反則打球 その2

2022年06月19日 06時11分51秒 | 少年野球

先日の試合で、わたくし球審を行っていた時の、私のミスジャッジを恥を忍んで紹介させて頂きます。

その試合は初回から、お互い打ち合いの展開となりました。

白熱した試合も中盤 3回を迎えました。

0OUT ランナー1塁で打者が左打席に入り、カウントは2ボール2ストライク。

ピッチャーが投球したボールは外角際どいコースでした。

打者は何とか食らいつこうと、必死で腕伸ばし踏み込んでスイング!辛うじてファールでしのぎました。

しかし、踏み込んだ右足が明らかにバッターボックスからはみ出しておりました。(実際に私も踏み出す所を見ておりました)

わたくし「ファール!」を宣告し、プレイを再開させようとした所、相手ベンチ監督さんから止められ

「先程の打者 足がバッターボックスから出ていませんでしたか?」

と問われました。わたくし「はい 私も実際 踏み出したところを目撃しています。しかし、打球がフェアでなかったため反則打球を取りません」

と回答してしまいました。相手監督は「判りました」と言って頂きプレイを再開させました。

 

私自身、少し不安な所もあり、試合終了後に速攻でルールブック・競技者必携を確認しました。

ありました・・・間違っておりました。以下がルールブック記載内容です。

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公認野球規則6.03(a)(1)「打者の反則行為によるアウト」

次の場合、打者は反則行為でアウトになる。打者が片足または両足を完全にバッタースボックスの外に置いて打った場合。

本項は打者がバッターボックスの外に出てバットにボールを当てた(フェアかファウルかを問わない)とき、アウトを宣告されることを述べている。

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完全に私のミスジャッジです。

結果、ミスジャッジを受けた監督さんは勝利をする事ができましたが、速攻で改めて連絡させて頂きました。

その監督さんも試合後にルールブック確認したようです。監督さんも笑って許してはくれましたが…本当に間抜けな審判です。

過去のブログで、反則打球の処理の処理やコールの仕方を、たいそうな内容で記載してますが・・・情けないです。

反則打球 - 少年野球BLOG  ~一球懸命~

 

選手やチームは一生懸命プレイしています。

その一生懸命に審判もこたえなければいけません。

そのためには、いっぱい勉強して全力でジャッジ&コールさせて頂きます。

こういう言い方があっているかどうか判りませんが、また選手に勉強させて頂きました。

経験をいっぱい積んで、信頼される審判に成長していきたいです。