昨年、改修工事が終わり 10年ぶりぐらいに 訪れました。
NIC(名古屋インテリアコーディネーターズクラブ)の総会兼ねて見学会です。
日泰寺の山門前を右に・・・北園からです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/25/89/10a4399f622689582fd2645c431ff5ad_s.jpg)
…北園って?・・・広大な敷地の間に住友不動産のマンションが建てられ、
たぶんそれで 改修工事の費用にあてられたのでは と、思います。
名古屋市に寄付され、神様のお堂の場所以外は 市の管理になっています。
今、私の仕事で普通にプランしている洋室の設え、
あらためて考えると 大正から昭和にかけての先達が
日本の生活に洋式を溶け込ませた工夫 過渡期を見ます。
【伴華楼】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/b1/d55cd90e6623e649d6c87876f052fd68_s.jpg)
暖炉に埋め込んであるのはお寺の瓦(廃仏毀釈の後、こういうものが市中に)をデザインとして埋め込んでありあます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/f6/5afae641ff31a95acf5709acce43893e_s.jpg)
アールを取った下がり壁は左官屋さんの腕の見せ所・・・月見の場所ということで ウサギのレリーフがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/36/72adc974be4a4335cb35b5d64a9b1b43_s.jpg)
今の照明プランで言えば ペンダントのチェーン吊・・・室内に釣灯籠です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/79/0e/16c996d8db8c6f2b920cc7c1c14b7033_s.jpg)
廊下と洋間の間の欄間に ステンドグラスです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/14/6a/59b478657e3c2337bfd0446312eb17ae_s.jpg)
二間続きの和室の欄間・・・片側が縦目、反対側が横目の板です。12支が彫り込まれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/61/ab/2d847039d9b3c91b516baddde0e3cbd2_s.jpg)
4畳半の茶室です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/70/90/c826d868a703b2782fa0f69aaaf42426_s.jpg)
伴華楼・・・バンガロー 粋な名前です。
煙突部分のタイル貼り ・・・ この建物の内外に見える、和にも洋にもあるデザイン 市松です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/6e/901a1d3ca6f1ebfd33e0130413413844_s.jpg)
敷地の中の川に掛かる橋 屋根瓦の載る橋って すごい贅沢 流石です。
こちらの橋の手前 水面に日泰寺の五重塔が写っています。作庭士の腕を見せていただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/52/f4/1e2c809b9a44fdec28ab713a1b877fa1_s.jpg)
北園から南園に向かう通路です。テニスコートなどがあったところにマンション
以前来た時には もちろん見渡せたのですが・・・・
マンションを作ったから 揚輝荘が維持保存ができる。
どんな形であれ、作った:創った 人達の思いが残れば と考えさせられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/40/58/94bdd31ebf8b3b796ecd6885cdb3b912_s.jpg)
【聴松閣】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/9b/3e2bbff07e5710dd63a2b6b48e790e13_s.jpg)
室中もハーフティンバーに 漆喰です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/ec/48b512a3907b33d67dc8452e52d760cd_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7c/4d/fb49327458bc37946eff8e04ea202960_s.jpg)
この和室は 来客(要人、宮様・・)がお泊りになった時のお着替え用です。
塗り壁が ピンク系 優しい気持ちになる色です。
クローゼットでしょうか 引き戸にミラーあり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/ad/f2436152227363cebb02d41b63556b05_s.jpg)
2階から小屋裏さらにトップライト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/39/12b9a32465e86a39edab94565cb4504f_s.jpg)
書斎の天井が 船底型です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3d/3a/d3e662d3533699c0e6afc3de4ea9be6c_s.jpg)
ニッチに丸窓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6d/e4/79432e14a22611c2b15c18f8b648335f_s.jpg)
床の貼方 手斧削り、モザイクパーケット風・・・大工さん大変だったことでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/11/3b/dbb9e1816815e0b4e7ac7c7041f0dea5_s.jpg)
地下:舞台とホール ダンスも踊られた社交の華の場です。
東洋のデザインが多用されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/44/f9/8384f968f5a7e1bfe8b37947a791d1a9_s.jpg)
瞑想のスペースに沐浴する女神
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3d/6d/305f6d54647190adb912b558bd89876c_s.jpg)
ここからは立ち入り禁止です。地下室からさらに地下道
一説には防空壕へ・・・大通りへ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/57/23/243f880a7dc37123c4cae7e83f98d9aa_s.jpg)
ミステリーなお話も聞けました。
30年ほど前に 現職で松坂屋の常務で亡くなった叔父が
この地に足を運んでいたのは 間違いなく、
私はほとんどお話をしたことが無かったのですが
親類の結婚式や法事で 叔母と仲良く並んで話ていたことを思い出しています。
暖かい春の日が 一瞬、昔を連れて来てくれました。
総会の後は ビストロ ルバーブ で懇親会
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3f/fe/037603ba9929291991992de834726c35_s.jpg)
フランス料理をいただきながら 皆さんから 元気もいただきました。
NIC(名古屋インテリアコーディネーターズクラブ)の総会兼ねて見学会です。
日泰寺の山門前を右に・・・北園からです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/25/89/10a4399f622689582fd2645c431ff5ad_s.jpg)
…北園って?・・・広大な敷地の間に住友不動産のマンションが建てられ、
たぶんそれで 改修工事の費用にあてられたのでは と、思います。
名古屋市に寄付され、神様のお堂の場所以外は 市の管理になっています。
今、私の仕事で普通にプランしている洋室の設え、
あらためて考えると 大正から昭和にかけての先達が
日本の生活に洋式を溶け込ませた工夫 過渡期を見ます。
【伴華楼】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/b1/d55cd90e6623e649d6c87876f052fd68_s.jpg)
暖炉に埋め込んであるのはお寺の瓦(廃仏毀釈の後、こういうものが市中に)をデザインとして埋め込んでありあます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/f6/5afae641ff31a95acf5709acce43893e_s.jpg)
アールを取った下がり壁は左官屋さんの腕の見せ所・・・月見の場所ということで ウサギのレリーフがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/36/72adc974be4a4335cb35b5d64a9b1b43_s.jpg)
今の照明プランで言えば ペンダントのチェーン吊・・・室内に釣灯籠です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/79/0e/16c996d8db8c6f2b920cc7c1c14b7033_s.jpg)
廊下と洋間の間の欄間に ステンドグラスです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/14/6a/59b478657e3c2337bfd0446312eb17ae_s.jpg)
二間続きの和室の欄間・・・片側が縦目、反対側が横目の板です。12支が彫り込まれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/57/8a533489a5ee2e1bfd8c56ce9e62a5a1_s.jpg)
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4畳半の茶室です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/70/90/c826d868a703b2782fa0f69aaaf42426_s.jpg)
伴華楼・・・バンガロー 粋な名前です。
煙突部分のタイル貼り ・・・ この建物の内外に見える、和にも洋にもあるデザイン 市松です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/6e/901a1d3ca6f1ebfd33e0130413413844_s.jpg)
敷地の中の川に掛かる橋 屋根瓦の載る橋って すごい贅沢 流石です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/bc/665aa453ee98e9822a85444f36ccb48a_s.jpg)
こちらの橋の手前 水面に日泰寺の五重塔が写っています。作庭士の腕を見せていただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/52/f4/1e2c809b9a44fdec28ab713a1b877fa1_s.jpg)
北園から南園に向かう通路です。テニスコートなどがあったところにマンション
以前来た時には もちろん見渡せたのですが・・・・
マンションを作ったから 揚輝荘が維持保存ができる。
どんな形であれ、作った:創った 人達の思いが残れば と考えさせられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/40/58/94bdd31ebf8b3b796ecd6885cdb3b912_s.jpg)
【聴松閣】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/9b/3e2bbff07e5710dd63a2b6b48e790e13_s.jpg)
室中もハーフティンバーに 漆喰です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/35/b2/5877dfe793860fd71a19d9caaa52fa68_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/ec/48b512a3907b33d67dc8452e52d760cd_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7c/4d/fb49327458bc37946eff8e04ea202960_s.jpg)
この和室は 来客(要人、宮様・・)がお泊りになった時のお着替え用です。
塗り壁が ピンク系 優しい気持ちになる色です。
クローゼットでしょうか 引き戸にミラーあり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/ad/f2436152227363cebb02d41b63556b05_s.jpg)
2階から小屋裏さらにトップライト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/39/12b9a32465e86a39edab94565cb4504f_s.jpg)
書斎の天井が 船底型です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3d/3a/d3e662d3533699c0e6afc3de4ea9be6c_s.jpg)
ニッチに丸窓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6d/e4/79432e14a22611c2b15c18f8b648335f_s.jpg)
床の貼方 手斧削り、モザイクパーケット風・・・大工さん大変だったことでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/11/3b/dbb9e1816815e0b4e7ac7c7041f0dea5_s.jpg)
地下:舞台とホール ダンスも踊られた社交の華の場です。
東洋のデザインが多用されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/44/f9/8384f968f5a7e1bfe8b37947a791d1a9_s.jpg)
瞑想のスペースに沐浴する女神
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3d/6d/305f6d54647190adb912b558bd89876c_s.jpg)
ここからは立ち入り禁止です。地下室からさらに地下道
一説には防空壕へ・・・大通りへ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/57/23/243f880a7dc37123c4cae7e83f98d9aa_s.jpg)
ミステリーなお話も聞けました。
30年ほど前に 現職で松坂屋の常務で亡くなった叔父が
この地に足を運んでいたのは 間違いなく、
私はほとんどお話をしたことが無かったのですが
親類の結婚式や法事で 叔母と仲良く並んで話ていたことを思い出しています。
暖かい春の日が 一瞬、昔を連れて来てくれました。
総会の後は ビストロ ルバーブ で懇親会
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3f/fe/037603ba9929291991992de834726c35_s.jpg)
フランス料理をいただきながら 皆さんから 元気もいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/36/25/1c1cc2e108ae7bcdd699cf9704c2ebaf_s.jpg)