図書館の小説の棚は、著者名順に本が並んでいる。
その中でも波乱に富んでいるのが「ミウラ」姓の一角である。トップは「三浦綾子」さん。キリスト教をベースにした、深い信仰心や救いや罪について、感動的に描かれた小説を書かれた方である。とてもまじめな方なのである。
で、その後にくるのが「三浦しをん」さんだったり「みうらじゅん」さんだったりするのだ。彼らが三浦綾子さんと肩をならべるとは・・・。「いいのだろうか・・・?」とやや気をもんでしまったりする。
それから三浦哲郎さんが続くのはよしとして、めっきり読まれなくなったとはいえ、三浦朱門という方もいらっしゃるのだった! たぶんいまや小説よりエッセイを書く方に情熱を傾けられていらっしゃるので、小説の棚ではあまりお見かけしない気がするのだけれど。
三浦さんたちは、名字が一緒とはいえ、意思統一はどうにもはかれそうにない。キャラの振り幅があまりに大きい。とても同室で囲い込めるとは思えない。大混戦状態と言っていいと思う。
真夜中に大乱闘がミウラコーナーで始まっていないかと、ちょっと妄想してしまう。しかしこれだけベクトル違う同姓の作家さんたちが一同に会するとは。この棚の前に立つ度、なんともいえない感慨に浸ってしまうのである。
その中でも波乱に富んでいるのが「ミウラ」姓の一角である。トップは「三浦綾子」さん。キリスト教をベースにした、深い信仰心や救いや罪について、感動的に描かれた小説を書かれた方である。とてもまじめな方なのである。
で、その後にくるのが「三浦しをん」さんだったり「みうらじゅん」さんだったりするのだ。彼らが三浦綾子さんと肩をならべるとは・・・。「いいのだろうか・・・?」とやや気をもんでしまったりする。
それから三浦哲郎さんが続くのはよしとして、めっきり読まれなくなったとはいえ、三浦朱門という方もいらっしゃるのだった! たぶんいまや小説よりエッセイを書く方に情熱を傾けられていらっしゃるので、小説の棚ではあまりお見かけしない気がするのだけれど。
三浦さんたちは、名字が一緒とはいえ、意思統一はどうにもはかれそうにない。キャラの振り幅があまりに大きい。とても同室で囲い込めるとは思えない。大混戦状態と言っていいと思う。
真夜中に大乱闘がミウラコーナーで始まっていないかと、ちょっと妄想してしまう。しかしこれだけベクトル違う同姓の作家さんたちが一同に会するとは。この棚の前に立つ度、なんともいえない感慨に浸ってしまうのである。