紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

やっと見つけた!

2009-08-05 23:01:00 | お買いもの
 あれ、なんていったっけ? ブリのちいさいやつ、20センチくらいのね、金沢弁で。って、ずーーーっと考えてやっと思い出した。

 「こづくら」!

 これを今日やっと見つけました。Ⅰパック5匹、それも400円はしなかった。煮魚にして食べました。

 金沢出身のH氏とおばあちゃんは好きなのだけど、私はまあまあかも。小骨(というほど小さくもないが)が苦手なので。だから私にはちょっと「こにくら」しかったりして。


 そうそう。

 H氏と「水戸黄門」をみていたとき、「うっかり八兵衛、人変わった?」ときかれて、「あのひと、『うっかり八兵衛』と違うらしいよ」と蕃茄さんのブログ情報で知ったかぶりをするも、名前を忘れてしまっていた。失態。

「『うっかり八兵衛』の方がよかったな。たぶんあの人『ぽっくり広之進』っていうんやで」

 15秒経過した後に、やっと理解して笑ったら、
「今日しか使えへんギャグやし、すぐわかってくれよ~」とつっこまれてしまった。すまん。

 ちなみに今日『水戸黄門』のHP(ここでは水戸のご老公の頭巾の作り方や、杖の材料の窒フ種類までわかっちゃいます。さすが長寿番組のHP、楽しめました)で検索して、彼は「うっかり八兵衛」に憧れ水戸様ご一行に参加した「ちゃっかり八兵衛」と言う人らしい。林家三平が演じる。

 オマケ:今日のKちゃん。

 H氏がKちゃんに、
「あんたは何者(なにもん)や?」といってから、すかさず「曲者か?」と先回りしてノリツッコミしたら、Kちゃんは父親を凌駕する当意即妙な答えを言い放った。

「バッタもんや!」 

 蛇足ながら大阪弁で「バッタもん(パッチもん、パチもん、とも言う)」はコピー商品、偽物を意味する。

「このヴィトン、5千円やったんやで」
「バッタもん違うの?」という風に使う。

「何者→バッタもん」って、ちょっと連想できないと思う。難易度の高い変化球を15歳にして返せるとは。将来が楽しみだ。(どんな将来や!?)

夏は食卓にカバー

2009-07-17 23:48:00 | お買いもの
 ということで、夜になると網戸の隙間から虫が入り、蛍光灯の元で夜遊びしたあげく、朝には食卓で動かなくなっているのをなんとかするべく、虫除けカバーを買ったのでした。

 いかにも「安物!!」ですが、このキッチュさに、くらくらでした(笑)

定価750円/荒松商店にて購入。

すてきな荒物屋さん

2009-07-16 00:09:00 | お買いもの
 今日は心持ち早く職場を出て、いつもの商店街をはいったところ、思わず立ち止まった。

 小振りの懐かしい食卓の虫除けカバーが、店頭になにげなくぶら下がっていたのだ。傘のように広げた状態で控えめに幾多の商品の間に佇み、パステルカラーの丸い模様が白地の網目についている。端にいかにもチャチな白いレースがついているのも、かえっていじましく郷愁をそそる。

 ほしい!! いくらやろ?

 500円!! 

 すぐさまどんどんお店に入って、元気そうな白髪のおばちゃんに「あれ、ください」と指差す。

 「おたく、何人家族や?」
 「5人です」
 「ほしたら、もうちょっと大きいのやな」

 見回せば、お店の中は昭和中期(40年代)の懐かしいものが、ぶらさがったり、陳列されていたり。しかも、全部売り物。

 窒рチて作ったカゴは、私が子どもの頃、ご近所のおばちゃんたちが、野良仕事に出るとき、湯のみ茶碗を入れて、布巾をかぶせて田んぼに持っていったものだ。

 カラフルなビニールチューブで編んだ、エコバッグの半分にも満たない容量の、しっかりした買い物カゴは、ご近所の食料品店で、ちょっとばかしの食品を買う時に、母親が下げていたものだ。
 養鶏農家の家に、卵を買いに行く時にも持って行った。卵を買いに行くのは、私の仕事だった。

 もっと昔のものだって! 洗濯板や背負篭、草鞋(わらじ)や火打石まであるらしい。時代劇のロケ班も、ここなら「わらじ」や「火打石」の調達は可能だ。

 荒松商店のおばちゃんは、てきぱきとした人情家っぽい方で、熱に浮かされたようにうっとり状態の私に、ご満悦だったようにも思える。

 VIVA! 荒松商店! 

 なにしろ250年前の宝暦11年(1761年/江戸時代:山東京伝が生まれた年!)より代々荒物品販売一筋の店として今日に至っているのだ。現代の生活品と昔からの道具が共存している、その陳列のミックス具合が絶妙。

ネット上で店頭の写真を探しだしましたので、「ちょっと、きて、みて」ください。「ほんまち商店街」の店舗紹介のトップです。↓
http://www.odakocci.jp/shoppingmall/honmachi/honmachi.html#1

 虫除けカバーの写真は明日また。


人妻、オトコに惑う。

2009-07-03 15:31:00 | お買いもの
 久しぶりだ、オトコ目当てに本を買うのって。

 今回は斎藤一先生目当てに、『風光る』の20巻、22巻というわけのわからない買い方だ。

 べつに今に始まったことではない。昔から漫画や小説の中のオトコを追いかけた事は何度もあるから、いまになって若いときのラブアフェアーを取り戻すべく溺れている訳ではない。幾つになっても色恋の炎は絶ち難い(笑)

 特定のオトコ目当てだから、一番見たいビジュアル(エピソードまたはお話)の載っている巻を買う。だから長編で20巻以上ある漫画なんかは「なぜ、これだけ!?」という不思議な歯抜け状態だったりする。

 私は人妻になった後も、海江田艦長めあてに『沈黙の艦隊』の20~30巻だけを買ったり、『DIVE!』の要一めあてに、4巻あるうち、3巻のみ購入とか。

 そればかりか、夏になれば戻ってくるキンチョーの金ちゃん(トヨエツ)にも目が離せない。偶然CMが流れれば、目は釘付けである(笑) 去年なんか、カラー大判の金ちゃんの新聞広告を破ってとっておき、ひそかに百均で買ったイーゼルに乗せてしばらく飾っていた。という話を20代前半の同僚の子にしたら、「紙魚子さん、若いですね~(笑)」と大ウケだった。

 『愛の流刑地』(略して『愛ルケ』/渡辺淳一先生原作の映画。つまり当然のことながらベッドシーン続出らしい。すでにDVDになっているはず)を観るかどうかも、ちょっと迷った。

 トヨエツは見たいけど、「そこまでするか、トヨエツ?」と失望を招かないかという不安も。抑えた(抑えてるか?キンチョーで?)彼のセクシーさが好きなだけに、『愛ルケ』での全開セクシーは、かえってつまんないだろうと判断する。基本的にストイックなオトコの方に、むしろドキドキしてしまうのだ、きっと。

 そうだ。今日は好きな男の全てを求めて追いかけると、痛い目にあうことを存分に思い知ったのだった。斎藤一の写真情報は、斎藤一ファンは決して見ないように!! くれぐれも、しかと申し渡す。ホント、後悔しますから(悲) 
 40をとうに越えて、いまだ惑ってます。

やるね、社長!

2009-06-26 09:52:00 | お買いもの
 やっとなんだかんだで、脱皮できたように思う。いや、脱皮というよりは、固い靴がやっと足になじんで来たというべきか。新しい仕事に違和感なく愛情を持てるまで、1年かかったのだ。

 1年もかかったのか、わずか1年だったのかはわからないが、やっぱり地続きの図書館の仕事とはいえ、本のジャンルがまるで違う新しい仕事が身に付くのは、なかなか大変なことである。きっと昆虫が幼虫を経て、さなぎ、成虫になるまでにも、幾多の困難が待ち受けているのであろう。

 ところで私同様、変化を遂げていたものがある。
 以前このブログでご紹介した、秋田県の「キモおいしいスイーツ」(「キモカワイイ」かどうかは、判断に迷うところかもしれないが)のお店のHPを久々に訪問したら、あっと驚く進化!?を遂げていた。

 えっ? 東北のお店って?という方もいらっしゃると思うので、新規参入の方は、こちらをご覧ください。だたし、虫嫌いの方、心臓!?に問題がある方は、やや躊躇や逡巡しつつオープンしてくださいませ。とくにショッキングな商品に関しては、お店側が配慮してモザイクをかけてはあるのだけど。

 そう、あの「カブトムシの幼虫チョコ」や、カラフルな「いもむしごろごろ(実は上生菓子)」を作りヒットさせた小松屋本店の職人社長が、続々と新商品を開発しているのだ!

 まずはインパクトは「いも虫」以上ともいえる、「はちのこモゾモゾ♪プチキャラメル」!!! これは・・・すごい、凄すぎる!
 箱に10個、キャンデー包みで入っているので、箱あけの瞬間はさほどではないのだが、キャラメルの包み紙を開いたら・・・

 ぎゃああああ~!!!

と、あちこちで悲鳴がわき起こるのではないかと、わくわく・・・いえ、ドキドキしそう。楽しいような、コワいような、残念なような複雑な心境だなあ。

 もっとも小松屋の常連さんは、すでに「幼虫」や「いも虫」で「キモおいしい」お菓子にはすっかり慣れっこになってしまい「もっと刺激を!」状態かもしれないので、そんな地元常連さんの期待にお応えしたい、という社長の心意気も感じられる。そんな常連客の「もっと刺激を!」には、十二分にお応えできていると思う。

 そして、もうひとつ刺激的な一品をご紹介したい。夏限定のクールな商品である「夏限定!いもむしプルプル」だ。
 こだわりの「葛」をひんやりコーティングしたみずみずしい口当たりの逸品。
 え、葛の中身は、って? そりゃ、もちろん上生菓子ですよ・・・見た目いもむしの! 「葛」のぬめっとした透明感が、それはもう、いもむし感をいやが上にも盛り上げます(笑)

 そして個人的には最もウケた「キュートなマカロン・サナギーヌ♪カラフル・パック」

商品紹介は、こんなです
ちょっぴりフレンチな”さなぎのお菓子”「サナギーヌ」がパックになって新登場です。
ストロベリークリーム入りのサナギーヌピンクと抹茶クリーム入りのサナギーヌグリーンが加わってとってもカラフルになっちゃいました。
キュートな出来ばえですが、お味にもこだわった ふんわりサクサク の焼き菓子です。
ご家族みんなで"さなぎの食感"をお楽しみ下さい(ニヤリ)。
 

キュートな出来映え・・・納得できるような、そうでないような・・・。これはどちらかといえば、マカロンをサナギの形にという図抜けた発想と、「サナギーヌ」という「ウナギイヌ」にも負けないネーミングが素晴らしすぎる(笑)

 でも職人技を駆使した、あっぱれな新商品だってあるのだ。長い商品名だが、長い分だけ社長の愛が込められているのだと思う、こんな商品。
「今にも飛び立ちそうな"蝶リアル" スイートバタフライ・キアゲハ♪チョコ&ウエハース」

 まさに、蝶リアル!! 看板にいつわりなし!

 そしてもうひとつ「超リアル!かぶと虫の成虫チョコレート♪」、いやもう、どこからみても、カブト虫ですって! でもチョコレートよりすごいのが、「特大!かぶと虫ケーキ」! このテカテカ、ツヤツヤが大迫力!

 さすが菓子職人兼社長、やりたい放題である。やるね、社長! これからも、ときどき進化を遂げているか、覗きにいきます。