紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

ふたりでドラマを

2009-02-28 00:15:32 | テレビ
 結婚記念日であるが、それらしきことは、なにもせず。

 昨日は「キムチが大量に余ってるから、明日はキムチ鍋をつくろう」ということになり、冷蔵庫の在庫処分を兼ねて、我家で初のキムチ鍋にトライ。

 辛いものがあまり得意でないTくんは「ジゴク鍋・・・」とつぶやき、こわごわ箸を伸ばす。あまりの赤さにKちゃんも躊躇を隠せない。しかし、トライしてみると、意外な甘みも感じられる。

 食後子どもたちが散った後は、珍しく夫婦でドラマを見る。『白洲次郎 NHKドラマスペシャル』である。

 みどころはいくらもあるだろうに、私が一番ツボだったのは、挫折続きの若き次郎に母が教会で語るシーンの前。教会で賛美歌が歌われるシーンだ。

 兵庫県の伊丹あたりがご出身なので、当然関西弁なのだが、なんと教会で歌う賛美歌さえ関西弁! 

 子どもたちはキリスト教系の学校なので、この賛美歌はおなじみである。もちろん歌詞は少し古い文語体ぽい言葉で、決して関西弁ではない。関西だから賛美歌も関西弁で、ということはなく、本日初めて聞いて、ちょっとしたカルチャーショックだった。

 ♫わーが主イエス~♪

とリフレインする箇所があるのだが、これがドラマでは、たしか

 ♫わてらのイエスはん♪

となっていたのだ。ああっ、歌詞をすべて控えておくべきだった! あまりの面白さに茫然自失だったのだ。

 たまたま通りかかって、この場面を目撃してしまったKちゃん。何度も学校でこの賛美歌を歌ったKちゃんの感想「まあ、(関西弁訳も)意味はあってるしな」とにやにや。

 白洲夫妻より、関西弁の賛美歌にしてやられてしまった・・・。

追記:翌日検索してみたところ、こちらで『主われを愛す』関西弁賛美歌が聴けます。(なぜか京都弁と大阪弁がチャンャ唐ノなった不思議な関西弁ではありますが)

卒業文集の思い出

2009-02-27 13:20:16 | 70’s
 私にとって一番思い出深い、懐かしい文集は、小学校卒業時のものだろう。ガリ版で作った、ものすごく時間をかけた文集。6年間学校で唯一のひとクラス学年(他の学年はすべてふたクラス)だったので、たぶんよけいに。

 でも実際は記憶に残っていたのは、実は高校卒業時のものだった。と、いうことに、「卒業文集をネタにした記事を書こう!」と調べ物を始めて、やっと気づき、実は呆然としたのだ。

 「あれって、小学校のときのじゃなかったんだ!?」

 「あれ」とは、おぞましい事件にまつわるイラストの続出である。各自、自分の作文のスペースを少しもらうのだが、スペースを字で埋めるのが面唐ノなった人たちは、自作イラストで余白を埋めた。その事件が起きた年を調べると、どうも高校生の頃の事件だったので、小学校の卒業文集に載るのは不可能だということが判明したのだ。

 その事件の猟奇さ加減と、いかにも小学生男子が食いつきそうな内容に、私はすっかり「あれは小学校の卒業文集で、おちゃらけた男子たちが、こぞってビジュアル化した」と、勝手に思い込んでいたのだ。小学生男子への私の偏見の賜物である。すまぬ、小学生男子たちよ!

 あの事件。それは俗に『手首ラーメン事件』と呼ばれるもので、卒業文集のページをぱらぱらとめくれば、ラーメン丼の麺のはざまから切断された手首が見えている不気味なイラストの数々が頻出するのである。ちなみに「手首」は「指紋から身元が割れると困るので、ラーメンだしに混ぜて、その後粉砕した」とラーメンの屋台をしている子分?を持つ犯人が供述しているため、実際にラーメン+手首という図は存在しない。

 そんな不気味なイラストが、繰るページにしばしば登場する卒業文集って・・・とても生徒は女子しかいない高校の卒業文集とは思えない。

 いや、もしかすると女子校の女子高校生というのは、3年かけて中身が小学生男子化するのかもしれない。それは、かなりありうる話なのではと思われる。なんだか身に覚えもありそう。
 学校生活の中で色恋沙汰や異性問題から、トラブルや、ややこしいことや、面唐ュさい事が起きないのは、一部の(どんな!?)女子にとって意外にも大変快適だったりもするのだ。

Kちゃんとのほらー?会話(笑)

2009-02-26 23:32:00 | ファミリー
 昨日お兄ちゃんとホラー会話をした夕方、Kちゃんとも『犬神家の一族』にまつわる会話をした。

 きっかけは私が「おかーさんが初めて友達と一緒に映画を見に行ったのは高校生のときで、当時大ブームだった横溝正史原作の『犬神家の一族』やった」と言った事に始まる。とはいえ、まさかKちゃんが『犬神家』を知ってるとは思わなかった。

 「あれやね、水の中から(死体の)足が2本出てるやつやろ? あれって、笑えるやんなあ」

 (えっ、笑える!??)と不審に思いつつも
「なんでKちゃん、『犬神家』知ってるの?」と聞いてみた。

「うちが見たのはリメイク。テレビで見た。松嶋菜々子が出てるの。主演はお母さんの見たのと一緒で、ええと・・・」

「石坂浩二や」
「そうそう!」
といいながら、にやにや思い出し笑いをしながら話してくれた。

「あんな、ご飯にお箸立てたら、縁起悪い!って、怒られるやんか?」
「ああ、そやなあ」
「でな、二本お箸をこう、お弁当のご飯にV字に刺して『・・・犬神家』ってゆーたら、爆笑やったわ」

 まったく、彼女の思考回路はどうなっているのか。見事に父親譲りである。彼女のインスピレーションとイマジネーションに脱帽。

Tくんとのホラー会話

2009-02-25 22:53:46 | ファミリー
 お兄ちゃんが車の免許を取得するため、申し込みのため教習所まで送る。

 彼は今時の若者らしく、車には全く興味はない。ただただ、履歴書の資格欄への書き込みを増やしたいがための画策である。

 みちみちの話題はもっぱら教習所で習う事などだった。道路標識の話になったとき
「ところで、お母さん、びっくりマークの道路標識って、何か知ってる?」
「注意喚起の標識やなかったっけ?」
「あれなぁ、『その他の危険』っていう標識やの。つまり警戒標識にある以外の危険に注意っていう意味なんやで。具体的には心霊スャbトにあるらしいねん」

 (ちなみにここが警戒標識一覧です。このラストにあるのが、問題のびっくりマーク標識)

 キャー!! 

 そんな標識見つけたら、その時点ですでに運転が危うくなるくらいビビってしまうやんか!

 でも、それもネット上の都市伝説かもしれないし。
 もういちど念のため私もネット検索したら、地域やケースによって警戒すべきことはあまりにも多く、いたずらに警戒標識の数を増やしてかえって混乱を起こさないように「その他の危険」標識がつくられたとか。

 たとえば、「田んぼに落下注意」とか。実際私の活動範囲では、なぜか田んぼに落下したり、落ちかけたりしている車をよく見かける。他にも幅員減少や行き止まりなども。たいていは、標識の下に補助標識(危険の説明)がついているそうだけど、たまにはないのもあって、それはドライバーの想像力に依らなければならない。想像力=都市伝説なのか!?

 夜に車でひんぱんに走らなければならない身の上なので、どうぞ補助標識のないびっくりマーク標識を発見しませんように!と、想像力過多な私は、やっぱりびびってしまったのであった。

風邪に説教

2009-02-24 21:51:03 | ノンジャンル
 昨日よりは、少し体調もマシで、ちゃんと二人分のお弁当も作り、朝家事もこなして出勤。

 しかしこのところのサイクル通り、夕方には発熱し始める。微熱だけど。もっとも日が暮れる頃には収まる事も知っているので、やり過ごす。なんてったって、あと1時間で退勤時間だし。どうしようもなく悪くもならないけど、さりとて一向に回復しない。しつこい風邪である。

 で、ちょっと真剣に風邪と向き合ってお説教をしようと思う。

 そろそろ引っ込んではもらえまいか。いつまでもあなたにかまってなぞいられない。そうしつこいと、私にも考えがある。それは一種のストーカー行為なので、出るとこへ出ましょうか。

 と、こんこんと諭してやろうかと思っている。風邪のやつ、馬の耳を持ってなきゃいいけど。