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池波正太郎原作の「雲霧仁左衛門」(前編・後編)をドラマ化したNHKBS時代劇、大いに人気を博したことで、池波小説に陶酔のスタッフ陣が新たな脚本を書き上げ、続編を2本制作。
これも人気でついに5本目を制作。
なお、当初からNHKと松竹がタイアップして、京都撮影所で制作しているとか。
今回は、スケールアップを目論み火付盗賊改方長官を安倍式部(國村隼)以外にも設定。
その長官の藤巻直七郎(榎木孝明)は、正義感強い武士であったが敵対する若年寄・三好重右衛門(筧利夫)にはめられて落命。
雲霧仁左衛門(中井貴一)が、それとなく藤巻直七郎落命の状況を安倍式部に気づかせる。
敵対しながらも、敵ながら天晴れの武士の精神論で雲霧仁左衛門と安倍式部は認めあっているから痛快である。
三好重右衛門子飼いの山川安左衛門(早乙女太一)は、大奥総取締・滝山(ともさかりえ)に目を掛けられていた。
その山川安左衛門が三好重右衛門らによって、藤巻直七郎のあとの火付盗賊改方長官となった。
一方の安倍式部長官と火花を散らすのであろう。
その山川安左衛門を演じる早乙女太一さん、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」にも出演中である人気俳優。
大衆演劇に機軸を置く、実力派の俳優である。
勿論殺陣もウマい。
鋭い眼がいいね。
ここにきて、雲霧仁左衛門5に出演しこのドラマを大いに盛り上げてくれるであろう。
今週の同ドラマ、早速厳しい長官役を演じきっているらしいから、明日が楽しみである。
地方競馬から中央競馬へ殴り込み、中央競馬を席巻したオグリキャップのような活躍が益々なされるであろう。
そして、シーズン5をより深みのある時代劇へと、脇を固めると思われる。
じっくり見ておきたい。(夫)

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池波小説の「雲霧仁左衛門」は、ドラマ化された中では、2で完結です。
ところが、あまりの人気で制作陣のNHKと松竹が原作本はないけど、池波小説を原案に次々と脚本化して制作しているようです。
5は北町奉行所と南町奉行所のように火付盗賊改方をもう一つ設定し、突拍子もないけど面白くしていますね。
これも人気なら6も作るのでは・・・と思います。