Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

お出かけが億劫、って書いていたのに

2022-11-12 09:06:05 | 旅行・お出かけ

お出かけが億劫、と前の記事で書いておきながら、今週の初めにふたつの展覧会を観に行ってきました。

もっとも月曜は仕事での買い物ついでではあったのですけどね。その月曜に観に行ったのは、田中達也さんのミニチュアライフ展2。

前にも2回だったかな、観に行ったことがある田中さんの展覧会。昔からグリコのおまけに始まり、小さなものが大好きで。もちろんジオラマやドールハウスも言うに及ばす。

自分でそうしたものを作ったり飾ったりはしないけれど、こうした展覧会などで目にすることで欲しい気持ちを抑えています。

会場は栄のロフト。商業施設での展覧会はお休みがないのがありがたいですね。でも今回、会場の場所を見間違えたことで迷子(迷婆?)となり、地下1階の会場へはエスカレーターが使えなかったのでそこでもまた

迷って、時間がかかったうえに汗だくになってしまいました。案内表示があまりなくて、私のように迷って店員さんに聞いている人をたくさん見かけましたので、ちょっと改善してもらいたいものです。

ようやく会場に着いて作品を観始めましたが、結論から言うとちょっと期待外れだったかな、私にとっては。

3度目ということもあるのだけれど、1回目や2回目に観たときに感じた見立ての面白さにはちょっと届いていないような気がしたんです。

でもそれなりに面白いのですけどね。タイトルも相変わらずユーモアたっぷり。そんな作品の中からいくつか写真に収めてきました。

                            

                   

                   

                             

                           

                    

                        

タイトルも合わせて載せられるといいのですが、記憶にございませんので(苦笑)。

最後のお城などはかなり大きめの作品ですが、どちらかというと今回は小ぶりなものや写真での展示が多かったように思いました。

この日は月曜だったこともあって観に来る人は少なめでしたけど、今日明日あたりは結構混雑しそうな感じです。

 

そして翌火曜日。

相方とお隣の岐阜県まで足を運んで観に行ったのが

                           

                      

写真にもあるとおり、岐阜県中津川市出身の日本画家、前田青邨の展覧会です。

最初の写真が入口横のパネルで、重要文化財の「洞窟の頼朝」が写っています。大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」でも洞窟に潜む頼朝たちのシーンがありましたが、それもあってこの絵をより観たいと思って相方を

誘って出かけた次第。

相方は頭痛、私は腰痛であまりよいコンディションではなく、当日の朝になって出かけるのをやめようかと思ったくらい。でもお天気もいいし、会期末も近い。何よりこの後で相方が楽しみにしていたことがあったので

決行しました。

往きはJRで西岐阜まで、そこから徒歩で岐阜県美術館へ。西岐阜の駅でちょうど美術館を通るコミュニティバスが発車するところだったのに、相方が近くにいなくて(地図を確認しに行っていた)乗り損ねてしまいました。

私は今年の5月にも来ていますが、相方は初めて。

青邨展は作品数も多く大きな作品から小さなものまで、バラエティーに富んでいて見ごたえがありました。

観たいと思っていた「洞窟の頼朝」は、敵から身を隠して潜んでいるはずなのに、なんだか表情が緩くて緊張感がないな・・・というのが私の印象。3か月休みなく描いたものらしく、作品そのものは素晴らしいとは

思うけれど、ちょっとね。すぐ隣に後年描いた小さめの同じ題材の絵のほうが、顔つきや雰囲気に緊張感があって、そちらのほうがよいと思いました。

もうひとつの目玉と言えるのが「羅馬使節」。

かなりの大きさの作品なので、搬送がかなり難しかったそうです。この絵のことはあまり知らなかったけれど、観られてラッキーでした。

美術館の収蔵品を展示した名品コレクションもなかなかよくて、相方は青邨と同じく岐阜出身の洋画家、山本芳翠のこちらも重要文化財の「裸婦」にしばし釘付け。

重要文化財にしても国宝にしても、誰がどんな視点で選んでいるのでしょうね。今回の2点の重文はどちらもオーソドックスな美しさだとは思いました。

開館40周年のこの岐阜県美術館。トイレの前のフロアにはこんな彫刻も。

                                

ソファに座った目の前にどーんとそびえ立っていて、めちゃスリムで背が高いなー、なんてぼんやり眺めてしまいました。

 

さて、展覧会を観終えて、岐阜市街地へ。

その二日前にはキムタク騒ぎで大変な混雑ぶりだった岐阜も、その日はいつもの日常に戻っていました。

ちょうどお昼どきで、相方が楽しみにしていたピザのお店へ。

そのお店は、私が3年前のまだコロナ禍以前の9月、イラストレーターの本田葉子さんのトークイベントの帰りにたまたま立ち寄ったところで、石窯で焼いたピザがとてもおいしくて、機会があったらまたぜひ

食べたい!と熱望していたんです。

相方にその話をすると、私以上にピザ好きな相方、正直、絵を観るよりそっちのほうが主目的?なところがありまして。

待望のピザがこちら。

                       

                              

上がお馴染みのマルゲリータ、下がフェラリーニという名前の、水牛チーズと水牛燻製チーズにカチョカバロで焼き上げ、自家製のパンチェッタ・コッタ・ドルチェをのせパルミジャーノレッジャーノで仕上げた・・・

というもの。説明が長い(笑)。

シェアしながら食べましたが、パンチェッタがおいしいけれどかなり脂っこいので、途中でマルゲリータのフレッシュなトマトソースでさっぱりさせて、ちょうどいい感じに。チーズもおいしいけれど生地が最高!

相方も気に入って、次に来たら今度はあれを、などと話しています。次は神社へ御朱印集めがてら来ようかなと思っています。

 

久しぶりの更新だったので、長くなってしまいました。でも今日はまだ明るい話題のほうなのでいいけれど、次の記事はかなり残念な話になるはず。楽しいことばっかりじゃないのが人生ですね。


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