晩酌事始

バンシャクコトハジメのお気楽レシピ。
いざ呑むなら作るべし。

塩酒粕

2017-11-13 | 作り置き・料理材料


さる蔵人に教えてもらったもの。塩麹とともに我が家の必需品です。
不思議と寒い時期になるとこっちの方が利用頻度が増える(笑)

【材料】 多くの方が提唱してるレシピを参考にしています
・酒粕 100g
・水 100cc
・食塩 30g

【作り方】
1.酒粕を水に浸す(のんびり半日は置いといて)


2.1が柔らかくなったらペースト状になるまで練り食塩を加える


<おことわり>最初の完成画像と作り方画像は別物です(色がちがうでしょ)
我が家は、ここは香りが欲しいというときは大吟醸酒粕(けっこう高い)を、漬ける系・けっこうたくさん必要な時は板粕(前者に比べりゃお買い得)というように二種類作っています。

保存状態によるがけっこう長持ちしまっせ。
諸説あるが1ヵ月と言う人あり1年と言う人あり。ここは自己責任でお願いします。

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以下、活用編
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で、料理には、どのくらいの量を使えばいいの?って話だが・・・

もしも、その皆さんの塩酒粕を味付けを(塩として)使うなら、あくまで大まかな計算だが、目安としては塩酒粕大さじ1で塩は約2.3gが含まれると思われる。塩は6gで小さじ1だから、いわゆる小さじ1/2弱。これを目安にするとよいと思われます。
ちなみに計算は(あたしゃ算数苦手なんで信ぴょう性に欠けますが)、酒粕100gが仮に水と同じ比重で100ccと換算すれば、できた酒粕ペーストは200ccとなる。これを15(大さじ1・15cc)で割ると、大さじ約13となる。塩30gを13で割れば約2.3g、つまり大さじ1に含まれる量がこれ?という話だ(食品の重量表(量に対しての重さ)に酒粕が載ってないんでテキトーに100g=100ccとしてますが)。
実際に作ってみると、出来上がりは200ccより少ないです

※この記述は新情報が入り次第改定されます

小松菜と揚げの煮びたし

2017-11-11 | 野菜の味で


揚げと小松菜の煮びたし、でもいいけど(笑)
この有名な煮物、ひょっとしたら「何とか煮」という固有名詞があるかも。
居酒屋の、突き出しなんかでも定番ですな。だから家で呑むときにもウレシイ。

【材料】何人前とか・・・ムリ(笑)
・小松菜 ざっとひと掴み
・小揚げ 4枚
<煮汁>ごくあっさりと炊き上げる場合
・水 400cc
・みりん 大さじ1
・酒 大さじ1
・醤油 大さじ1~1.5(お好みで)

【作り方】
1.揚げに熱湯をかけ回し、さます
2.その間に小松菜を食べやすい大きさにざくざく切る
3.揚げを1cm幅の細切りにする
4.2と3を煮る
  ※煮汁は材料がひたひたになるほど沢山いらない(加熱すると嵩が減るから)

≪ごくあっさりに仕上げない場合≫
・砂糖を小さじ1/2加えるとコクが増す
・仕上げにごま油を小さじ1/2加えるとこっくり感が増す


こういう地味なツマミは、温めの燗(それも銚子と猪口で)で、くつろぎたいものです。

菜飯

2017-11-04 | 野菜の味で


大根に、状態の良い葉がついてたら即買い。これを作りたくて。池波作品の時代劇にも登場してます。
※作り方は我が家流で池波のそれとは違います

【材料】お好きなだけ(今回はごはん3膳分出来ました)
・大根菜

・塩
・ごま油
・好みで煎りゴマ
・忘れちゃいけないアツアツごはん

【作り方】
1.大根菜を刻む

おおっ、偶然にもほぼ100gになった。計算しやすい。

2.1に食塩を加える

参考までに塩の量について。
我が家は浅漬けの際、野菜の重さの2g、多くて3gを目安にしています。
菜飯は少し塩を効かせるよう4~5g使います。

3.2を塩もみする

葉が手に着いてウザいですが、一切れ残らず器に戻そう。
ええい、洗っちゃえなんてのはもってのほか(笑)

4.10~15分置いたら、よ~く水分を絞り、ごま油を小さじ1/2加える


5.4とごはんを混ぜる


6.5を器に盛り煎りゴマをふる

ちなみに・・・


ラー油(数滴ね)も案外おいしい


マヨラーにはマヨもおすすめ。意外においしい。

うちの晩酌では、これ、〆のごはんじゃないんだな。
これを食べながら酒むんだな。
ちょっと辛口なのをぬる燗で。飯が進んで太ること必至。