まず、昨日の午前中に先日記事に書いた履歴書を提出してきました。
最近日本郵便は翌日配達をしないし、なんとなく当てにならない感が増していることもあるし、どんな職場環境なのか見ておきたい気持ちもあったので、電車に乗って出かけてきました。
担当の職員さんは実は以前お世話になったことのある人。一年ちょっとぶりにお会いした彼女は、前と変わらずとてもかわいらしい。
いくら知っている職員さんとはいえ、選考には直接関与しないので、履歴書を渡したもののどうなるかは神のみぞ知る。いや、もうかなり高い確率でコケそう。
なにしろ裏方仕事専門で長年やってきた私。今度の募集は電話対応もあると書いてあったけれど、どうやら窓口対応もあるらしい。いやそれ、絶対と言っていいほど無理。
でももし万が一にも採用ということになったら、保留にしたままの補聴器を急いで準備しなくてはならないよね・・・なにしろ高額なので、決まらなければ買う気になりません。
面接試験は約1か月後。今はそのことより、今後の参院選に居眠りしないかどうかのほうが心配です。どちらも低レベルな次元の話。
さて、先月末の法事のあとの食事のとき、相方のスマホに着信がありました。
相手はお客様で、話の中身はと言うと仕事の件ではなく、お客様の家に以前相方が植えたヤマモモの実がたくさん生っているから採りに来て、というものでした。
その数日前に奥様からも言われていたので、帰宅後相方が採りにいき、結構な量をいただいてきました。
ジャムにしようと思いましたが、その後あの猛暑の日々続きになって、とてもじゃないけど作る気になれなくて、ずっと冷蔵庫に入れたまま。
今週の月曜ごろからようやく気温が下がったので、数日内には作らないとまた暑さがぶり返してしまうからと一昨日の午前中に作り始めました。
これがヤマモモの実。
表面がブツブツ?していて触るとちょっとべとつくような感じがします。
レシピを2つほど参考にして、まず水にしばらく浸けてから軸や汚れなどを洗って水を切ったのが上の写真。
これをひたひたの水でやわらかくなるまで茹でます。
10分弱ほど茹でてからざるにあけて、へらで裏ごしするんですが、これが思った以上に一苦労。
まず種が小梅の種くらいの大きさで、しかも種に実が結構へばりついているんです。へらで押し付けるだけではうまく取りきれなくて、結局指でとりました。
小汚い写真でお見苦しいのだけれど、種にもったいないくらい実が残っていました。あるレシピでは、これをひたひたの水に浸けて指でこそげ落として・・・なんて書いてあったけれど、
とてもじゃないがそんなことまでやってらんないわ!
なんとか種を取り除いて、次にざるにへばりついた実(の繊維質?)がまた落ちなくて。
ようやく砂糖を入れて煮詰める段に。生の状態で880gほどありましたが、レシピに従って約半量の400gのグラニュー糖を入れて加熱開始。あ、あとレモン汁半個分も。
ところがこれがまたなかなか煮詰まらないというか、シャビっとした感じがなくならない。
冷めるととろみが強くなるのである程度のところでやめようとは思うものの、そのある程度の状態にならないんです。なんで?
そこでまたスマホで検索。レモン汁残り半個分と砂糖も50gくらい入れてさらに加熱。
気温はそれほどでもないけれど、台風のせいで蒸し暑い日でした。これが先週のような猛暑だったら、とてもやれなかったと思います。
自分が思っていたよりはとろみがつかなかったけれど、諦めて火を止めました。容器に移して冷ましているうちに少しずつとろみがついてきた様子があって、なんとかジャムになったと
一安心。その後冷蔵庫に移して作業終了。
実際に味見をしたのは昨日の朝。
毎朝ヨーグルトにジャムを少し入れて食べていて、それまで食べていたジャムがちょうど終わって切りのいいタイミングでヤマモモジャムを出すことが出来ました。
ところが
スプーンを入れた途端
固い。
スプーンが入らないほどじゃないですが、普通のジャムよりかなり固め。ジャムにスプーンを突き刺したら、直立不動状態になること必至。
スプーンからヨーグルトにたらそうとしても、なかなか落ちていかないくらい。見た目にはそんなでもないんですけどね。
色はかなり黒っぽい赤。ガーネットの色みたいで、ざらっとした舌ざわりですが不快ではなく、味はそれなりにおいしく出来ていたのが幸い。
今年は梅仕事もいろいろやったし、おまけにヤマモモジャムまで。畑では今ブルーベリーが色づくのを待っている状態で、もしかしたら次はブルーベリーでジャムか?
毎年りんごジャムは欠かさず作っているけれど、ジャム作りは秋とか春とか、気温が低めのときがいいなとつくづく思いましたよ。
ヤマモモジャムは大成功とはとても言えないけれど失敗とも言えない微妙な感じ。
なんだか出してきた履歴書の今後を暗示しているんじゃないか?と思えてきました。合格出来たら出来たで、結構大変なんじゃないかな・・・とか。
いろいろと先のことを考えすぎても仕方ない。息子がよく使う締めのセリフじゃありませんが、あとは流れで。