晩酌事始

バンシャクコトハジメのお気楽レシピ。
いざ呑むなら作るべし。

レタスとワカメの焼きサラダ

2018-06-27 | 野菜の味で


夏になると、こういうのが美味しく感じるんだよね。
ミネラルありげで、体にもちょっとよさそう。
炒め物というよりサラダと呼べば食欲も出るかな(笑)

【材料】
・レタス 中1/2個(食べやすくちぎる)
・わかめ 乾燥5g位(戻して水気をしぼっておく)
・塩コショウ 少々
・ガラスープの粉 小さじ1/2
・紹興酒(なければ日本酒) 小さじ1
・好みで炒りごま 適量

【作り方】
1.フライパンに油を熱し、レタスを炒める
2.レタスに油が回ったらわかめを炒め合わせる
3.塩コショウをふり、ガラスープを加える
4.紹興酒をフランベして出来上がり
5.好みでゴマをふる
※じっくり火を通す必要なし。さっと仕上げてシャキシャキ感を残すべし


冷たい生貯蔵酒などと楽しみたいですな、夏らしく

セロリと切干大根のシャキッと炒め

2018-06-19 | 野菜の味で


鮮烈食感。鶏ガラ粉でまとめた味が食欲をそそります。

【材料】



・セロリ 中1本
 太い部分はスジを取り斜め細切りに、葉や茎は食べやすく刻む
・切り干し大根 15g~20g(戻して水をギュッと絞る)
・塩コショウ 少々
・酒 小さじ1
・ガラスープ顆粒 小さじ1

【作り方】

1.フライパンに油を熱し、セロリ(太い部分)と切り干し大根を炒める


2.野菜に油が回ったら残りのセロリを炒め合わせ、塩コショウをふる


3.酒、ガラスープを加えて出来上がり


塩コショウやガラスープの加減はお好みで。
唐辛子を使いペペロンチーノ仕立てにしても美味しい。

きりっと冷やした吟醸、本醸造など、合う酒のタイプは多いかな。

きくらげとわけぎの和え物

2018-05-11 | 野菜の味で


漢字で書くと木耳と分葱。
池波作品「鬼平犯科帳」に出てくるのを作ってみた。
これだという確証はないのだが、多分こんな感じかな(笑)

【材料】量はお好きなだけ
・きくらげ 乾燥(戻しておく)あるいは生
・わけぎ
・味噌ダレ(味噌大さじ1:酢大さじ1:砂糖小さじ1の比率で溶いておく)
※わけぎは小葱を代用してもよいがその際は量を少なめに

【作り方】
1.きくらげをさっと茹で冷ます
2.1の水気を取り細切りにする
3.わけぎもさっと茹で同様に冷ます
4.3を3cm位に切る
5.材料を味噌ダレで和える

※酢や砂糖は好みで加減するとよい


すっきりクリアな吟醸(純米でも本醸造でも)と相性が良い。
両者の美味しさが溶け合うのがよく分かります。

厚揚げとレタスのさっと炒め

2018-04-28 | 野菜の味で


レタスってどんな味? 言葉にするのは難しいが、いいんだなぁ、その触感が。これは確か(笑)

【材料】
・生揚げ 1枚(食べやすい大きさに切る)
・レタス 中1/4個(手でちぎる)
・塩コショウ 少々
・ガラスープのもと 小さじ1
・紹興酒 小さじ1~2(日本酒でも可)
・ごま油 少々

【作り方】
1.フライパンにサラダ油(分量外)を熱し生揚げを炒める

2.1がこんがりとしたら塩コショウ、ガラスープの粉を加える


3.紹興酒をふって炒め、レタスを加え炒め合わせる


4.仕上げにごま油をふり香りを足す

※レタスはさっと油がまわればOK。くれぐれも火を通しすぎないように


旨みののった純米を。冷たくして添えると料理とバランスが良い


枝豆の何か炒め

2018-04-12 | 野菜の味で


茹で過ぎて残っちゃったとき、翌日はこんなカタチでリメイク。
ベーコン、ソーセージ、ハム...それ系の何かと一緒に。

【材料】
・残った枝豆 適量
 わざわざ茹でてもかまわないけど(笑)
・何か ベーコンなど適量(枝豆大に刻む)
・オリーブオイル 適量
・塩コショウ 適量
・白ワイン 少々

【作り方】
1.フライパンにオリーブオイルを熱し具材を炒める
2.軽く塩コショウ、仕上げにワインをフランベして出来上がり

料理例の画像で使ってる「何か」は、豚肉入り魚肉ソーセージという謎のもの、彩に赤いウインナーを少し。
すっきり淡麗な冷酒と、呑み始めの良い突き出しになるね。

大根のポン酢さっと焼き

2018-04-08 | 野菜の味で


バター醤油でこってり、というよりは酸味の効いた大根ソテーも一興。
酸っぱいです(笑)

【材料】一人分
・大根輪切り(1.5cm~2cm厚) 3切れ
・バター 少々
・おろしニンニク チューブなら3cm~4cm位
・ポン酢 大さじ3(ニンニクを溶いておく)
・オリーブオイル 適量
・粉山椒 適量

【作り方】
1.大根に格子状の切り目を入れる

菜箸などを置いておくと切断を防げる

2.耐熱容器に1を置き、ラップをして電子レンジで加熱(600W2分)

※この段階で食べられる柔らかさにする

3.フライパンにオリーブオイルを熱し、2を両面ソテーする

4.こんがりとしたらバターをのせ、からめる


5.にんにくを溶いたポン酢をかけ回す

さっとからめて出来上がり


好みで粉山椒をふって。あるいは煎りゴマでも黒コショウでもマヨでも、なんでもアリかと。
旨み芳醇な吟醸酒を添えて。




もやしとちくわのペペロンチーノ

2018-02-02 | 野菜の味で


お知り合いがFBに載せていたのを真似、自分なりにやってみました

【材料】
・もやし 1袋(200g)
・ちくわ 4本(斜めに切る)
・豆苗 おまけ的に少々(食べやすい長さに切る)
 ※なければ無いでかまわない
・ニンニク 1片(みじん切りに)
・唐辛子 2本(種を取り輪切りに)
・塩 少々
・酒 大さじ1
・油 適量
・粗びき黒コショウ 適量

【作り方】
1.フライパンに油、ニンニク、唐辛子を入れてから点火
2.香りが立ったらちくわをさっと炒める
3.ちくわに油がまわったらモヤシを加え炒める
4.3に塩、酒をふる
5.豆苗を炒め合わせてできあがり
6.黒コショウをふって香りよく


ちくわとニンニクの風味、意外にいいです。
さらっとした生酒なんかがあると、よい組み合わせ。すいすい呑める。

里芋とひき肉の焼き団子

2018-01-09 | 野菜の味で


里芋を入手。酒に合いそうな料理はないかと探してみたらキッコーマンのサイトがヒット。
簡単そうなのでこしらえてみました。

以下、同サイトより(画像は私のですが)

【材料】
・里芋 200g


・鶏ひき肉 80g
・ねぎ(みじん切り) 3cm分

※食感を出したいので鶏は自分で刻みました
・片栗粉 大さじ2
・ごま油 大さじ1/2
(A)
・しょうゆ 大さじ1
・みりん 大さじ1
・だし汁(かつおだしなど) 1/4カップ
(B)
・しょうゆ 小さじ1
・みりん 大さじ1と1/2

※出典元では醤油や味醂はモチロン商品名になってます

【作り方】
1.里芋は皮をむいてさっと水洗いをし、耐熱皿に並べてラップをして電子レンジ(600W)で5分ほど加熱し、木べらなどで粗くつぶす
2.鍋に(A)とひき肉、ねぎを入れ、汁気がほとんどなくなるまで中火で混ぜながら煮る



3.1と2を混ぜ合わせ、片栗粉を加えて混ぜ、丸く成形する



4.温めたフライパンにごま油を加え、(3)を入れて蓋をして、2分中火で蒸し焼きにし、返してさらに2分中火で蒸し焼きにする


5.(B)を加えて、てりが出るまで煮絡める


なかなかに美味しい。さすがプロのレシピ。
里芋の風味を引き立てるよう吟醸酒を合わせて吉。

ほうれん草のムチムチオムレツ

2017-12-01 | 野菜の味で


自分の体がそうなる以外なら、ムチムチ歓迎。
何がムチムチなのか乞うご期待。

【材料】
・卵 Mサイズ3~4個
・ほうれん草 150~180g位
・ツナ缶 フレーク1個
・ピザ用チーズ 大さじ多めに1
・塩コショウ 少々
・マヨネーズ 大さじ1

【作り方】
1.ツナ缶の漬け汁を切る(しっかりとね)
2.ほうれん草をポリ袋などに入れレンジで2分チン
3.その間に卵をボールに溶き塩コショウをふる
4.ほうれん草がへにゃっとなっていたらOK。

  粗熱が取れたら2~3cmに刻む
5.全てをボウルに入れ具材が均等になるようにさっくりと混ぜる




6.フライパンに油を中火で熱し、5を流し入れる
ゆるゆると掻きまわし半熟の手前あたりでフタをして、弱火でゆっくり蒸し焼きにする

7.卵のふちが乾いて少し浮いて来たら・・・


8.小さなヘラ(そんなものはない!と言うヒトはバターナイフ)で周囲をこそいでそこが焼けてフライパンにべたっとなっていないかを確認


9.蓋かお皿で上から覆い、はい、気合がカンジン、ホッ!とひっくり返す


10.ひっくり返したものを再びフライパンにスライドして戻し、弱火で加熱を続ける


ツナの力を借りて、ムチムチな食感。ホウレン草多めで、ああ、食べてるぞって感じ。
味が足りないと感じる方は、醤油なり、マヨなりをつけて。
酒肴としては、こんなの、どんな酒が合うんだよという味わいだが、やはり野菜にはこれだなと言う感じで、甘めの吟醸酒が良うございました。

小松菜と揚げの煮びたし

2017-11-11 | 野菜の味で


揚げと小松菜の煮びたし、でもいいけど(笑)
この有名な煮物、ひょっとしたら「何とか煮」という固有名詞があるかも。
居酒屋の、突き出しなんかでも定番ですな。だから家で呑むときにもウレシイ。

【材料】何人前とか・・・ムリ(笑)
・小松菜 ざっとひと掴み
・小揚げ 4枚
<煮汁>ごくあっさりと炊き上げる場合
・水 400cc
・みりん 大さじ1
・酒 大さじ1
・醤油 大さじ1~1.5(お好みで)

【作り方】
1.揚げに熱湯をかけ回し、さます
2.その間に小松菜を食べやすい大きさにざくざく切る
3.揚げを1cm幅の細切りにする
4.2と3を煮る
  ※煮汁は材料がひたひたになるほど沢山いらない(加熱すると嵩が減るから)

≪ごくあっさりに仕上げない場合≫
・砂糖を小さじ1/2加えるとコクが増す
・仕上げにごま油を小さじ1/2加えるとこっくり感が増す


こういう地味なツマミは、温めの燗(それも銚子と猪口で)で、くつろぎたいものです。

菜飯

2017-11-04 | 野菜の味で


大根に、状態の良い葉がついてたら即買い。これを作りたくて。池波作品の時代劇にも登場してます。
※作り方は我が家流で池波のそれとは違います

【材料】お好きなだけ(今回はごはん3膳分出来ました)
・大根菜

・塩
・ごま油
・好みで煎りゴマ
・忘れちゃいけないアツアツごはん

【作り方】
1.大根菜を刻む

おおっ、偶然にもほぼ100gになった。計算しやすい。

2.1に食塩を加える

参考までに塩の量について。
我が家は浅漬けの際、野菜の重さの2g、多くて3gを目安にしています。
菜飯は少し塩を効かせるよう4~5g使います。

3.2を塩もみする

葉が手に着いてウザいですが、一切れ残らず器に戻そう。
ええい、洗っちゃえなんてのはもってのほか(笑)

4.10~15分置いたら、よ~く水分を絞り、ごま油を小さじ1/2加える


5.4とごはんを混ぜる


6.5を器に盛り煎りゴマをふる

ちなみに・・・


ラー油(数滴ね)も案外おいしい


マヨラーにはマヨもおすすめ。意外においしい。

うちの晩酌では、これ、〆のごはんじゃないんだな。
これを食べながら酒むんだな。
ちょっと辛口なのをぬる燗で。飯が進んで太ること必至。

まるごと肉詰めピーマン

2017-09-30 | 野菜の味で


肉ピーは苦手(どうしても剥がれる)なので、こうしてみた(笑)

【材料】
・ピーマン 食べたいだけ

<タネ>ピーマン中8~10個分として
・豚(または合い挽き)ひき肉 180~200g
・玉ねぎ 中1/2個(みじん切りにする)
・塩コショウ 少々
・酒 大さじ1
・醤油 大さじ1
・オイスターソース 小さじ1
・片栗粉 大さじ1

【作り方】
1.ピーマンのヘタ側を切り落とし中をくり抜く

※使える部分は刻んでミンチに入れて使いこなす

2.タネをすべて混ぜ、よくこねる


3.タネをピーマンに詰める

※スプーンやバターナイフなどを使って先っちょまで丁寧に詰めよう

隙間なくたっぷりとね

カプリコを思い出す

4.フライパンに油を熱しピーマンを炒める

弱火でゆっくり、時々ころがしてまんべんなく火を通す

5.串を差して透明な水が出たら焼けてるはず。上手に包丁を使い輪切りに


上手に詰めることができればご覧のとおり


中濃ソース、マヨポンなどをかけて。

ピーマンのほろ苦味が良い酒の友に。淡麗系の純米をぬる燗、熱燗で。

ピーマンと笹身の醤油炒め

2017-09-27 | 野菜の味で


多分、テレビか何かで見たんだろう。メモ書きが出てきたのでやってみた。
無限ピーマンの肉入りバージョンってとこかな。

【材料】
・ピーマン 小~中5~6個(食べやすい大きさに切る) 
・笹身 1~2本(食べやすい大きさに切る)
・酒 大さじ1
・味醂 大さじ1
・醤油 大さじ1
・だし粉 小さじ1
・鰹節 適量

【作り方】
1.フライパンに油を熱し笹身を炒める


2.ピーマンを加え混ぜ炒める


3.ピーマンに火が通ったら酒、味醂、醤油、だし粉を加えさっと炒める


4.全体に味がからんだら盛り付け、鰹節を飾る


予想通りというか、なんかフツー(笑)。なぜ笹身なんだろう。カロリーを抑えるとか味わいをあっさり仕上げるってことだったんだろうか。
笹身はもっと多くても良かったかな。

無難に酒の肴に。勿論ごはんの友に。
肴にするなら酒はさらっとしたものをぬる燗にして。

ラディッシュとツナのサラダ

2017-09-12 | 野菜の味で


ラディッシュを美味しく頂くお馴染みメニュー。
ツナがいい仕事しますな。

【材料】
・ラディッシュ 大小あるけど概ね100g位で
・ツナ缶 1個(漬け汁を切っておく)
・塩 (適量)
・粗びき黒コショウ

【作り方】
1.ラディッシュをスライスする

※スライサーを使うのも自由

2.1のラディッシュを塩もみして10分程度置く

※食塩はラディッシュの重さの2%が目安

3.水分が出てきたら頃合い


4.3の水気を搾り、ツナを混ぜる


5.盛り付け、黒コショウをふる


やや辛口を常温かぬる燗で。しみじみと旨いよ

ガパオライス ややガッツリ系

2017-09-11 | 野菜の味で


食べ応え重視。あ、もちろん味も(笑)

【材料】2皿分
・鶏もも 250g~300g 1枚(余分な脂は取り除く)
・玉ねぎ 中1/2個(みじん切りに)
・パプリカ 大なら1/2個、小なら1個(細切りに)
・茄子 中~大1本(短冊切りに)
・にんにく 1かけ(みじん切りに)
・唐辛子 1本(種を取り輪切りに)
・バジル 20~30枚 ※数枚を飾りに使う
・卵 1個
・ゴハン 適量
※好みでトマト 中なら1/2個、小なら1個(細かな角切りに) 
<調味料>
・砂糖 大さじ1
・ナンプラー 大さじ1
・オイスターソース 大さじ1
・醤油 大さじ1

【作り方】
1.鶏肉は細かく刻む

※粗びきより少し大きめ位

2.フライパンに油をのばしニンニク、唐辛子を入れ点火(以降、中火)


3.ニンニクの香りが立ったら玉ねぎと1を加え炒める


4.肉の色が変わったらパプリカ、茄子を加え炒める


5.4がしんなりしたら調味料をすべて加え、混ぜ炒める


6.ここらへんで、トッピング用の目玉焼きを焼き始める


7.味見。味が整ったらバジルをちぎって(数枚は飾り用に取っておく)さっくりと混ぜる


8.皿にゴハンを盛り、7をかける。バジル、目玉焼きを飾って出来上がり

◆プラス1
・トマト(刻んだもの)を加えても美味しい

甘酸っぱい酸味を味わうために煮込まずに、最後に加えて炒めるべし(その際は調味料も少し多めに)



酒すすむこと請け合い! ビール、焼酎、ウオッカ、なんでもイケる。
日本酒なら旨み濃醇タイプの生を冷たくして。