坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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映画【ハドソン川の奇跡】

2017-10-30 | 映画
先日、映画館で『女神の見えざる手』を見てきました。
原題は、『Miss Sloane』主人公の名前です。
日本のタイトルは、言い得て妙です。

DVDでお盆休みに見た映画・・・原題は『SULLY』 機長の名前です。
『ハドソン川の奇跡』もよいネーミング!



アメリカでは連日のニュースで、有名になったためこのタイトルでOKなのでしょう。
日本では ニュースは見ても、機長の名前までは・・・
他の空港に降りられた可能性 を追及されるストーリー

DVDの2度見。

飛行機に関わるシーン以外は、
・主にホテル

ハドソン川近く


機長が職員としての定宿のホテル
事故後の宿泊先のホテル、
会議に使われるホテル・・・いずれも マリオット です。
MARRIOTT 、 MARRIOTT DOWN TOWN、COURTYARD  MARRIOTT が出てきます。
客室は 敢えてグレー系の無機質感のある部屋、
会議に使われるのは クリーム色の壁に装飾も額1枚。
事故に対する冷静な対処をクールに描いています。

・機長が度々電話、郊外の住宅一戸建てが、奥様の電話を受けるシーンで出てきます。
 

事故調査委員会で『家族との生活』を質問される時の機長の答え、
『皆さんと同じです』
この言葉を受けるように 普通の 住まいという設定なのでしょう。

電話を受ける時、奥様の普通の生活の中の中です。
プライベートの部屋には家族の写真。
雑多な生活用品が並んでいても 不自然にならないのは 高さを揃える並べ方のテクニックを感じます。
キッチンに小型のテレビが置けるスペースのゆとりが、日本の一般住宅との絶対的な広さの違いです。

英雄扱いか、過失か、家族の日常と非日常も 表裏一体です。



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