Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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軽井沢山荘風『超極貧ディナー』:短編連載「エセ男爵流ステーキ」の巻 (1/3)

2007-01-26 21:05:10 | 食彩+酒の肴
???

 健康管理を考えれば考えるほど、我が山荘料理のメニューから遠慮しなければならぬ「好物」あり・・・

 これ、世に言う「ビーフステーキ」である!

 言わずもがな、それは牛肉の塊なり。

 牛肉の成分は「痛風」の元凶にて、可能な限り、我輩の口に運んではならじ!と、食に対する自然的欲求を押さえつつ、はや10年経過する。しかし典型且つ模範的不良中年、「不肖・エセ男爵」にして、一旦、一定以上の酒精分を体内に摂取し、未だ自ら理解不可能なる「分岐点・臨界点」に達するやいなや、その抑制は吹っ切れてしまう悪癖は未だ治らず、、、。吹っ切れてしまえば、無性に「抑圧・抑制」から脱出したくなり化けの皮は一挙に剥がれ、本来的嗜好の肉食を開始したくなる。

 この行動パターン?いかにも理性的な紳士とは云いがたい、、、。

 されど、我が人生に於いて未だ未経験なる厳寒軽井沢の長期山荘生活を、より快適にストレスを充満させぬよう、我が軟弱なる身体且つ精神を維持しなくてはならず、以って自分自身の総合的包括的健康管理なるもの、細部にわたりプランニングしなくては、越冬生活不可能か!と、今年になって再度覚悟したのは1月8日の事。その覚悟とは、いかにして精神的に萎えぬよう、準備万端合整えることなり!等々自分に言い聞かせつつ、まずは2週間分の食材を再度買い揃えたのは1月9日の出来事であった。

 以って、自らの理性に対し、ひそかに「ステーキ用牛肉」を買ってしまっていた、、、。
 
 このステーキ用牛肉? 確か180gm強? 脂身の少ない「オーストラリア産ヒレ肉」を購入してしまった。かくなる画像の通り調理し、ディナーとして胃袋に収まったのは、確か先週末の出来事、、、。

 画像にご紹介する「肉塊」?計算すれば約2週間前に購入したもの賞味期限はとっくに切れ、恐る恐る一日おき?に「肉質状態チェック」すれば、このところ肉面の赤みかかった色は少しずつ変色し、若干黒ずみ始めたのに気付く。しかし、冷蔵庫に放り投げたまま忘れていたわけではないけれど、なぜか食すタイミングを逸していた。

 さあ、今から調理する。

 ステーキに添える食材の選択、、、。

 調理の手順、、、。

 焼き方と味付け、、、。

 等々、本日から連続3回投稿にて「軽井沢山荘風エセ男爵流ビーフステーキ」をご紹介したい。

          連載記事、ご期待願いたい!!!


 <・続く(明日投稿予定)・・>