ランダウンプレイ

2018年11月23日 05時05分00秒 | 少年野球

我がチームではランダウンプレイを想定したキャッチボール練習を行っています。

 

あまり試合中にランダウンプレイ(挟殺プレイ)が発生すことはありませんが、これをアウトに出来なかった精神ダメージは大きく、発生した場合には必ずアウトにしたいプレイであります。

今回、このランダウンプレイについて説明させて頂きます。

 

まずランダウンプレイ練習をする前に、選手には

「なぜランダウンプレイが発生するのか?」

「ランダウンプレイの仕組み」

「ランダウンプレイが発生した際」

「ランダウンプレイで注意する点」を机上で説明させて頂きました。

ですので、選手にはこれから、説明するポイントを頭に置いた上で、プレイして欲しいです。

※私の持論です。間違っていたらご指摘を…m(_ _)m

 

1.前の塁に追い込む

1,2塁間なら1塁へ、2,3塁間なら2塁へ、3、本塁間なら3塁側へ追い込むことが基本です。

こうしておけば、ミスしてもカバーがいるので次の塁に進塁されずに済みます。OUTに出来なくても傷は浅く済みます。

 

2.送球は可能な限り少なくする

送球を増やすことはそれだけミスの確率を上げていきます。

ラウンダウンプレイは焦りが出て悪送球をしたり、送球とランナーが重なって送球ミスの発生などエラーが発生しやすいプレイです。

早い回数で狭殺しましょう。

 

3.ボールを待つ野手は走者からずれる

送球とランナーが重なってしまい送球がランナーに当たってしまうことが多々あります。

また、受け取る側も走者とボールが重なると捕球がしにくくなります。

ミスを誘うため、ランナーは野手に重なろうとしてきますので、注意してください。

送球側も受け取る側もランナーと重ならないようにすることが大切です。

 

4.偽投(フェイント)は極力しない

これは結構やる人がいます。偽投はランナーへのフェイントになりますが、受け取る野手にもフェイントになります。

受ける側の野手は捕球のタイミングで一歩前に出ようとするので、偽投するのはとてもリスクのある行為です。

偽投はやったとしても、アウトに出来ると確信を持った状態で1回のみだと思います。

賛否両論あるかと思いますが、私はできれば、偽投はやらないことが良いかと思います。

 

5.深追いしない

深追いすると近距離でボールを投げることになり、投げる側は投げにくく、捕る側は捕りにくくなります。

また、タッチプレーも難しくなります。

 

6.相手にボールを見せる

送球する側の選手は受ける側の選手にボールを見せながらランナーを追いましょう。

ランダウンプレイの時、ボールを持った右手を挙げなら追っている姿を良く見ますよね。

こうすることにより、受ける側の選手はボールを捕球しやすくなります。いきなりボールが見えると、とても受けにくいです。

 

7.ボールを投げたら投げた側の塁のカバーへ

ボールを投げたら投げた塁の後ろに回り、カバーします。

そうすることで、ランダウンプレイをする野手は順繰り途絶えることなく続けられます。

 

8.同じ塁にランナーが2人になったら元いたランナーにタッチ

これはルール知っている人なら意味がないのですが、混乱している人が結構います。

この『塁に走者が2人いる』つまり『塁の占有権』を後日改めて説明させて頂きます。

※昔のファミスタではアウトでしたが。

 

挟殺プレイ相手(チーム)ランナーのミスです。

敵のミスです。確実にアウトに取らなければなりません。

ここでアウトにできるかできないかで、失点する若しくは大きく流れが変わってきます。

挟殺プレイで慌てる必要なんてありません。

目の前にあるアウトは確実にとりましょう!

だから常日頃からの"練習"がいざという時に役立つのです。




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