目線のブレ

2020年02月18日 08時32分02秒 | 少年野球

少年野球の醍醐味はやっぱりバッティングではないでしょうか。

剛速球でバッタバッタと三振を取るプレーも楽しいでしょうか、気持ちよくぶんぶん振っていく野球も私は好きです。

からと言って、毎回毎回全力で振っていて、中々ボールがバットに当たらない選手も多く見かけます。

今回、この全力でスイングするについて補足させて頂きます。

先に述べたように、私も試合中は「三振を気にせず、どんどん全力でフルスイングをしろ」と指導しています。

見逃し三振するくらいなら、多少のボール球でもスイングして三振になった方があきらめが付きます。

※だからと言って自分の身長やワンバウンドを振っては駄目ですよ。

じゃあ、とにかく振ればOK?ではありません。

この「フルスイング」ですが、結構厄介な問題でもあります。

では、フルスイングをするにあたっての注意点を述べさせて頂きます。

フルスイングでも、しっかり目線はブレない事を意識して欲しいです。

どんなにスイングスピードが速くても、目線がブレてしまってはボールに当たる事すらできません。

一番良いのはバットの芯に当たる事ですが、これはかなりの技術がいります。

バットとボールのインパクトは数cm(数mm)外れただけで、大きく結果が変わります。

それぐらいシビアな世界でもあります。

なので、目線はブラさず、しっかりとボールを見続けることが重要です。

そして、目線がブレないということは、頭もブレていないです。

頭がブレていないということは、軸がしっかりとしていて綺麗に腰回転出来ている事です。

また、Jrの選手には右打者の場合、右足から左足への体重移動を指導しました。

そうしたら、右肩が下がって体重移動では左肩が下がる状態になってしまいました。

小さな「ぎっこんばったん打法」をやってしまっている選手がいます。

まずは、この小さな「ぎっこんばったん打法」になっていないか見つける作業が必要になると思います。

小さな肩の上がり下がりが、目線のズレにつながってしまい、打者として不利な状況を自ら作り出してしまっています。

この、「ぎっこんばったん打法」を修正するためには、やはりこの肩のラインを水平に保つことが重要となります。

肩のラインを水平に保ったまま、テイクバックを行い、スイングしてフォロースルーまで、肩のラインを水平に保ちます。


この対処方(修正方法)は、素振りしかないと思います。

あと、先日スマホの活用法で述べさせてもらいましたように、動画を撮影してあげて選手に見せてあげた方が良いです。

スマホアプリの「ウゴトル」という無料のアプリですが、私はお勧めします。

結構自分のフォームって見ないものです。(スロー再生やコマ送り動画等)自分のスイングフォームをチェックしながら、肩の位置、顔の位置を確認しながら、最初はゆっくりで良いので何度も素振りをすると良いでしょう。

まずはフォームを固める事が先ですので、全力でスイングする必要はありません。

重要なのは自分のスイングを可視化し、確認しながら行うことです。

もし、それでも(どのが駄目なのか)わからない場合には、監督コーチに動画を見せて指示を仰いでください。

結構重要な事に気が付くかもしれませんよ。



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