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汐留ミュージアム:バウハウス・キッチン

2010-10-20 | インテリア
新橋のパナソニック電工-汐留ミュージアムに行ってきました。

家具、インテリアや建築でバウハウスははずせないものですが、
《キッチン》という切り口で開催されていることに興味がありました。

バウハウスに在席した半数は女性だったこと、生活の新しいデザインを
キッチンに象徴させ、キッチンの生産の共同体、生活スタイルから
『食』への意識、調理方法などの家事労働・・・・側面を見ることができました。

日本のシステムキッチンの考えはドイツからきていますが、
なぜ ドイツだったのかこの展示を見て 新たに納得できます。

以下の [マイスターキッチン部分]は、許可を得て撮影しています。


平面図の中、左下より食堂、配膳室、調理場です。

キッチンの使い方の当時の映像がながれていました。家事労働の軽減は現在も続くテーマです。

ダイニングルームから配膳室を見る : 配膳室からダイニングを見る
 
調理場から壁の開口を通じて、配膳室へ : 調理場
 
配膳室は[食器の洗い場]でもあります。 シャワータイプの水栓金具
 

調理場も 100年前とは思えないぐらい…熱源が違うだけで、今でも使えそうです。
調味料や食品を入れる小抽斗はシステマティックです。
 

「汐留ミュージアム・バウハウス展、2010年」


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