広げ、みんなの心を変えて、選挙で勝利を得るのであった。 なんとも「ファイナル・ジャッジメント」なお話ではないか。
 ……ところで、大人のオタクなプリキュアファンという方々もおられるそうだが、そうした人々に、イベントでは声優さんたちが、「大きいお友だちの皆さーん」と呼びかけるそうである。毎年、娘に拘束されながらプリキュアを感心して見ているうちに詳しくなっていき、いま、こうして大まじめにプリキュアを論じている自分を発見するとき、自分はもしかしてすでに「大きいお友だち」ではないかという思いにガクゼンとする管理人でありました)

 さて、その「ヘルメス」以来、この団体は、そういう宗教的なアニメ映画を、その後、3年に一回、発表してきた。
 しかも、すべて毎回、まったく趣向が違う。キャラクターも違う。設定も違う。
 ……これがいかに異常なことか。
 他の教団をご覧なさい。
 「蓮如さま」とか「良観さま」とか、教祖様の伝記をアニメ化したらそれで終わりだ。仏教団体は、手塚ブッダを一回映画化したらもうネタがない。例外は、テレビアニメの一休さんだが、あれはもはや、史実や大徳寺とは関係が低い、アニメスタッフの創作だろう。
 それがふつうの宗教団体のアニメに対する取り組みだ。そもそも、他の宗教団体が宣伝映画を本気で作るなら、実写でお金をかけてやるだろう。アニメなんて子ども向けだ。それが普通なのだ。
 ……ところが、ここの団体は違う。
 テーマは毎回、「救世主もの」「仏陀もの」であるが、次から次へ、全く異なる斬新な映画を作ろうとするのだ。
 たとえば、未来からのタイムスリップもの、次は霊界通信機と霊界探訪もの、その次は悪の教団とのバトルもの……これ、大川総裁がすべて基本ストーリーを出していると思うのだが、まあよく思いつくものだ。
 声優の子安さんも、オーディションだったと思うが、総裁自ら選んだと聞いている。
 しかも、これまた総裁の指示で、映画作りにおいて、色々な実験を試みている。
 たとえば、ある映画では、撮影に当たって、それぞれのシーンで使うBGMを、2時間分、すべて先に作らせたという。そして、その長さに合わせてシーンごとのドラマが終わるようにする。こうすれば、お客は全編、音楽と映像を、キリよく楽しめるという試みらしい。
 ……等々、単に教団の宣伝になればいいというだけでなく、アニメ映画としても、何か既存のアニメにない、新しいお客のもてなし方を発明して、来た人に楽しんで貰おうという、そんな姿勢でこの団体は映画を作り続けてきた。
 そのアニメに対する真摯な姿勢が人材をよぶのか、声優さんは毎回豪華だし、教団の初期の頃のアニメビデオは、のちに「けいおん」を撮る監督さんなどが関わっていたりする。
 そして、毎回、シナリオの完成度は、上がっていった。
 最初のヘルメスは六十年代のアニメみたいだったのが、一作ごとに垢抜けてゆき、前々作の「永遠の法」で、そのシナリオ技術はだいたい完成したように見え るや、次の「仏陀再誕」では、なんと、まだ若い大川総裁の長男氏がシナリオの責任者を引き継いで、台詞回しが一気に若々しくなった……。

 何が言いたいかというと、つまり、この団体は、三年に一回、宗教アレルギーさえなければ、普通の映画として「見れる」作品を、これまでずっと輩出する努力をしてきたのだ。
 アニメ業界にとってもありがたいお得意の一つであったはずである。
 その、幸福の科学の最新作が、今回なのである。
 今年の春の、実写映画「ファイナル・ジャッジメント」は、実に出来が良かった。
 どう良かったか、どこが悪かったか書くと、これまた果てしなく長くなってしまうから割愛するが、実写の邦画として大変面白かった、ということは言える。
 であるから、この秋のアニメ映画「神秘の法」も、かなり大きな期待をしてみたのだが……。

 「ああ、惜しいなぁ」というのが、今回の正直な第一印象だ。
 これ、この団体の映画にしては、シナリオが未完成……7割ぐらいの完成度ではないか。

 確かに見どころは多い。
 ファイナル・ジャッジメント同様、CGなどはすばらしくよくなっていて、以前の映画ではバービー人形みたいだったCGが、今回は、まあ、よく動く動くすごいすごいすごいすごい。
 中国の皇帝が生み出した巨竜の霊体と、日本を守るヤマタノオロチの霊体の出現シーン、宇宙まですっ飛んでのバトルシーンはじゅうぶん熱くなったし、ラス ト付近でつぎつぎと地獄界から湧いて陸空から押し寄せるゾンビの軍団を、日本神道の武闘派な神々や、巨大な仁王像が叩き伏せるCGシーンは日本人としてた まらぬ愉悦で、快哉を叫ばざるを得ないだろう。
 木花開耶姫は文句ない美形の日本神道の麗しい女神だし、ヒロインのシータも懊悩や葛藤を抱えて気丈に戦う、けなげで魅力的な女性だ。最後で中国の皇帝が 亡くなるあたりも、その悲しみの回想と、切ない人生の最期が、無言ながらあざやかに、たいへんよく描けていた。主要な人物造形、内面描写もばっちりであ る。

 ……しかし、全体に分かりづらいのだ。
 言いたいことは分かる。
 が、伝わりづらい。
 時々、隔靴掻痒のようなもどかしさを感じる。
 そして、残念ながら、日本のアニメ映画を見慣れた者にとっては、クライマックス近くに、目立つシナリオのキズがある。
 クレームを覚悟ではっきりいってしまうが、そのキズとは、後半、主人公が相手の切り札、最終兵器となるミサイルの発射基地内部にのりこむところである。
 このミサイルはベガの科学技術を応用して皇帝が発見した兵器で、ベガもこの兵器の攻撃を受け、地下に生活せざるおえなくなったほどの破壊力のある兵器である。
 当然、皇帝の切り札であり、最重要基地であるので、もっとも警備が厳しいところであると事前に予想される場所なのである。
 対する主人公は地球規模の大団体のトップ。彼が捕まれば団体自体が壊滅させられる。
 なのに、そのトップが、自ら潜入しにいってしまう。そして、待ち伏せされた中国兵に囲まれてしまうのである。銃と念力を使った戦闘になるが、その応援に 来たベガ軍人は科学力が高いはずなのに、中国軍に押されてしまう。ついに、ベガの味方兵士が1人死んだことに耐えられず、あっさり主人公が投降してしま う……。
 このあたりの展開は、「?」と言いたくなる流れの連続であり、なにより残念なことに、主人公が愚かに見えてしまうのだ。
 確かに、現実の大川総裁という人は、こういう、一番危ないところ、一番キツイ戦いの所を、弟子に任せず自分で引き受けるタイプの強いリーダーだ。それは、フライデー事件や、衆院選挙の時など見ればよくわかる。
 しかし、それをそのままアニメでやると、「主人公の投降の後は組織もろとも大弾圧、大勢の団体メンバーが全員処刑される運命が待っているはずなのに、あまりにもこの主人公、不用意すぎる」ということになってしまう。
 これは本当に残念な部分だ。 
 このキズは、おそらく、前半の分かりづらさを整理して時間を作ることで、リカバリーできる気がする。
 例えば、シナリオを修正するとしたら……。
 映画の冒頭にいきなり宇宙空間から地球を見る2種類の宇宙人を会話させて「インディペンデンス・デイが近い」ということを臭わせる。
 次のシーンで、場面は地球上にうつり、インドのブッダ時代のオーパーツが発見されるシーンを持ってきて「救世主物語なのだ」ということを示す。
 そののち、主人公が難民キャンプで空を見上げるような一カットだけ入れて、そこで、中国の脅威を伝えるナレーションとタイトル。
 そして、物語自体は、いきなりアメリカ空母が中国に沈められるあたりからはじめる。(ここでチャン・レイカの技術力と懊悩を描写)
 それに対して、オバマ(←本人そのまんまでこれは笑った)が静観を決断。
 日本では議員達が騒ぎ、悩乱している場面を写し、心ある議員が国会から帰る途中に襲われるところを主人公たちが守ってのカーチェイス、主人公が予知を発 揮して議員を守ってのける……と、これでオープニングは充分。(ゼネラルの死の予知をする主人公の能力発揮は、暗殺の少し前に入れても間に合う)
 こうすると最初の状況説明に費やした時間が浮くはずなので、その浮いた時間で、後半、主人公が単身で乗り込まねばならない理由や、捕まってしまうまでのドラマを描写すれば、作品はずっとわかりやすく、説得力のあるものになる。

 ……いや、こんなブログでこんなこと言うまでもない。
 このぐらいの修正、いや、もっとうまいリカバリーは、前作、前々作のシナリオ水準から見て、ここのシナリオスタッフは楽勝で処理できる力量があるのだ。それは間違いない。
 しかし、今回は、できなかった。
 なぜか。
 時間がなかった。
 どうしても、今年は、一年に二回、幸福の科学の映画を上映する必要があったのだ。
 その理由は、「現実の中国の軍事的な脅威」である。
 いま、日本はまことに危ない状況にあるのだ。
 どこもそれを言うところがない。マスコミは未だに中国を庇っている。このままでは本当に植民地にされてしまう。
 幸福の科学の、ここ十年の大きな活動目標の一つは「中国に日本の侵略を許さない」「中国の全体主義を思想戦で崩壊させる」ということで、これは常々総裁が明言していることだ。
 その目標のために、この一年はとても大事な年になる、ということも語られている。
 だから、今年、映画という武器を使って、一年に二度というハードなスケジュールで、「中国が侵略してきて、日本は占領される」という映画をつくり、上映した。たとえ、2本目の映画が未完成な映画として、教団が叩かれようとも、だ。
 中国の脅威を伝える団体や、手段が、日本にないなら、どんな恥をかいてでも、その役目、自分たちがやろう、と幸福の科学は、思ったのではないか。
 なにせ、彼らは、幾度も幾度も選挙で落選しようと、笑われようと、野次られようと、立ち上がっては国防を訴えてきた、幸福実現党の母体団体である。根性が座っている。
 そうした社会情勢から、彼らは今年、三年に一度、本来なら教団の恰好の伝道になるはずのアニメ映画で、彼らの本来の力量を存分に発揮して、満足な映画を 作りたいという欲求を抑え、キズのあるシナリオで叩かれるのを承知で、今日本のために警告が必要だという観点から、この映画を作り、世に出したのではない か。
 これはなんとも、「自らが損しても宗教団体としての本分を守らん」とする、大川総裁らしい戦い方に感じられる。しかし、その結果、やはり、前期の実写映 画に力をとられ、このアニメのシナリオを練る時間は、いささか足りなくなってしまったのではないか……と思ったのだ。

 それらの感慨を含めて、
 『もう一年時間があればわかりやすく作れたのに……』と、管理人は嘆息した。
 それが初見での感想だった。
 しかし、それは、映画をみるお客さんにとって、作り手の事情である。
 お金を払って劇場に座った人にとっては、まったく関係のないことだ。
 『この内容で、はたして、お客の入りがあるだろうか……』
 管理人は、映画を見た後、たいへんに心配になった。
 
 だが、そのキズとも見える各種の問題を圧倒する魅力が、この映画にはあったのだ。
 それに気づかされたのは、一般のお客さんの反応だった。
 映画を見終わったあと。
 一般のお客さんで「すまんけど、もう一度見たいから、チケットあったらくれないか」という人がちらほら出てきたのだ。
 これには驚いた。
 「えっ。わかりづらかったでしょう。どうしてもう一度見たいの?」 
 聞いてみると、さまざまな答えが返ってくるのだが、まとめると
 「正直、この映画、よくわからん。けど、この世界観、このスペクタクルは、未来に必要な気がする。もう一度、見たい」ということらしい。
 これはどうやら全国的な現象らしく、幸福の科学として今年2本目の映画で、しかもアニメであるにもかかわらず、ロングランが決定したという。
 もしかしたら、この作品に限っては、「わかりづらさ」が、「神秘性」という魅力となって作用しているのではないか、と、管理人はそのとき、はじめて気づいた。

 そして、今回、アカデミー賞の審査対象作品に残ったと言うニュース。
 それを聞いたときに、大川総裁が英語習得に関して常々口にしている言葉を思い起こした。それは
 「英語は内容。どんな流暢に英語を話す人でも、内容がないと認めては貰えない。そのかわり、たどたどしい英語でも、しっかりした内容があれば相手は必ず食いついてくる」 というようなことだった。

 では、今回の映画「神秘の法」にある「内容」とは何か。映画の欠点を凌駕する魅力とは何だったのか。
 独断で言わせて貰えば、それは「カルチャーショック」とでもいうべきものではないかと思う。
 映画「神秘の法」の中には、
 「中国の世界侵略」
 「宇宙人の善玉悪玉と宇宙協定」
 「地球の地獄界と天上界」
 「地球の救世主と別な星の救世主」
 「地球の自浄作用による天変地異」
 「救世主の悟りの内容とプロセス、転生輪廻」
 「日本神道系の神々軍団が、ヤマタノオロチを筆頭にして降臨し、日本を守るためにやらかす派手な霊界バトル」
 ……まあ、どれをとってもばかでかいスケールで、ふつう、どれか1本で映画二時間作れる内容である。
 ところが、この映画はこれだけの内容をすべて詰め込み、説明不足はあるが破綻もなく、全部まとめて大団円のハッピーエンド (主人公の悲恋も、来世に成就しそうだ) にしてしまっているのだ。
そのすごさを、たとえて言うなら、
 『 「インディペンデンスデイ」と「ブッダ」と「アイアムナンバー4」と「イエス伝」と「アルゴ探検隊の大冒険」と「デイ・アフター・トゥモロー」のクライマックスシーンを全部入れて、しかも破綻なくまとめて、最後に地球は救われた』
 という感じ。
 しかも、ここには、キリスト教圏では聞いたこともないような思想がふんだんに入っている。
 その筆頭が、「過去のキリスト教でも仏教でもない、宇宙時代の地球の救世主」、という存在があり得ると描き、その教えをもごまかすことなく具体的に描 き、さらに、「惑星をまたいでの転生輪廻」とか、「他の星にも救世主がいて、救世主同士が互いの星の人々を愛し守ろうと苦悩しながらも、恋に落ちる」とい う展開を描いたことだろう。(念のため言っておくが、二人の救世主は男同士ではなくて、片方が女性である)
 こんな映画は、ハリウッドのどんなプロデューサーも、思いつきすらしないはずだ。
 そんな物語を日本の高いアニメ技術で美しく描き出してあるだけでも、驚異だろう。カルチャーショック以外の、なにものでもないはずである。

 次に、この映画の「分かりづらさ」を「神秘性」と感じられるカギはどこにあるのか。
 おそらく、それは、おそるべきことに、これらの映画の内容と世界観は、単に一作家のフィクションではないということにあるのではないか。
 上記の内容は、そのほとんどが、単に映画を面白くするための設定ではなく、実際に、二十年かけて大川総裁が実践で組み上げ、世界各国で数百万単位の人々に対し、布教に成功して救済力がある、現実の宗教の「教義」なのである。
 作り手が、そして、多くの人が、それを本気で信じている。つまり、この映画は、作り手と、世界の数百万の人々にとって、フィクションではなくてノンフィクションなのである。
 現実に、数百万の人たちが、この世界観を信じ、劇中の救世主の説く教えに従って、人生を律していこう、としているのだ。
 この重みは、大きい。
 作り手の彼らは本気だ。
 この映画を見に行った人は、要するに、「現実に存在する、キリスト教徒も仏教徒も違う、日本発祥の、見たことのない新たな宗教世界」との接触・遭遇をさせられてしまうのだ。
 そこで、作り手の、その「本気」を感じ取り、その背後にある、巨大な宗教団体の存在を感じ取ることのできた人々は、「この映画には、何かがある」と感じるのではないか。

 そんなことを念頭に置きながら、同じアカデミー賞アニメの候補作をチェックしてみる。
 「メリダとおそろしの森」「ロラックスおじさん」「アイスエイジ」「マダガスカル」……どれもたいへん面白かったし、心にしみるところはあった。
 だがそれらは、ハリウッドではよくある、おなじみの世界観・おなじみの主張、おなじみのフィクションだ。
 かたや、「神秘の法」は、それらとは一線を画した世界観・宗教観を持つうえに、「この映画は、俺たちにとってノンフィクションだ!」という意気込みをもって作られた作品だ。
 そんな異質なカルチャーとの接触体験ができる作品は、ほかにない。
 管理人は想像する。
 ……映画、「神秘の法」を見た選考委員は、巨大なスケールの異世界を見たような衝撃を味わい、その神秘性に魅せられて、エントリーに推さずにはいられなかったのではなかったか、と。
 ……あたかも、日本の田舎の映画館で、見終わったおじさんおばさんが、自分でも何故かわからないまま、信者さんに、「ねえ、これ、もう一回見たいんだけど、チケットもう一枚ない?」と言わずにおれなかったように。

 強烈な未体験の「カルチャーショック」。
 その背後に、霧に包まれたように広がる、未だ知られざる、新しい宗教の存在感。
 そこにこそ、この映画の魅力があるのではないか。

 そう考えて、もう一度映画を見直すと、今回の審査対象作品入りはわりと納得がいくと思うのだが、どうだろうか?

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田中真紀子文科相が3大学の新設認めず 国家社会主義の目立ちたがりパフォーマンス

2012-11-07 00:10:47 | 日記

もう撤回しましたが、思いつきで発言したのは

自分自身の大臣の椅子も思いつきの結果ですから、

おなじ浅はかな頭同士ということでしょう。

 

 

ザ・リバティー より

 

田中真紀子文科相が3大学の新設認めず 国家社会主義の目立ちたがりパフォーマンス

 

田中真紀子文部科学相は2日、来年春の開設を目指していた、秋田公立美術大、札幌保健医療大、岡崎女子大の新設を認可しないと決定した。3大学について は、文科相に大学設置の可否などを答申する大学設置・学校法人審議会が、すでに「設置を認める」としていた。大臣の判断で設置審の答申を覆すのは、極めて異例のことだ。 

 

田中氏は同日の記者会見で、決定を副大臣にすら知らせていなかったことを漏らした。ちなみに、本誌に寄せられた情報によると、文科省の大学関連室長クラスの人物も、この決定については報道で初めて知ったという。

 

審議会の答申を、副大臣にも担当部局にも知らせず独断で引っ繰り返すとは、思いつきの、はた迷惑な「目立ちたがりパフォーマンス」と言うしかない。

 

3大学は来年の開学に向けた学舎の整備などの準備を進めているが、設置基準を満たしている大学の新設が大臣の一存で認められなくなるなら、設置準備のしようがない。実際に、岡崎女子大は推薦入試の実施を今月末に予定していた。産経新聞(電子版)によれば、同大の担当者は「文科相の思い付きに振り回されたく ない」とコメントしている。 

 

田中氏が問題を起こすのは今回が初めてではない。外相時代には、自分が指輪をなくしたため秘書官に替わりのものを買いに行かせ、イラン外相との会談に遅刻。最近でも、iPS細胞を研究する京大の山中伸弥教授が、自宅の洗濯機の修理中にノーベル賞受賞の報を受けたというエピソードにあやかり、「内閣で洗濯機をプレゼントしよう」という低次元のパフォーマンスに出た。このほど東京都知事を辞職した石原慎太郎氏を、田中氏は「暴走老人」と揶揄したが、過去の行 動を見る限り田中氏に他人の批判をする資格はない。 

 

 

日本の自由を蝕む「国家社会主義」の民主党政権 

しかし、今回の問題は田中氏個人の「思いつき」に留まらない。田中氏は会見の中で「これは規制ではない」と強調する一方、大学の増加による質の低下と経営 難を懸念する発言をしている。大学の経営に役所が口を出すのはおせっかいであり、民主党の体質である、政府が民間の活動を一元管理しようとする「国家社会 主義」を象徴するものだ。実際に民主党政権は、経営難を機にJALや東電の国営化に踏み切っている。その論理でいけば、経営難に陥った大きな大学でも、政 府が公的資金を注入して「国有化」することになるが、民主党の思考回路であればやりかねないだろう。 

 

企業などの国有化を通じて、政府が民間の活動に干渉すれば、国民が自由にできる範囲はどんどん狭まってゆく。そもそも大学の質が問題なら、新規参入を認めて自由競争による質の向上を図るのが筋である。今回のように、新しい大学を一律に認めないという姿勢は、それこそ日本の教育の質を低下させることになって しまう。

 

これまでも閣僚の地位にありながら問題行動を繰り返してきた田中氏を文科相に据えたのは、例によって野田首相の「内向き人事」だった。9月の民主党代表選で、首相の政権運営に不満を持つ一部の議員が田中氏擁立に動いたため、挙党態勢を掲げる輿石氏が田中氏の起用を強く主張したのである。

 

先の田中慶秋法相の辞任も示したように、国民のためよりも党内の都合で、不適格な人事を行った野田民主党政権。彼らの任命責任をとる意味でも、日本がこれ以上、自由のない「国家社会主義」に陥るのをストップさせるためにも、野田首相は一日も早く退陣すべきである。

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左傾化で北にのまれつつある韓国大統領選 各陣営とも対北融和と格差是正を主張

2012-11-07 00:04:44 | 日記

ザ・リバティーweb より

12月19日に投開票が行われる韓国大統領選は、野党候補が一本化に向けて動き出した。民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補と無所属の安哲秀(アン・チョルス)候補は6日に会談を開き、候補の一本化に向けて協議する。

 

これまでの選挙戦では、与党・セヌリ党の朴槿恵(パク・グンヘ)候補が優勢を保っている。しかし、世論調査によれば、野党候補の一本化が実現し、朴候補と安候補の一騎打ちになった際には、安氏の支持率がわずかに朴氏を上回る。

 

今回の選挙で特に懸念されるのは、格差是正と対北融和という左傾化したメッセージを各陣営が発信していることだ。現在の韓国の最低賃金は平均賃金の30% だが、文候補と安候補はこれを50%まで引き上げると表明している。朴候補は、経済成長率やインフレ率も考慮するとしているが、最低賃金引き上げの方針は野党候補と同じだ。

 

だが、一方で選挙対策のバラマキ合戦による、財源不足も懸念されている。韓国のシンクタンクである国家経営戦略研究院によれば、与野党どちらの選挙公約でも年15兆ウォン(約1兆1千億円)程度が不足する見通しだ。

 

左傾化は、北朝鮮対策でも顕著だ。文候補は、南北の対立姿勢が北朝鮮の核開発を促したという認識を示しており、就任した暁には北朝鮮の金正恩・第1書記と 会談して「平和構想」で合意したいと意欲を見せている。また安候補も、これまでに南北で交わした合意を法制化して対北政策に一貫性を持たせると主張。北朝 鮮側とは無条件で対話を再開するべきだという考え方を示している。

 

三候補の中で最も保守色の強い朴候補も、北に対する抑止力強化を打ち出してはいるが、北との対話チャンネルを構築したいとも述べている。ソウルと平壌に南北交流のための事務所を設置する公約を示している他、金正恩・第1書記との首脳会談についても前向きな姿勢だ。

 

李明博大統領の政策が、格差拡大と北朝鮮との緊張状態を生んだという批判の中、各候補は「李明博的でない」政策を競って打ち出しているように見える。北朝鮮に経済援助などを与える「優しい」政策の行き着く先は、金王朝の延命、韓国の安全を脅かす核開発、北の独裁体制による南北統一、そして民族の不幸であるということを、韓国世論は気づくべきだろう。(呉)

 

【関連記事】

2012年10月23日付本欄 幸福の科学学生部が竹島上陸の韓国に抗議活動 日韓の協力強化を呼びかける

http://the-liberty.com/article.php?item_id=5034

 

2012年10月17日付本欄 韓国大統領選 問われる北朝鮮への危機意識

http://the-liberty.com/article.php?item_id=5015

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日中両政府を怒らせた尖閣上陸ロッカー・トクマ氏 夕刊フジで「自分の国を愛そう」

2012-11-07 00:01:17 | 日記

ザ・リバティーweb  より

「真の歴史を学び自分の国を愛そう」――。国有化後の尖閣に初めて上陸した日本人2人のうちの1人である、ミュージシャンのトクマ氏のインタビューが、6日付夕刊フジの全面記事として掲載された。尖閣上陸前後のエピソードが豊富に紹介されている。以下、抜粋。

 

「TOKMA(トクマ)氏は、幸福の科学の大川隆法総裁と対談し、大川総裁はその行動力を讃え、『ジョーズに勝った尖閣男』を出版することになった。魚釣島上陸のいきさつと、ある決意が書かれている」

 

「トクマ氏は持参したほうきをギターに見立てて(上陸した魚釣島で)ライブを敢行した。(中略)憲法9条改正を歌ったメッセージソングである。『自分の国は自分で守るという内容で、その思いを逮捕覚悟で伝えたかったからです。海保が厳しく監視しているので釣りに行くと言って船に乗ったので、ギターは持ち込めないからほうきにしたんです』」

 

「『戦後の自虐史観教育から脱しない限り、日本は奴隷の道を歩むしかない。真の歴史を学び自分の国を愛そうと言いたい』そんな思いが魚釣島上陸に駆り立てた。『日本をよくしたいですよ。僕も3人の子どもがいるんですから』」(抜粋ここまで)

 

トクマ氏の尖閣上陸は、日本政府の国有化から一週間後の9月18日。中国全土で大規模な反日デモが吹き荒れる中、中国政府に「尖閣は日本の領土」という事 実を示した形だ。しかし、上陸を果たしたトクマ氏を待っていたのは、中国に媚びるような日本政府の「軽犯罪法違反容疑での書類送検」という仕打ちだった。

 

記事中で紹介された『ジョーズに勝った尖閣男』で、大川総裁は次のように語っている。

「おそらく、外務省は、『政府が買って国有化した場合には、上陸もしないし、何もつくらない。まったくそのままの状態で置いておきますよ』というように中 国と密約して、国有化を進めたはずです。そう合点してやったはずなんですよ。ところが、その"外務省の密約"、あるいは"首相の密約"を、トクマさんが 破ってしまったわけです。これが、警察の怒った理由かもしれません」

 

尖閣上陸は、日本と中国の両政府を怒らせたが、間違っているのは怒らせたトクマ氏か、それとも怒った日中両政府か。トクマ氏の行動は、今、日本国民に「何が正しいか」を問いかけている。(格)

 

【関連記事】

尖閣に上陸した大和魂ロッカー - トクマ 特設ページ

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5084

 

幸福の科学出版HP 『ジョーズに勝った尖閣男』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=838

 

公開対談抜粋レポート 尖閣に上陸したミュージシャン・トクマが日本と東京の未来を語る

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5091

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