女性の多くは大きなものから小さなものまで、袋物が大好きなんじゃないでしょうか。私もそのひとり。
自分ではそれほどたくさん持っていないつもりでいたけれど、ざっと数えただけで9個、そのうち日常的に使っているものは約5個かな。
約、とつけたのは、外出時に持つバッグは春夏と秋冬で分けているので、シーズンオフのものも含めて、という意味合い。
外出時のバッグを服装に合わせてこまめに替える、なんて面倒かつ忘れ物を誘発するだけなので、していません。その代わり季節で持つバッグを替えているというわけ。
そのバッグを秋冬ものから春夏ものに替えようとしたときのこと。
私はポケットが数も種類も多めのものが好きで、ポケットの位置や大きさなどによって入れるものの定位置をほぼ決めています。
取替時、メインの荷室にあるファスナーつきのポケットからものを取り出したとき、なんだかちょっと変だなと感じてよく見てみると、あら。
ポケット布のサイドが、ぱっくり割れたようにほつれていてびっくり!
ファスナーつきのポケットは大事なものを入れておくのにとても適していると思っていて、そこには頻繁には出し入れしないけれど重要なものを入れておくようにしていたんです。
このバッグを買ったのは2年ちょっと前くらいじゃなかったかな。好みのブランドでセールになっていたものでした。
前にも書いたとおり、年中でもなければ毎日持ち歩いたわけでもないのに、こんなにぱっくりほつれるものなの???
構造上、中に入れていたものは迷子にならずに済みましたけど、こんなことは初めて。
この状態に気づいたとき、とっさに思ったのは買い換えでした。堂々と?新しいのが買えるなって。
でもよくよく考えてみると、他の部分は全く問題がない。それに、これくらいなら手縫いで自力でなんとか直せるんじゃないかなと思えて、さよならするのはやめました。
その後放置すること1か月以上、って長すぎない?まぁいいのよ、とにかく直しましょう。
同じ色ではないものの、似た感じの紫の手縫い糸があったので昨日ようやく直しました。直すときに反対側も見たら
こちらもほんの2センチほどだったけど、同じようにほつれていましたね。なのでこちらも縫って。なんとかまた使えるようになりました。また半年後くらいにはお世話になる予定。
それほど雑な縫製には見えなかったので、きっと私がものを入れすぎていたのが原因でしょう。
と、ものの入れすぎと書いて思う。
私のバッグは、いつも重い。これについては前にも書いたような気がします。
頸や肩が痛いのだから、もう少し持ち物を限定かつ厳選すべきだと思うのだけれど、どれも必要に思えて減らせないんですね。
ひとによって考え方も様々で、例えばこの前買った本には「お金持ちのバッグは小さい」=持ち物が少ないとあったし、防災についての本などには出先で「もしも」に対応出来るように
最低限のグッズを持ち歩く=以前よりバッグの中身が増えた、というのもありました。
人それぞれの正解があると思うけれど、私が外出するときのバッグの中身はと言うと、財布(現金派なので)にハンカチ(これを忘れると財布以上にうろたえる:笑)、ティッシュ、
スマホ、鍵、扇子(暖房が強いと冬でも必要)、常備薬少々(絆創膏も)、飴、交通系ICカード、携帯用消毒スプレー、車で出かけるときは免許証と車のキー、などなど。
どれも1つあたりの重さはたいしたことはないけれど、これ以外にひとつひとつは小さいけれど入れてあるものが。こういうのがあなどれないのですよね。
それから水分。この重量はかなり大きいですね。ペットボトルならなるべく少ない容量のものにしますが、マグボトルだとそれ自体が重い。
ショルダーバッグの斜め掛けはかなり肩にきます。さりとてリュックはなで肩の私にどうなんだろう?とも思えるし、自分がリュックを背負った姿があまり好きではないし、電車の中
などでいちいち前に抱えなおすのも面倒。背負ったままでは他人に迷惑かつ盗難が心配、ということで使う気になれないのです。
ここで思い出すのがランドセル。いつだったか、外国女性がおしゃれに使っている、なんて報道されていたことがありましたっけ。
形がかっちりしていて中身をちゃんと受け止めるせいか、やわらかな素材のバッグより重さを感じにくいのかもしれません。今の子どもたちはずいぶんカラフルなランドセルを使って
いますよね。形もいろいろで、通学途中の子どもたちを見かけるとどんなのを使っているのか、見るのが楽しい。
おっと、話が逸れてしまいました。そろそろ家事に戻らねば。