紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

よいお年を!

2007-12-31 22:57:48 | 季節
 きのうはうっかりしていて、「まだ2日ある」とか思っていたので、1日損した気分で、必死で過ごした。しかし、おかげで年賀状を年内に投函することが叶った。

 もっとも今回は誰にも「手書きコメント無し」という大胆な仕業である。私からの年賀状が送られた方、殺風景で申し訳ありませんが、双六バージョンは健在ですので、どうかご容赦を。今回はKちゃんのリクエストも入れて、タイトル通り10個のネタを仕込みました。どうぞこちらをお楽しみ?下さい。また、ブログ上でもアップする予定です。

 今年も多くの方にお世話になりました。本当に感謝にたえません。思い出しても涙ぐむほどです。
 また読者の方のあたたかな、機知に富んだ、笑いに満ちたコメントの数々も、身に沁みます。とても良い場を作ってくださり、ありがとうございました。来年は、希望に満ちた年でありますように。また、そんな心持ちで過ごせますように。どうぞ、良いお年をお迎え下さい。

曇りのちハレ、か?

2007-12-30 23:22:19 | ノンジャンル
 今日から、がぜん年賀状に張り切り出し、現在追い込み中。きっと、突如寒さがキビシさを増したため、年末という自覚が呼び起こされたのであろう。感覚の記憶はおそろしい。

 午前中は、病院、買い物、年賀状作成グッズ購入、クリーニングの貰い受けに奔走。午後は予約した鏡餅のうけとり、片付けと子どもたちの聡恷w導と仕切り、お地蔵さんのお世話も一家をあげてする。夜はひたすら年賀状。Kちゃんのは宛名入力からしているので、裏面は日付を越えてから。

 ということで、本日のブログはここまで。明日はちゃんとブログを書く時間がとれるよう、がんばって手を抜かなくては(笑) さざんかの花の赤さが、元気づけてくれるようで、うれしい冬の日。

ハレの日は遠く。

2007-12-29 23:33:48 | ファミリー
 だめだわー、全然お正月の準備をしよう!という気力が出ない。

 と、いきなり後ろ向きな発言ですみません。やっぱり仕切る人がいないと、あかんなー。私は「仕切る」人にはなれそうもないが、来年からは家を「仕切る」に近づけるようにならなくちゃ。やはりおばあちゃんは偉大だ。彼女の欠落の大きさを、改めて知る。

 入院当時は大パニックで、「人生の終着駅をこんなところで迎えるなんて」と覚悟を固めて人生初の手術に臨んだが(今なら笑い話だが、さすがに当時は緊張と心配でいっぱいだった)、手術室から出て来たばかりのときは「こんなに早よ手術が終わるとは~」とにこやかなくらいで、心底ほっとした。

 働き詰めに働いて来た人なので、年末の寝たきり状態は、さぞかし口惜しいと思われるが、それでも現実的に考えることもできている。夫には結構ワガママも言っているみたいだが、それは仕方ないでしょう。

 それでもやっと、日常生活のリズムが出来つつある。少しずつ朝型にシフトして、なんだか修行僧のようである。このまま無欲のヒトになっていくなら、悟りも近いかもしれない(笑)

 日常生活の合間に少しずつ片づけをしたり、お正月用の買い物に行ったり。この調子なら、お正月を迎える準備OKになるまでには、あと2週間くらいかかりそう。小正月には間に合うか、ってとこかな? (おいおい・・・)

 とにかくも、学校が始まったら、またタイトなスケジュールになるので、それまでに生活リズムを確立させなくちゃ。

前半終了

2007-12-28 22:59:00 | テレビ
 ついに『ちりとてちん』前半が、感動のうちにハッピーエンドで終了した。「よかったねえええっ!!」と、日本中の『ちりとて』ファンはブラウン管に祝福を送ったであろう年の瀬である。なんと気持のいいドラマであることか。

 今日のスタートは、主人公にとっては、大変ショックな悲しいシーンから始まるのに、上沼恵美子のナレーションがものすごく軽妙で、そのギャップが可笑しいこと。

 「こんなことがあって、いいのでしょーか!?」
誕生日といえばプレゼントをもらえる日なのに、もらうどころか(好きな)人にあげたプレゼントが捨ててあるのを目撃するなんて! 最悪の誕生日になるにおいが、朝からプンプンしておりました。
 という軽快な口調のナレーションが、悲壮な画面と相まって「悲喜劇」なドラマの匂いをぷんぷんさせる。

 このシチュエーション・ギャップが、「おおお~こうくるか~!」と新鮮。そしてこの事件が、大逆転の発端となり、喜代美ちゃんの「ロング・アンド・ワイディング・ロード」だった恋が、やっと!!

 冒頭の「ズレ」効果の面白さ以外にも、小草若の失恋というサイドストーリーあり、あの金銭にものすごくシビアな四草が、そんな失意の小草若に「おごりますよ」というシーンが、すごく意外で、いい! もうすっかり、小草若ちゃんに感情移入しまくりになっていて、困ったな・・・。サイドなヒトなのに。しかも性格はわりにシンプルなくせして、弟子としての位置が微妙なので、かなり意味深いキャラクターなのだ。師匠が父親というのは、難しい内心があるのだろうなあ。この人のことを考えると果てしない(くらい面白い)。

 それに先だって、居酒屋で「年越し」と「若狭ちゃんの年季あけ」と「誕生日」を合わせたお祝いをしていたのに、喜代美ちゃんがついに悲しみを爆発させてしまい、草々と大喧嘩するんだけど、その大喧嘩でついに(もちろんひねってあるのだが)お互いの気持ちが判明するっていうのが、すごいリアルでいいなあ。現実的にいって、「好き」だとか「愛してる」とかって、「ほんまにそんなこというんかいな??」(絶対言えんわ)と思うもんねえ。

 サイコーに激怒しながら、「おまえが、いーひんようになるのに、おまえが縫うたもんなんか置いとけるか!!」みたいなことを言う草々くんに、ぐっとくるのは喜代美だけじゃない。大体、彼が喜代美ちゃんに対しては、怒声が多かったのだが、今までで最高レベルの怒声で「ついに本心言いよった~!!」とくるなんて、いかにも彼らしくてこれ以上のは考えられないな、確かに。

 二人っきりにしてあげようという配慮により、居酒屋「寝床」から、一人ずつ言い訳しながら姿を消してゆくところもうまいとしかいいようがない。四草はいつも私の期待を裏切らない彼らしい面白独り言、ー「(ペットの九官鳥の)平兵衛と一緒にカウントダウンしよ」ーをぼそっと言うし。そういうとこ、少女まんがのマニアックキャラ好きには、たまりませんな~。
 最後に師匠が「判っていると思うけど、内弟子修行中は恋愛禁止やからな(除夜の鐘が鳴り終わって、年季があけたら恋愛OKや)」と言い残して去って行くのも、小憎らしい。

 喜代美ちゃんが半ば比喩として使った「壁」を、現実に壊してしまう草々くん!!(汗) たしかに直球ストレートの豪速球である。しかしなあ~、この二人がどんなカップルになるのか、全く想像できんなあ~(笑えるのは想像できるけど!)。

ついにドラマ化!

2007-12-27 17:36:13 | テレビ
 深夜枠ではあるが、日テレで『栞と紙魚子の怪奇事件簿』というタイトルで諸星大二郎のマンガ『栞と紙魚子』がドラマ化されることになった。

 1月5日からスタートする。あれ(原作)をドラマ化するって、どんな風に?? CGを使ったり、アニメを入れたりするのかな~?? 

 基本的に私はホラーはダメなのだけれど、諸星さんだけはコワいの我慢してハマってしまう。たまに「うわお~~!!」なコワい絵もあるんだけど、おそるおそるページをめくったりして、日の高いうちに読むことを心がけていた。

 原作の『栞と紙魚子』のシリーズは、コワい、でもものすごく笑える、しかもトボケてる、へんてこキャラが次々登場する、元気でパワフルな精神が活躍、といった私のツボを押さえまくりなマンガなので、きちんとドラマとして成立させていただきたい。絵的にも、あの独特な諸星ワールドを実写に移行していただきたいものである。

 ということで、楽しみ、というより、原作者でもないのに自分の子どもが発表会に出るときのような、不安と緊張の中で第1回目の放映を待つことになりそう。

 うう、でも深夜枠に、私にはあの絵はコワすぎるかも~~(汗) どうする、私!?