Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

無事生還す!「我が愛機」:Contax-GI,,,

2007-01-05 10:48:55 | 趣味の話&本と雑学メモ
??!!
 I was surprised that,,, 

 なな、なんと!!!
     新年早々のサプライズ!発生す・・・

 一金・参萬弐千弐百弐拾四円也!(¥32,224.-)・・・

 これ、何の金額か?お判りか・・・

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 昨年晩秋の出来事。
 2度目の軽井沢訪問の時、あまり面白くないちょっとした落下事故あり。
 喫茶店OB(長野県佐久市店)にてモーニングコーヒータイムのひと時、旧友TO君がトイレに立った時、いまだ十分に目の覚めやらぬ?はたまた二日酔い?の友人は、「うかつ」にも傍の椅子の背もたれにぶら下げていた私が愛機ContaxGIのベルトに触れ、カメラ本体を床に落としてしまった。この場合、我が大切なカメラを安易に、椅子にぶら下げていた我輩自身が悪い。しかしこのカメラのボディーは宇宙工学的チタニウム製素材にて、早々手荒に扱ってもぶつけても引っかいても(落下しても?)壊れはしない。椅子と床の落差は僅かに40cm前後?大した問題もなかろう!と、思いつつも念のため、郷里に帰って修理点検且つオーバーホールを依頼したのは、確か昨年9月下旬の事、、、。
 行きつけのカメラ屋女店員曰く、
 「この機種の修理には時間がかかります、3ヶ月くらいの猶予はお含みおき下さい・・・」
 「どのくらい修理費かかりますか?オーバーホールも含めて」
 後から分かった・・・
 安易な我輩の依頼は、迂闊だった。この機種は既に生産中止。京セラはカメラ部門から撤退して久しいことを知らずに修理を依頼した我輩は、あまりにも時勢に疎すぎた。
 「たぶん、この機種の場合オーバーホールするだけでも3万円前後かかります、若し、3万円を上回る場合には前もってご連絡しますけれど・・・」
 いささか高価な修理代金?!しかし放っておくわけににもいかず、とりあえず修理を依頼した。
 何と、年末12月30日の夕刻、カメラ屋の店員から我家に電話が架かった。
 「お待たせしました。修理を終わりました。ご連絡しようかと思ったのですが、3万円が僅かにオーバー、カクカク云々(シカジカ)の料金になっています。前もってご了解を得ようかとも思ったのですが、そうするともっと時間がかかりますのでこちらの判断でそのままオーバーホールを進めました」
と来た・・・
 電話の終わった瞬間、またしても世の中が厭になった。
 しかしそのまま放っておくわけにはいかず、昨日(1月4日)受け取りに行った。一安心した。暫くぶりに訪れたカメラ屋の店内を一回りしたら、あるわあるわ、、、。デジカメの新機種?(我輩にとって)は勢ぞろい!
 「何だこりゃ、3万円も出せば解像力抜群のデジカメが買えるではないか!このカメラ放り投げて新機種買うか?」
などと、血迷ったことを考え始める。が、我輩は本気である!
しかし、ココは忍の一字!止めた。止めたかわりに「Sonyのブローシャー」を一冊頂き、帰宅した。
 「何故にソニーか?」
 我輩ソニー信奉者ではないけれど、ソニーを好むに確たる理由あり。
 レンズメーカーでないソニーのデジカメのレンズは全て、カールツアイスのレンズを搭載しているからだ。
 撮影の腕前はなかなか上がらないけれど、カメラ機材には一通り(それなりに)凝りまくった我が歴史あり。一時期はニコンレンズに憧れたものの、レンズの味はシャープなれど冷たく硬くいかにも報道写真向けである事が判明。世界に冠たるNikonの誇は、当時の最高機種F4なり。プロも納得する操作性は、さほどに難しくなく且つレンズ系列も一通り蒐集する。長期滞在したハンガリー・ブダペストとスペインのバルセロナでシャッターを切りまくった。されど我が好みに合わず、Nikonシステム一式を手放しコンタックス(ボディーは京セラ、レンズはカールツアイス)に切り替える。今ひとつの理由は、重量の重い一眼レフからオサラバし、レンジファインダーシステムを取り扱ってみたかった気持ちあり、思い切ってライカシステムを考えたけれど、これに嵌ると1千万は吹き飛び、一財産喪失の恐れあった。行き着いたところ京セラボディーのコンタックス。コンタックスのレンズ系列は我輩の好み!すなわち、カールツアイスレンズなり。されど、このContaxG1ボディーは取り扱い難しく、撮影に難渋する。すなわち自動焦点距離計はなかなか定まらず、後のContax-G2によって完成度は高くなるもののボディー形状は美しさを失い、やはりG1の優雅さには追いつかず今尚G1ボディー2台とレンズ系列(90mm,45mm,35mm,28mm)を現役にて保有す、、、。
 かくして、未だにコンタックスG1とカールツアイスの組合せによるフィルム画像撮影を嗜んでいる。が、すでに時世に適わぬ事承知している。
 画像の下敷きにしているパンフレット(ブローシャー)をご覧頂きたい!ソニーデジカメの最高級機種が掲載されているのだ。28mm~44mmの広角レンズ範疇をカバーする、我輩好みのズームレンズを搭載して、僅か10万円を切る価格でこの世の中に出回っているから、憎いのである!
 3~4万の常識的デジカメでも十分に撮影は可能なれど、イザ購入するとなると、良いものが欲しい!
 「・・・?」
 さて、どうしたものか?・・・

 しかしココは今ひとつ、我慢に次ぐ我慢、、、。


 (未だに「ガキの心」からの脱皮不可?もって衝動買の専門家。かくなる不肖エセ男爵の「我慢する心」に免じて頂き、下記ランキングバーをクリック願いたい!)

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<参考URL>:かの「ライカ」に並ぶドイツカメラ世界の名機「コンタックス」CONTAX《ウイキペディア百科事典》の歴史的解説は、こちらから入れます。