晩酌事始

バンシャクコトハジメのお気楽レシピ。
いざ呑むなら作るべし。

あっさり 鶏肉じゃが

2017-09-06 | 野菜の味で


含め煮にする手間はなし。スープ顆粒で手抜き(笑)

【材料】

・鶏ムネ 250~300g
・ジャガイモ 鶏と同量
・バジル 葉の大きいものなら5~6枚
・塩 小さじ1
・コショウ 少々
・酒 大さじ1強
・味醂 大さじ1強
・ブイヨン 顆粒小さじ2(ガラスープの顆粒でも可)

【作り方】
1.鶏肉を食べやすい大きさに切り、塩をふって少し置く


2.イモを食べやすい大きさに切り茹でる


3.イモが茹であがったらしっかりと水気を切る

※面倒なので粉吹きイモにしてしまえば?

4.フライパンに油を熱し1を中火で炒める


5.4に火が通ったらイモを加え炒める


6.酒、味醂、ブイヨンを加え混ぜたら、落としフタ(アルミホイルでも)をして5分、味をなじませる

7.バジルをちぎって加え、さっと炒め合わせたら出来上がり


何か色が欲しいなとトマトを置いたが意味がなかったね(笑)


ご飯のおかずにはなりません(笑)。あくまでも酒肴です。
9月だ!ひやおろしだ。相性はかなり良いはず。

オトナ味のバターコーン

2017-09-01 | 野菜の味で


酒のツマミになるよう考えました。
あ、そうか。
よく考えたらバターを使うからバターコーンか。ならば当レシピはそれにあらず(笑)

【材料】量はお好きなだけ

・トウモロコシ(茹でて身をほぐす)
・ポークウインナー(小さく刻む)
・タイム
・塩
・粗びき黒コショウ

【作り方】
1.フライパンで薄く油を熱し、ソーセージを中火で炒める(脂がじわじわ出てくるまでこんがりと)


2.タイムを加え香りをなじませる


3.トウモロコシを加え炒める

※味が締まらなかったら食塩を加え調整する

4.盛り付けたら黒コショウをふる


ウインナーの塩気とトウモロコシの甘み。両者の持ち味を味わおうという趣向です。
タイムはドライ(どこにでも売ってる粉末)を使った方がよりオトナ味に。

きりっと端麗な純米、あるいは本醸造を添えて。

トマトの和風サラダ 池波風

2017-07-26 | 野菜の味で


池波風とは私の勝手なネーミング。
敬愛する池波正太郎氏のエッセイに見つけたメニューでござんす。

【材料】分量はお好みで
・熟れたトマト
・大葉(たっぷりが良いそうです)
・ごま油
・酢
・醤油

【作り方】
1.トマトを6つか8つに切る


2.大葉は千切りにする

※水気はよく切っておいた方が、ふんわりと盛り付けられる

3.ごま油、酢、醤油をかける(比率同量でいいみたい)
4.自分はさらに炒りゴマをかけてみました(好きなので)

トマトと醤油というのは合うんですな。
火照った夏の身体をしみじみと癒してくれるような味わい。さすが池波先生。
もちろん冷や酒にも。

粗挽きポークのネギ炒め

2017-06-29 | 野菜の味で


さっと出来て、すっごい単純だけど、脂がからんだネギの辛味というか旨みが美味。

【材料】主材料は各好きなだけ
・粗びきポークウインナー(コロコロに切る)
・ネギ(コロコロに切る)
・あればタイム(なくても平気)
・塩コショウ 少々
・酒 ネギ1本に対して小さじ1

好きなだけと言ったが、ウインナーとネギは同じ位の量が美味しいかも

【作り方】
1.フライパンに薄く油を熱しウインナーをじわじわとゆっくり炒める
 (誰だ?さっと出来るって言ったの)


2.1が少しこんがりして脂がじわじわしてきたらネギ(あればタイムも)をまぜ炒める


3.ネギに脂が回ったら塩コショウ、酒をふる
4.さっと仕上げるのがコツ。ネギはレアなくらいの方が美味しいかも

ウインナーの旨みある脂がいい味を出してくれます
ネギの鮮度を味わう酒は、フレッシュな生酒系(冷たくね)で。


ゴーヤーと赤ウインナーのかき揚げ

2017-06-05 | 野菜の味で


色見の楽しさだけで思いついたお気楽かき揚げ。
だけど、案外美味しいのであった。

【作り方】ってほどのものじゃないが・・・



1.ゴーヤー(もちろんワタは取り除く)はタテ半分、さらに半分に切り、薄切りにする
2.ウインナーは斜めにスライスする
3.衣を作り(既製品は所定の分量に従い)、絡めて揚げる。
  ※ゴーヤーに火を通したいので中温くらいかな

ウインナーの旨みがゴーヤーの苦みを引き立てる、面白い味わい。
けっこう後を引くおいしさなのだった。
冷やした純米、焼酎ロック、もちろん泡盛にも。

アスパラとジャガイモの炒め合わせ。

2017-05-31 | 野菜の味で


大地の味覚の競演。
バラエティー豊かな風味と食感で美味。

【材料】


・アスパラ 中サイズ4~5本(イモと長さを合わせる)
・ジャガイモ 大1個(1cmの拍子切りにする)
・あれば赤ピーマン 1個(タテ細切りにする)
・ツナ缶 1個(汁を切っておく)
・塩コショウ 適量
・酒または白ワイン 大さじ1
・顆粒ブイヨン 小さじ2

【作り方】
1.フライパンに油を熱しジャガイモを炒める(弱~中火でゆっくり)

※時短ワザ
 油が回ったら耐熱容器に移しレンジでチン(600W2分位)

2.イモを加熱してる間にアスパラ、ピーマンを炒める


3.加熱したイモを炒め合わせ、塩コショウをふる


4.材料に火が通ったら、酒、ブイヨンを加える

5.ツナを加え、さっと混ぜ合わせたら出来上がり


実はツナがいい仕事していて、全体の味わいをまったりと高めております。
ちょっとワインテイストな酸味の効いた吟醸など、爽快な酒とお楽しみあれ。



ポテトフライ

2017-04-25 | 野菜の味で


池波正太郎先生のエッセイより。子供の頃の想い出の味が、ビールのつまみになったそうな。
素揚げのあれはフライドポテト。パン粉揚げがポテトフライなんだとか。

【作り方】
1.ジャガイモを1.5cm角に切る


2.粉、溶き卵、パン粉というフツーの要領でフライにする


【要点】
・いかに火を通すか。低温でじ~っくり、イモは予め蒸しておいてから切る、切ってからチンする等々、工夫してみて
・食べる時はウスターソースか醤油をキャベツにかけて、キャベツと一緒に頬張る
・トマトやらごてごて飾るのは野暮(主役はイモにあり)

先生は仕事を終えた夕方のビールのツマミにしていたようだが、今なら酒でも合うと思う。
旨口濃醇、フレッシュな生酒がぴったりだった。イモの味が引き立つよ。

ゴマソースの甘酸っぱいブロッコリー

2017-04-05 | 野菜の味で


去年だったかな。「ブロッコリーの茎って食べるものなんですか」と言われびっくりした。
・・・、食べるよね、フツー。え?自分だけ?
ちなみに、自分は茎なら茎だけを食べるのが好き。食感が統一されてるから。

【作り方】
1.ブロッコリーを適当に切って蒸す(電子レンジでも)。
2.擦りゴマ1:酢1:砂糖1/2の比率でソースを作る
3.1と2を和える


ちょいと一杯って時、突き出しにぴったり。
吟醸酒とよく合う。互いのさらさら感が相性良し。

長イモフライ

2017-03-24 | 野菜の味で


長いイモフライじゃないですから。
長芋がさっくりしっとり、という食感に。

【作り方】
1.長芋を、まず4~5cmの長さに切り、それを4~6等分にする
2.低温(150℃)でじっくりと、キツネ色になるまで揚げる
3.ザルに上げ塩をふる

4.盛り付けたら好みで青海苔をふる
  いや、好みじゃなく、これはかけた方が絶対に美味しい

※150℃なんて温度、どうやって?というヒトは、迷わず温度計を使うべし

温度を制する者は揚物を制す。これはプロでも同じことを言う。
ベテランになると揚げてる音で分かるらしいけどね。

極めて素朴な味わいが堪らない。
吟醸酒との相性は文句なし。互いの風味が引き立つよ。

自家製なめたけ

2017-03-06 | 野菜の味で



【つゆの作り方】うちのはちょっと甘め&コク重視

砂糖2:酒2:みりん2:砂糖1の配合比率で

【煮込み方】
1.食べやすい大きさにエノキを切る
2.1を鍋に入れ、エノキの半分弱が浸かる位のつゆを入れ火にかける
  ※火が入ると減ってくるので、全体を浸す必要なし


3.煮たってぬめりが出てきたら弱火にし、タレが減るまで煮詰める


4.仕上げに酢(砂糖の半分くらいの分量)を入れる
  ※砂糖が大さじ1だったら酢は大さじ1/2位ってことね
  好みで酢を増やせばよりコクが深くなる

料理画像は、なめたけを使ったツマミ一例。
少量の豆板醤と微量のおろしニンニクを混ぜたら何と美味しい一品の出来上がり。
これで純米の燗酒をきゅっとやれば「く~っ」と息が漏れるほどに美味しい。

サツマイモのロースト

2017-03-02 | 野菜の味で


もっちり美味しい。
塩を効かせて酒肴にする。

【作り方】
1.サツマイモを厚さ1cmの輪切りにする
2.耐熱皿にオリーブオイルをしきイモにオイルをまとわせる
3.オーブントースターで両面焼く

その他ポイント
・タイムを添えて焼くと少し美味しい
・食べる時は塩コショウなど好みの味で
・スキレットを使い蒸し焼きでも

そんなもので呑めるのかって? それが呑めるんだな。
糖分が凝固した焦げ目が、干しイモみたいでうまいんだな。
すっきりした吟醸酒(冷)、あるいは生酒が合うんだな。

裸の大将の口ぶりを真似る必要はないんだな。

たぬき汁

2017-02-20 | 野菜の味で


一度は本物(獣の方ね)を食べてみたい気もするが。
このメニューは精進料理が発祥だそう。蒟蒻を肉に見立てたんだね。
派手さはないが滋味がしみる~。

【材料】分量はすべてお好きなだけ


・こんにゃく(手で裂いて水気を切っておく)
 ※裂いた方が食感がよい

・大根、ニンジン(食べやすい大きさに)
・ゴボウ(太めのささがきにしておく)
・出汁
・味噌
・ごま油

【作り方】
1.こんにゃくをごま油で炒める

※水分を飛ばしながら、表面の色が少し変わるくらいまでよ~く炒める


2.野菜を炒め合わせる

※じっくり丁寧に炒めた方が美味しくなるような気がする

3.出汁を加えて煮る
4.野菜が柔らかくなったら味噌を溶く

あ、こんにゃくの味がする、ゴボウの味がする。
しみじみを味わうには、純米をぬる燗で。

ごぼうスティック

2017-01-10 | 野菜の味で


スティックとか言っちゃって、早い話がゴボウの唐揚げです。
下茹でで好みの固さ(柔らかさ)に。
自分的にはサクッとしていながらゴボウはほっこり柔らかなのが好み。

【材料】
・ごぼう


お好みのサイズで。ほっこりが好きなら太いのを、シャキシャキが好きなら細いのを

・漬けダレ 醤油4:みりん1+おろしニンニク少々
・片栗粉

【作り方】
1.皮を剥く(包丁でこそげ取る)


2.適当な長さ(扱いやすい長さ)に切りタテ半分に切る

切ったら水にさらす

3.下茹でする(好みの固さに)


4.タレにさっと浸して片栗粉をまぶす(粉は薄目がよい)




5.中温で揚げる


※かくし包丁

適当な幅で切り目を入れとけば食べやすいかな、と。
茹でてから、タンタンタンと切る(串を添えれば切断する恐れはない)。
ただ、固茹でで仕上げる時は意味ないけどね(笑)


新酒の季節。味わいの濃いめの酒が合いそう。
逆に、きりっとすっきりな本醸造でも。



三種のキノコ 中華炒め

2017-01-09 | 野菜の味で


むっちり、ぷるん、しゃきしゃき。炒め合わせれば異なる食感の相性が面白い。

【材料】


・エリンギ 1パック(薄切りにする)
・しめじ 1パック(ほぐしておく)
・キクラゲ 適量(細切りにする)※生がなければ乾燥品を戻して
・乾燥小エビ 大さじ1
・塩コショウ 少々
・ガラスープの粉 大さじ1
・紹興酒 大さじ1

【作り方】
1.キノコ類をフライパンで油炒めする(中火)
2.塩コショウを軽くふる
3.材料がしんなりしてきたらガラスープの粉を加え、紹興酒をふる
4.小エビを加えさっと炒めたらできあがり


1本買い置きしておくと何かと便利。

意外に味がしっかりしてるので、旨み強めな純米を。キレがあればキノコはなお美味。


みぞれ焼き鳥

2016-11-18 | 野菜の味で


大根おろしが決め手。なのでカテゴリは野菜料理だな(笑)

【材料】量はすべてお好きなだけってことで
・鶏もも(ぶつ切りにして塩コショウで下味をつける)
・ネギ(ざく切り)
・大根(おろしておく)
・焼き鳥のたれ(市販品、焼肉のタレでも)

【作り方】
1.フライパン(油適量・中火)で鶏とネギを焼く


※出過ぎた鶏の脂や水分は時々キッチンペーパーで吸い出す


2.こんがりとして来たらタレを絡める


3.盛り付けたら大根おろしをたっぷりと添える
 (ポン酢で和えても美味しい)

鶏とおろしの風味に寄り添う酒は純米かな。ぬる燗で。