理想国家日本の条件 さんより転載です。
古舘伊知郎が懺悔告白“テレビはウソしか伝えていない”
http://lite-ra.com/2014/07/post-238.html
転載、させていただいた記事です
テレビ朝日『報道ステーション』HPより
古舘伊知郎が『報道ステーション』(テレビ朝日系)のキャスターに抜擢されて、今年で早10年。
番組開始当初は「プロレス実況者が報道キャスターをやるなんて笑わせるな」と厳しい声が
あがったが、最近でも、小保方さん騒動の際にパワーポイントを「私にはわかりませんでした」と語り、
「そんなことも知らないの!?」「無知すぎる」とネット上は騒然。いまだに「情報処理能力に欠ける」
「深みがない」などと言われ続けている。
そんな古舘が、「AERA」7月14日号(朝日新聞出版)のインタビューに登場。ここで古舘は、
まるでこれまでの言われたい放題のストレスを発散するかのように、壮大に“ぶっちゃけ”ているのだ。
そもそも、インタビューを受けること自体が10年ぶりだという古舘。「あんまり露出しないでくれって
いうのがテレビ局側にあるから」「もうとにかく口にさるぐつわした状態で10年たったわけです」と
、初っ端から不満がタラタラ。前述の小保方“パワポ”騒動についても、「存在は知っていましたよ。
だけど、パワポという呼称を知らなかったんです。だから「みなさん知ってましたか?」って平気で
言ったわけですよ」と言い訳を並べている。
略
だが、古舘の最大のストレスは久米ではない。もっとも大きなストレスは、「表しか伝えない」
ニュースの現場にあるようなのだ。
古舘によると『報道~』では、「言外にある裏側、バックステージみたいなことも、スタッフに嫌な顔を
されてもちょこっとは言いたくて」やっているらしいのだが、「ただ場外乱闘までいってない、エプロン
サイドぐらいで」とプロレスで自身の立ち位置を表現。「自分の感ずるところ、思うところをなかなか
言えない。表の報道をしてて、裏の背景をあんまり言えない」と嘆き、挙げ句には、
「世の中ってうそ八百で成り立ってるし、ホントのところは新聞も雑誌もテレビも伝えないし、たまに
言外に漂わせたり、におわせたり、スクープで追及したりってことはあっても、ほとんどがお約束で
成り立ってるわけですね。プロレスですよ、世の中。完全にプロレスです」
と、『報道~』全否定ともとれるかのような話を展開。しかもそれは、“大人の世界は汚い”と罵る
思春期の中学生かと見紛うテンションである。
しかし、古舘は何もスタッフを責めたいわけではないらしい。むしろ「(裏を)言えないのは
僕に勇気がないからなんですよ」と言うように、問題は古舘自身にあると感じているようなのだ。
「番組が今日で終わっちゃうとか、これを言ったらおしまいだなとか思ってるだけで。世の中、糾弾
されるじゃないですか。ガリレオ・ガリレイ以降。(中略)見てる人だってそれはお約束だから、毎回何かを
言おうとは思わないけど、言おうと決断したときは言えばいい。自分のさじ加減ひとつなんですよ」
たしかに、『報道~』における古舘のキャスターぶりには腰砕け感や物足りなさを感じることもある。
だが、たとえば震災から1年目に放送された『報道~』のスペシャル番組内では、「“原子力ムラ”という
ムラが存在します」と切り出し、「積極的に原発を誘致した」「その根本を徹底的に議論しなくてはいけない
のではないでしょうか」「そうしないと、いま、生活の場を根こそぎ奪われてしまった福島の方々に申し訳が
たちません」と、他のニュース番組では言及しなかった部分にも踏み込んだ。そして、「もし圧力がかかって
番組を切られても、私はそれはそれで本望です」とさえ言い切った。「たんなるパフォーマンスだ」と
冷ややかに嗤う者もいたが、それでもあのときの古舘は、プロレスになど持ち込めない“ガチ”勝負を
挑んだはずだ。
古舘が話すように、世の中はどんどん「プロレス」化が進行している。なにせ、報道番組に平気で介入
してくるような厚顔無恥な政権下なのだ。だからこそ、さまざまなしがらみを振り切って、視聴者に
「ホントのところ」を伝える人が必要なのではないか。どうか「ニュースに向いていないんです。
無理してやってるんですよ」なんて言わずに、古舘には踏ん張ってほしいと思う。
と、書いてはみたが、古舘に頼らざるを得ない状況というのも、なんとも情けない話ではあるよなあ……。
(田岡 尼)
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反原発報道で確執激化 テレ朝会長の古館降ろしで進む
宮根誠司「報ステ」抜擢
http://npn.co.jp/article/detail/02546313/
2014年07月20日
「古舘とテレ朝の早河洋会長兼CEOとの確執で、一気に“古舘降ろし”の動きが始まった。
“ポスト古舘”には、宮根誠司(51)の名前が浮上しているんです」(テレ朝関係者)
テレ朝は7月1日付で、生え抜きの早河氏に代わり朝日新聞社顧問の吉田慎一氏が社長に
就任。早河氏は会長兼CEOに就いた。
「吉田社長は古舘が固執する“反原発報道”に力を入れるといわれている。
しかし、安倍晋三首相に近い早河会長は“反・反原発”の立場なだけに古舘と対立しているんです」(同)
確執が表面化したのは、昨年9月に東京五輪誘致が決定した直後だったという。
「他局が五輪報道で盛り上がっているのに、『報ステ』は安倍首相の“福島原発は完全にコントロール
されている”との発言を取り上げ、“全世界が見守る中でウソを言った”と痛烈批判した。
これに当時社長だった早河会長が激怒したんです」(情報通)
さらに今年4月、『報ステ』が10周年を迎え開かれたパーティーで、「早河社長から好きなように
やってくれ。何の制約もないからと言われて始めたんですが、いざスタートしてみると制約だらけ。
今では原発の“ゲ”も言えない」と古舘が挨拶したことで、対立は決定的となった。
「早河氏は衆人の前で恥をかかされたようなもの。これは早河氏を安倍首相に紹介した大手出版社
のK社長も刺激するような発言でした」(同)
早河氏の側近は、『報ステ』がスタートしたときに古舘が言った「10年が目途」との発言をも逆手に
取り“古舘降ろし”と同時に後任を画策中だという。
「そこで名前が挙がっているのが宮根。K社長は“芸能界のドン”と呼ばれる大手芸能事務所社長の
懐刀ともいわれている。宮根の後見人はこの“ドン”ですからね。有力視されても不思議ではありません」(同)
『報ステ』キャスターの電撃交代は近そうだ
http://www.irhpress.co.jp/promotion/h446/index.html