時々聞かれますが、如庵は国宝の茶室で火は使えません。
書院席で、いただきます。
風が出てきた茶室の路地は寒さに、気が引き締まります。
400年の歳月を見ている如庵、織田有楽斎に庭先から見ていられるようです。
室内に入り、風邪から身を防ぎ、ホッとします。
障子1枚がどれだけ人を守るのか あらためて日本家屋を体感します。
より完全、安全を求めて 現在のサッシに到達ですね。
本席では、お正月にふさわしいお道具揃えを見せていただきました。
私が戴いた時は、お茶碗が軽く、絵付けもきれいなのでお聞きしました。
山中塗とのこと、塗り物の抹茶茶碗もまた、素敵です。
ここの初釜に伺うのは恒例ですが、一度ここのホテルの温泉に行って見たいと思い、今回、露天風呂に入りました。初釜のチケット提示で、日帰り扱いの930円で入れます。
朝9時半の大浴場はほとんど人も無く、無人の露天風呂。3メートルの高さから落ちる、打たせ湯を肩に当てて、肩こりも解消。旅行気分になれます。
帰りの電車までの時間があったので、犬山の成田さんへ。犬山遊園の駅に成田山への矢印があります。
小学生のころ母と書き初めに着た記憶がありますが、細い階段道、イメージが違う・・・
本堂まで上がり、正面の広い参道を見渡してわかりました。
子供のころは犬山の駅から来た!一駅違う!
記憶は合ってました。母がいたら・・・何て言うのか・・・
90度横を見ると、犬山城が小さく見えます。
100年単位の風を感じます。
優雅な半日を過ごさせていただきました。
さて、今年!!