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朝から鶯の鳴き声が聞こえている。
近所の庭の木にでも来ているのであろう。
春の訪れを知らせてくれている。
ただ、いささかぎこちない鳴き声も混じっている。(笑)
ところで、先日のローカル紙のコラム欄を見ていたら、思わず「えっ・・」と、声が出てしまった。
西部地域における産経新聞の販売が廃止になるとのことだった。
これに伴って、スポーツ紙なども廃止となるらしい。
要は、販売しやすい都会地を中心視することのようである。
効率化なのであろう。
東西に長い本県、中央部の大田市以西は西部と呼ばれる地域である。
出雲部に対する石見部である。
県庁所在地のある松江市などは、東部と呼ばれる地域に入る。
本県の場合、西部地域は人口流出が収まらないため、過疎化が進んでいるところも多くなっている。
各自治体も厳しい行政対応が行われ、UターンやIターンなどの施策も講じられているが決め手となるものが見つからないのが現状であろう。
そのような厳しい状況下だから、産経新聞などの購読数も激減していたのであろう。
そのうち、他紙にも影響が出るのだろうか。
このようなことが徐々にまん延すると、益々地方切り捨てにもつながりそうである。
当方、昔から「モノ言う新聞」としてのモットーのある産経新聞。
読み進めるにつれ、我が家の物の考え方にとても似通っており、愛読者として今でも読み続けているから、いささか寂しいニュースだった。
また、スポーツ紙のサンケイスポーツ(通称:サンスポ)、競馬専門紙の競馬エイトなども昔から愛読している。
西部地域に住んでいる多くの知人、友人たち・・・スポーツ紙や専門紙が読めなくなると寂しいであろう。
一方、雑誌類などの販売に関して、当地を含め1日遅れになるとの報道もあった。
この地域の書店経営も厳しいものとなるかも。
昨今は、通販で何でも手に入る時代となっており、雑誌や書籍も同様である。
地方にあっては、経営環境も厳しさを増すばかりであろう。
西部地域の産経新聞販売網廃止、思いもよらないコラムに愕然としたものである。(夫)
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