映画の中のインテリア Ⅱ

２月は　原稿作ったり、確定申告をしたり、集中的に見積を作ったり・・・
自宅のパソコンに向かうことが多く、気分転換にDVDをいくつか見ました。
年始のお休みに見た分も合わせて　２度見目のインテリアの視点です。

テルマエロマエ

設備機器のTOTOが協力しています・・・TOTOのショールーム、CERAのショールームが出てきたり、公開当初のTOTOからのメールを思い出します。
この映画に限り　一度見から　ローマの浴場の広さとの対極、日本の家風呂の実情に切実なものを感じます。
むしろ　奇想天外な発想に　頭の中をマッサージされた気分です。

三銃士　

三銃士・・・小学生の頃に読んだ事は覚えていますが、ストーリーは記憶にない？
ルイ１３世、宮殿だった頃のルーブル。
王妃が歩く庭園も　ベルサイユ宮殿で見られる庭園の原型のような感じです。
お城も庭も洗練される前　を見せていただけました。

ベネチア、フランス、ロンドン・・・
そしてこれも奇想天外、ダヴィンチが考えた飛行船を　映画の中で実現！
日本語でも飛行『船』・・・中が船のつくりです。

最近、東芝のLEDのＣＭで　ルーブル美術館のライトアップがあります。
ルイ１３世に　感想を聞いてみたいです！

マーガレットサッチャー


メリル・ストリープが演じているのはわかっていますが、
ドキュメンタリーかと思うぐらいの演技です。
議員時代の住まい、そのキッチン、　２０年ぐらい前の日本のキッチンメーカーがカタログに載せていた物を思い出します。

リタイア後、御主人に『今何時ごろ』と時間を聞くと　『お茶の時間』で答えられます。
イギリスのTEA文化が日常にあることが　わかります。

首相としてブレーンの方達との会議にもTEA-SETがあります。
TEA-CUPはウェッジウッドでしょうか　白地に深いセージグリーンです。
年齢を重ねて似合う　TEA-CUPも　いいものです。　

幸せへのキセキ

原題は【 We Bougut　a ZOO】・・・日本語のタイトルが素敵です。
マットデイモンの表情が段々柔らかくなっていく！
奥さんを亡くし仕事も・・・の状況で、街中の一般的な住まい・・キッチンとダイニングテーブルがすごく近い。
下見に行った郊外の広い家、一瞬　開放感で気に入るのもわかります。

郊外と街中　一長一短　どこに住むか　　世界共通のテーマです。

ファミリーツリー

ハワイ・オアフ島　私達が休暇で訪ねるのとは全く違う　日常生活。
父親ジョージクルーニーの設定が　カメハメハの流れを汲む　弁護士。
当然　住居も庭も　広い・・・
リビングとは別にテレビを見る部屋があります。
ラストシーン・・・父親の両サイドに１０歳と１７歳の娘。
３人はソファに並んで座りこちら側（テレビ）を見ているところで終わります。
その後ろに　左奥　リビングルームのシャンデリア、右奥にダイニングルームが
見えます。
　どんなに広い家でも　テレビをみんなで一緒に見る空間の
大きさは同じ！！！

マネーボール


ブラッドピッド演じるゼネラルマネージャーが　かつて活躍した
大リーガーを訪ね　移籍の話をする・・・・
クラシカルな住宅　次に訪ねたのは　ＲＣ 造のモダンと呼ばれる住宅

１９８０年代の大リーガーの住まい・・・今、海外で活躍している
日本の選手の方達　どんな住まいなのか　見てみたくなりました。

投げられなくなったキャッチャーに　ファーストを依頼、
「やったことがない」・・・「教える」　
　
お金がなくて出来ない、経験がない・・・

発想を変えると　新たな可能性が出来る！　　
ストーリーにも感激します。

映画は　私の中のちょっとした　異文化交流です。