今朝はまた花粉症がヤバそうな雰囲気が・・・・・・朝のうちだけでおさまってくれるといいんですけど。
気温が低めな朝方は、より鼻がムズムズしてくしゃみも出やすいのだけれど、先日のようにそれが一日中続いてしまうこともあるわけで。頓服をいつ服用するかを判断するのが難しいところです。
活字中毒とまではいかないにしても、本を読むのは昔から大好き。
でも最近読みたいと思う本になかなか出合えません。それについては前にも書いたと思います。
たまには雑誌でも読もうかな、と考えてみたものの、こちらも最近は雑誌本体ではなく付録で読者(と呼べるのだろうか)を釣ろうという魂胆のものばかり。
だいたい女性雑誌って、もちろんちゃんと作られているものもあるけれど、読み応えのあるものはほとんどありません。その点、男性向けの雑誌はいいですよね。「サライ」とか「Pen」とか、
「一個人」とか。
いっそそれらを選ぼうかと思ったときにふと目についたのが、新聞の一面の下にあった「暮しの手帖」の最新号の広告。
誌面には広告を載せないけれど、新聞広告は出すのよね(笑)などと思いつつタイトルを見ていたら、ちょっと面白そうだなと思えたので久しぶりに書店で中を確認してから買ってみました。
今やレシピも動画の時代だったりで、視覚に訴えるもの流行り。本でも写真やイラストを多用していて文章少なっ!と思うものが多いです。これも時代なんでしょうけど、文章好きとしては
あまりうれしくない。
でも「暮しの手帖」は文章たっぷりなところが昔も今も変わらない。じっくり時間をかけて読む楽しさがあります。
今号でぱっと目についたタイトルが「今日をほがらかに生きる」というものでした。
最近の私はちょっと気分がうっすらブルーがかった状態で、着る服もブルーが多いけれど気分までそうならなくても・・・と思えども、思うようにならないときってあるじゃないですか。
だからそんなタイトルが目についたんでしょうね。
その記事は女性浪曲師の取材記事で、想像していたのとはちょっと違っていましたが、ライターの渡辺尚子さんの気持ちの良い文章(この人の文章がとても好き)や温かみのある写真など
巻頭に載せるのに相応しい記事だったと思いました。書き留めておきたい言葉もいくつかありましたね。
そしてタイトルにもした、ちょっとした驚き。
「器じょうずになりたい」という記事があり、器の使い方についての悩みや疑問について、具体的に器に料理を盛った写真が文章とともに載っていました。
ただその写真が、なんだか少し昔風というか、鮮明ではなくちょっとぼんやりとした感じに見えたので、最初は紙質のせいなのかなと思っていました。
ところが、撮影者の名前を見ようとしたら、そこには「写真」ではなく「絵」とあるではありませんか。えっ?絵、なの!?
それはもう、かなりな衝撃でしたね。だって、すごくリアルに描かれていたのだもの。
でも写真とは一線を画していて、なんて言えばいいんでしょうね、温かみというか、不思議な雰囲気が漂っています。
もしご存知なくて、興味があってもなくても、検索したり書店で確認していただくと、私の素朴な驚きが理解出来るんじゃないかしらね。
下手な単行本を買うよりずっと楽しめた今号の「暮しの手帖」。でも定期購読しようとは思いません。内容に興味を持てたら考えますが、今月半ばに出るおしゃれに関する別冊が今は
気になっています。でもこれも中を一度見てから買うか決めたい。今日は久しぶりに家でひとりきりなので、このあと巻末にあったアンケートはがきを書こうかな。