軸足がブレる

2019年09月07日 06時48分00秒 | 少年野球

ここ最近、ジュニア(4年生以下)の指導にあたっています。
その練習での出来事。素振りをして気が付きました。
「あれ?軸足に体重がのってないぞ!いや、そもそも軸足が定まっていない!」
でした。これ結構、致命的なミス動作です。

この軸足がズレるについて、今回は考えて行きたいです。
まず、この軸足がズレるおもな原因としては

①上体が浮き上がって(重心が上半身に移動して)しまう為
②ボールを迎えに行き、ステップした足に重心が移動してしまう為
③体が早く開き、軸回転に負けて軸足が動く為

などが考えられます。
軸足は、スタンスの位置から絶対に動かさないことが重要です。
下半身を正しく使うことで、鋭い腰の回転ができて、強い打球になります。
軸足からの力が腰から腕へと伝わってパワーを生むと言われています。

構えから、ステップ、インパクト、フォロースルーまで、軸足の親指付け根に、重心をかけて回転する事がよく理想とされています。
ボックスのラインと平行になるように90°回転し、かかとが上がりつま先で支える状態をつくりますが、このときに軸足がずれないように気を付けて観察してあげて下さい。
軸足が半回転や、べた足では正しい腰の回転はできません。逆に回りすぎても、バランスが悪くなり、フォロースルーの悪化に繋がります。

調子が悪くなった時に、ヘッドが下がっているとかドアスイングになっているとか等、上半身のチェックだけでなく、軸足をチェックすると早く修正する事もできます。
練習から、常に軸足を意識しながら打つように指導したいと思います。