毎年ソメイヨシノに先駆けて咲く我が家のスモモ、今年は暖冬のためかもう開花しました。
結構大きな木で、以前は花盛りのときはそれは見事だったのだけれど、このところは樹勢が落ちてきているようで、とても残念。
瑞々しいスモモが梅雨時にたくさん生ったけれど、去年はそれも数少なくて。
そういえば3年前の義父の告別式を終えて斎場に向かうとき、我が家の前を通ってもらいましたが、そのときちょうど満開でしたっけ。
当時はまだ息子も家にいたし、義母も義父が亡くなったことを理解出来ていました。
おなかの中にいた孫も3歳近く。ずいぶんといろいろなことが変わった、この3年。
さて、パンデミック宣言も出されたコンガタ、じゃない、新型コロナウイルスのせいもありますが、今週は家の前の道路で水道工事が行われている関係で
余計に外に出づらくなっております。
昨日はちょうど我が家の前を掘り返しての工事だったので、音や振動がかなりひどくて。まぁ仕方ないんですけどね。
外に出づらいとなると、さて、家のなかで何をする?と考えなければならない日々が続いています。学校に行けない子どもと同じですね。
軽く掃除をしてから、何をしようかなぁと思いつつ居間にある押入れを開けてみる。
そこにある義母関係のものが入った押入れ用引き出しケース。そのうちのひとつは、完全に今後使用することはない、と言い切れるものが入っています。
要らないと思われるなら、処分しなくちゃ。でも
あ~、面倒くさいなぁ・・・
と思ってしまうと、見なかったことにして押入れの戸をまた閉めてしまうので、こういうときは感情を殺すというか、もう考えない!考えないで手を動かす!
これに限ります。で、着手しました。
引き出しの中ばかりではなく、外にもあったのが、昔編んだセーターなどをほどいた毛糸玉。それもどうにも安っぽい色あいのもの。
義母は仕事に行きつつ、和裁やら機械編みなどいろいろとやっていましたが、和裁は実際に縫っていたところを見ていますが、機械編みのほうはと言うと
私が嫁に来てからは機械すら見たことがない。手編みも少々やっていましたが、ちゃんとした作品はほとんどありません。
毛糸玉が入っていた袋には編み棒なども入っていて、それと毛糸の端が絡まって分別するのが大変でした。最終的にはこんがらがったところは切り落とし。
それから、なぜか我が家にたくさんあるのが暖簾。
呉服屋さんで買ったものですが、それほど提げるところもないのに、こんなに数要らないでしょう、と思うほど。
それも麻のものが多くて、おいそれと家で洗濯したらしわしわになって後が大変。これまではクリーニングに出していましたが、暖簾は家で洗えるものだけで
いい!と判断。
しまっている間にシミが発生したものも結構ありました。手先が器用でアイデア豊富な方なら、上手に生かして何か作ることも出来るでしょうけど、私には
残念ながら、その両方が不足しておりますので(苦笑)。
毛糸玉とともに、廃品回収に出すように袋に入れて。今月だけでレジ袋にいくつ詰め込んだだろう・・・
他にも、義父用に買ったと思われる足袋型ソックスも15足ほど出てきました。そのうち半分は相方が地下足袋を履くので使えそうですが、これらは押入れの
奥深くの紙袋のなかで埋もれていましたし、押入れケースの上の隙間の奥深くには埃まみれになった箱があり、見たら暖簾を買っていた呉服屋さんの粗品の
風呂敷が入っていました。もちろん未使用品。
あぁ、本当に押入れって、奥が深いです・・・・・・
そして、戸が閉めてあるのにあの埃は何!?(笑)
私の願望のひとつに、押入れの上段にある引き出しケースを撤廃して、相方の服をうまいこと収納したい!というのがありますが、いつ実現するのか。
まだまだ先が見えないのはコロナウイルスと同じですね。