理想国家日本の条件 さんより転載です。
また始まったのかと思ったのは私だけでしょうか?
滋賀県知事の嘉田知事は先の選挙で小沢一郎の口車に乗せられ、大恥をかいた人だという
自民・公明両党の推す候補は初めは良かったのですが、どんどん追いつかれて
選挙期間中は自民党の大物が次々と滋賀入りしましたが、功を奏しませんでした。
都議会の女性議員に対するセクハラ問題が尾を引いた?
でも、あの問題はすっかり鳴りをひそめてしまいましたし、あの都議の過去の言動が
でも、ヤジを飛ばした自民党都議への反感および自民党への逆風をマスコミは
集団的自衛権の憲法解釈の変更する閣議決定が問題なのか?
でも、総理官邸前でうるさく騒いでいたのは労組ののぼりを立てていた
一部マスコミの「戦争のできる国になった」というフレーズが効いたのでしょうか?
でも、戦争のできる国は世界の国々すべての自然権であり、
友達と歩いていて俺が暴漢に襲われたら助けてよね、でもお前が襲われてもお母さんに
でも、友達が理不尽に遠くに殴り込みに行くから友達として付き合えと言われても、
それと一緒くたにして戦争のできる国と言っているのがマスコミであり、
これは安倍総理も認めておられますが、もっと別なことを言いたいと思っております。
それは公明党票の動きです。
集団的自衛権の憲法解釈問題で最後までもめた与党内での争いがこの選挙結果に
公明党としては、うちの党を無視したら選挙に勝てないよと自分たちの存在意義を
民主主義の選挙ですから、一票でも上回れば選挙は勝ちますが、この二人の候補者の差は
自民党もそろそろ本気で考える時期に来ました。
党利党略のために選挙を利用し、政権運営において自分たちの存在を高めることにつかった公明党と
さもないと、今回の脅しに腰が引けてこれからの自民党と公明党の政策協議は弱腰のまま、
すると昔の足して二で割る得意技が復活していくでしょう。
そうなっては安倍総理の日本を取り戻すことができなくなります。自民党内でこのことを真剣に
今回の滋賀県知事に選ばれた候補者の後ろにはあの辻本清美が気持ち悪い笑みを
海江田代表が滋賀県入りをしていたら、県民も気づいたのでしょうが、
あと数千票が自公推薦の候補に来ていたら、結果は変わっていたでしょう。
それが何を意味するのか、自民党執行部が強気で押し切ってしまうことを望んでいます。
きっぱりと決別するための方策を考え始めるべきだと思います。
転載、させていただいた記事です
政権与党のオウンゴールとは自民党の醜聞記事と公明党支持母体の創価学会のボイコットである。
しかも、滋賀県知事選で勝利した三日月氏はどの野党からも公認も推薦も受けず嘉田前知事の
大手紙は、どうしても注目度をアップするために国政に結びつけたいのだろうが、滋賀県民は
下記のように滋賀県知事選の過去3回の選挙結果を並べてみればそのことが明らかになるだろう。
●2014年 滋賀県知事選 投票率50.15%
三日月大造 25万3728票:得票率46.5%(無所属・嘉田前知事推薦)
小鑓隆史 24万 652票:得票率43.8%(無所属・自民党・公明党推薦)
坪田五久男 5万3280票:得票率 9.7%(無所属・共産党推薦)
●2010年 滋賀県知事選 投票率61.56%
嘉田由紀子 41万9921票:得票率63.2%(無所属・社民党・自民党近江八幡支部)
上野賢一郎 20万8707票:得票率31.4%(無所属・自民党・民主党・公明党推薦)
丸岡英明 3万6126票:得票率 5.5%(無所属・共産党推薦)
●2006年 滋賀県知事選 投票率44.94%
嘉田由紀子 21万7842票:得票率46.1%(無所属)
國松善次 18万5344票:得票率39.2%(無所属)
辻義則 7万 110票:得票率14.9%(無所属・共産党推薦)
この滋賀県知事選の過去3回の選挙結果から推測されることは下記となる。
嘉田前知事は、滋賀県において20万票前後の票を獲得できる浮動票の取り込みが可能である。
自公両党は、滋賀県において20万票前後の票を獲得できる組織的な支持基盤を構築している。
三日月氏の得票率が46.5%となったということは、
ただ、三日月氏の今回の得票率と嘉田前知事の初当選の得票率に大差が無いということは、
小鑓氏の得票率が43.8%となったということは、前回選挙における自民党分裂状態を解消した
ただ、投票率が50.15%と伸び悩んだ中で、小鑓氏の得票率と三日月氏の得票率の差が2.7%、
このような中、なぜ自民党と公明党の推薦する候補者が敗れたのかの理由を示す記事が出てきた。
下記の朝日新聞の記事とNHKの画像を見れば、公明党支持者の投票が少ないのは明らかである。
[朝日新聞 7月14日]公明支持層、投票減る 滋賀県知事選 朝日新聞社出口調査
公明支持層は92%が小鑓隆史氏に投票し、みごとに固めたかに見える。だが、調査回答者
に占める公明支持層の割合は3%余。公明支持層は熱心に期日前投票に行く傾向があるが、
今回、県内4市で実施した期日前投票の出口調査でも公明支持層の比率は4%台。
12年衆院選と13年参院選の期日前出口調査でともに10%を超えていたのに比べ、減り方は
尋常ではない。集団的自衛権の行使容認をめぐる与党協議では一致点を見いだしたが、公明の
地方組織では反発も強かった。小鑓陣営は公明の協力は十分に取り付けたと自信を見せていたが、
公明は期日前投票の号令を出すのが遅れたうえ、当日投票でも回復できなかった。
末端で「自公協力」が十分機能しなかったことが結果に直結した。
滋賀県知事選(投票日出口調査)
つまり、普段なら10%を確保できるはずの公明党支持者の投票が3分の1以下の3%しかない。
普段なら、自民党と公明党の推薦候補があと5%前後の得票を上澄みでき当選していたのである。
このことは、今回は公明党の支持母体である創価学会による投票動員が無かったことを意味する。
もっと言えば、創価学会が滋賀県知事選で自公推薦の候補者への投票をボイコットしたのである。
おそらく、創価学会としては集団的自衛権の行使容認の閣議決定の抗議の意味合いもあるだろう。
●参考記事:創価学会が集団的自衛権の行使容認で墓穴、公明党は政教分離の原則を守るのか
そして、もう一つの理由は自民党の「東北の被災者や働く女性への配慮を欠いた言動」であろう。
下記の大手紙の社説により、自民党から出た醜聞記事がマイナス要因に働いたことは間違いない。
●読売新聞:滋賀県知事選 与党の緊張感欠如も響いた
●毎日新聞:滋賀県知事選 政権のおごりへの批判
●産経新聞:知事選自民敗北 慢心への警告受け止めよ
どうしても安倍政権の批判に繋げたい新聞も見受けられるが、抗議デモの規模においては
これを鑑みれば「集団的自衛権の行使容認の閣議決定」が選挙の争点になるはずが無いのである。
それよりも、福島県の中間貯蔵施設建設を巡る石原環境大臣の「金目」発言と東京都議会や
その結果、投票行動しない有権者、反対票を投じる有権者が生まれたことは間違いないのである。
先のNHKの投票日出口調査でも、自民党支持者の20%近くが対立候補者を支持したのである。
もし、石原環境大臣の「金目」発言と自民党都議会議員の女性蔑視のセクハラヤジ発言が無ければ、
これらの滋賀県知事選の投票結果に関する考察により、次のような結論が導き出されるのである。
●滋賀県知事選は創価学会のボイコットと自民党の醜聞記事で政権与党がオウンゴールをした
左翼勢力がこれ見よがしに集団的自衛権を批判するだろうが、三日月氏の得票割合を見れば