Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

コロナの傷跡は思った以上に深そう

2020-05-28 06:03:27 | えとせとら

昨日、本当に久しぶりにアピールチャンスがやってきました。どれくらい久しぶりだか覚えていませんが、もう私には無縁のものかと思っていたんだけれど、

そのおかげでいつもより多く「いいね」や「応援」などいただきました。ありがとうございます!

そのアピールチャンス、昨日に限って2度もやってきたんですよ。さすがに2度目は無視しましたけど。

 

そんな昨日の午前中、どうしても欲しいものがあって、電車に乗って出かけてきました。と言っても、先日相方の眼科への付き添いで出かけたのより、

一駅先という近距離。

どうしても欲しかったのはチューブ入りの練りごま。近所のスーパーでも練りごまは売っていますけど、私の好きなチューブ入りのものは成城石井にしか

売っていないんです。

それに、街の様子がどんなふうになっているかを確かめたい気持ちもありました。

10時過ぎの電車で出かけて、ささっと用を済ませれば1時間も経たないうちに帰れる・・・と踏んでいたけれど、店の前に行ったらなんだか様子が変。

まだ短縮営業が続いていて、開店がまさかの11時だったのでした。しまった~!事前にチェックしておくべきだった・・・

他の店で時間をつぶそうとしても、同じように11時開店の店がほとんど。

仕方がないので、もうひとつのお目当てだったベーカリーでパンを買ったあと、TULLY'Sでお茶しながらブログの下書きをして過ごしました。

 

短縮営業はもちろんだけれど、休業したままの店舗もありました。それにその商業施設はこの春リニューアルオープンしたのですが、緊急事態宣言前とは

いえ、感染者が増えてきて外出自粛が叫ばれ始めた頃。タイミングが悪いとしか言いようがない。

この先営業再開するんだろうか?と思えるスペースもあったりで、コロナの傷跡はかなり深く、しかもそれが癒えるにはまだかなりの時間がかかりそうな

雰囲気でした。

 

一方、先日バイト仲間からLINEで、近所にメガドンキがオープンしてすごい人と車だというメッセージが届きました。

そこもおそらく本来のオープン予定はもっと前だったと思うのですが、宣言解除を待っていたかのようなタイミング。その手の店には人はちゃんと

集まるんですね。

私はドン・キホーテが好きじゃなくて今まで行ったことがありませんが、娘宅の近くにもメガドンキが出来て先日初めて行ってみたら、わりとよかったよ、

ということでした。

我が家の近くには3軒ほどありますが、どこも車でないと行けない距離。そこまでわざわざ行く気にはなかなかなれませんので、私のメガドンキデビューは

いつのことやら・・・な感じです。

 

こうしてみると、経済って人の移動がないと回っていかないように思えますが、外食などはさておき、買い物はもちろんエンターテインメントまで、オンラインで

楽しめるような新しい形態?って言えばいいのかな?そんなものが出来ているようで、ちょっと驚きました。

一昨日の夕方のNHKの番組で見たのですが、自分の写真やいくつかの設問に答えると、まずAIがたくさんの服の組み合わせのなかからいくつかをピックアップし、

そこからスタイリストがその人に合ったものを数点絞り込んで選ぶというもの。

客は送られてきた服を試着して、気に入ったものだけ購入して後は返品OKなんだそうで、今までと違った雰囲気にチャレンジしたいけれど、ちょっと二の足を

踏んでしまう人には(まさしく私のような人ね)なかなかよいシステムじゃないかなと思いました。シニア向きにもないかなぁ、こういうの。

テレワークでの会議用に「映える」トップスを月額いくらかで何点か借りる、なんていうのもありましたし、VRでアーティストが演奏しているその場に

いるような雰囲気を味わえるなど、最近の技術の凄さやアイデアの豊富さに驚いてしまいました。

私にはそういう発想力がないので、いろいろなことを考え出せる頭の柔らかさが本当にうらやましい。

これから実際に街へ出かけるなどして以前のようにショッピングの楽しみを味わおうという人も当然多くいるだろうけど、こうした新しい形態も定着しそうな

予感がしますね。テレワークも同様だけど、コロナの影響の大きさをひしひしと感じます。

 

そういえば昨日の外出時、まだほとんどの店舗が営業開始前の時間に、ベンチなどにいる数人の高齢者を見かけました。

何か目的があってそこにいる、というふうにはとても見えなくて、ただそこに座っているだけ。陽も燦燦とあたっていて結構暑かったのに・・・

近所の公園で見かけるような、散歩などの途中で佇んでいるのかもしれないけれど、どことなく「負」のイメージが漂っているような感じがしましたね。

自分がその人たちくらいの年齢になったときは、日々、どんなふうに暮らしているんだろう・・・なんて、ふと考えてしまいました。