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旅はオリジナルが楽しい:伊弉諾神宮とおのころ島神社

2024-03-02 09:11:14 | 旅行・お出かけ

淡路島の旅の話もそろそろネタ切れ、と言いますか、訪れた場所がそれほどたくさんあるわけではないのでね。

なんでも淡路島は日本の国の始まりの地、と古事記に記されているそうで、今回の旅の目的地に国を創ったとされる伊弉諾・伊弉冉を祀る伊弉諾神宮を入れていました。

その伊弉諾神宮の前に、初日うず潮クルーズの後チェックインまで時間があったので、比較的近くにあるおのころ島神社へ行くことにしました。

こちらも伊弉諾尊を祀る神社なんですが、目的地が近づくと遠くからでもとても目立つ赤い大きな鳥居がでんっ!とそびえたっていました。日本三大鳥居のひとつなんだそうです。

とここで、他はどこなのかと気になって検索したら、木造とか石造とかで数種類ありました。おのころ島神社は日本三大「大」鳥居のひとつに入っていて、他ふたつは平安神宮と

厳島神社。厳島神社の鳥居は、日本三鳥居、日本木造三大鳥居、日本三大大鳥居の3つにランクインしていて、さすが世界遺産と思いましたね。建っているのが海だし。

実は厳島神社に行ったことがないんです。名古屋地区では公立高校の修学旅行先が広島・山口というのが我々世代ではポピュラーだったんですが、なぜか私が行っていた高校は

奈良、だったんです。でも当時としては珍しいグループ行動で、しかも私服。自分たちで計画を立てて行動するというもので、この修学旅行で仏像などが好きになりましたね。

さて話をおのころ島神社に戻しましょう。

大きな赤い鳥居が目立つわりにお社は結構小ぢんまりで、古い感じがよくある氏神さんとはちょっと違うかな?と思う程度。奥には八百万神社という小さな社がありました。

そしておや?と思ったのが「御神木」と書いた立て札。でも札はあってもそれらしい御神木が見当たらない・・・と思ったら、お社の隣にある建物の中に古い枯れた木が横たわって

いました。HPを見てもいつ頃こんな状態になったのかは書いてありませんでした。

 

当初から目的地としていた伊弉諾神宮へは二日目、大塚国際美術館から淡路島へ戻って淡路島バーガーでお昼を済ませたあと、サンセットラインという島の西側の道路を走って北上。

海が見える気持ちのよいドライブを楽しみました。この道路、買った地図に小さな文字で「交通量が少なく快適なドライブ」なんて書いてあったので、試しに走ってみたもの。

こういうことはカーナビでは教えてくれませんからね。こうしたちょっとした情報が手に入るので、地図を買って正解だったと思いました。

神宮、とあるだけあって、おのころ島神社と比べると格段に立派な感じ。兵庫県で神宮はここだけのようです。

                      

                     

最近、神社のしめ縄に化学繊維で出来たやたら黄色いものを見かけることがあります。丈夫だとか藁が手に入りにくいとか、理由はあるのでしょうけど、やっぱりしめ縄は藁で

なくては、と思いますね。清々しさが違うもの。

写真には撮りませんでしたが、ここには大きな夫婦大楠がありました。元は2本の楠が根元でひとつになったもので、いかにも御神木らしい。

ここにある摂社に面白い名前のものがありました。左右神社で、御祭神は天照大神と月讀尊で、伊弉諾尊が左目を洗ったときに生まれたのが天照大神、右目を洗ったときに生まれた

のが月讀尊でこのふたりの神を祀っているようです。

きちんと読んだことはないけれど、古事記に出てくる神々の話ってなんだかおもしろいですね。超人的なところ、例えばさっき書いたように目を洗ったら子どもの神が生まれたような

こともあれば、神なのに死んでしまったり。そういえば伊弉冉はゾンビみたいになって伊弉諾を追いかけてきたのだっけ。神だったのに死んだらホラー映画みたいになるなんて。

どちらも御朱印をいただいてきましたが、伊弉諾神宮ではどこで御朱印を受けられるかの案内が全くなかったんです。そういうところはちょっと不親切だなとは思いました。

 

片道4時間以上のドライブは強風や事故渋滞もあって、なかなかしんどいものでした。運転は相方が担当でしたけど、私も慣れない道を間違えないように気を張っていたし、座って

同じ姿勢が長く腕をあまり動かせなかったからか、右肩の痛みが悪化しました。

それでも楽しい思いのほうがずっと強い。またどこかへ出かけなくちゃ。今度はもう少し近場でね。


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