はたしてこれが路上観察にあたるのか、よくわからないところだが、ま、他に相応しいカテゴリがなかったということで。全然「路上」どころじゃないんだけどね。
大山顕、といえば知ってる人は「ああ~! あの団地マニアのひとね!」とわかってもらえるだろう。フォトグラファーでありライターでもある。工場と団地とジャンクションをこよなく愛する男。
『工場萌え』や『ジャンクション』、『団地の見究』などの書籍や、住宅都市整理公団のサイトや「@nifty:デイリーメ[タル Z」で彼の作品を見ることができるが、アツさとクールさを併せ持つ絶妙な彼の語り口と写真の素晴らしさに、「おおお~!!!」と感化され、あっという間に虜となってしまうだろう。・・・って、それは私だ。
彼のインタビュー記事を発見したので、どんな人なのかの詳細は
http://withd.jp/news/interview/3395.html
こちらをどうぞ。
私が最初に彼を見たのはNHK/BS2の『熱中時間』に、「熱中人」として登場したときからだ。
しゃべりは明晰、写真は美しい、着眼点がユニーク、見た目もクール、普通の人が見落とすような、しょうもないところにこだわる(かなりの褒め言葉)という魅力的な人なので、人名がいつも抜け落ちてしまう私の脳に、強烈な(それでも名前はうろ覚え/悲)印象を残したのである。
そんな彼が、思わぬ角度から工場を見ることが出来、迫力も美しさも素晴らしすぎるコースを開拓してしまったのだ。デイリーメ[タルZの企画にて。なんと「工場クルーズ」! 船からの工場ビジュアルを楽しもう!という企画である。大山さんはネットで工場好きに呼びかけて、その日は全国から工場数寄者たちが集まったらしい。
ここまで読んだ時には、まだ「ほう、ほう」とカメのように首を伸ばし、液晶画面を黙読していたのだが、「どーん」と工場の写真が出て来た時には、あまりの迫力にのけぞってしまった。
ぎ、え。
まるで宮崎駿のメカニックな世界である。あまりといえば、あまりに美しすぎる(汗) まさか工場にこれほど感激してしまうとは(しかも、写真で)。
「工場クルーズ」
の記事はここです。
どんなに言葉を尽くしても、これを伝えるのは至難の技。ごゆるりと覗いて驚愕してみてください。しかも、このクルーズが今後、観光コースになっちゃうなんて!!
関東方面の方は、ぜひ体験してみてください。ああ、うらやましい!