ステップした足のつま先

2019年06月02日 06時53分00秒 | 少年野球

ステップした時のステップした足のつま先は、開いた方がよいでしょうか?それとも閉じた方がよいでしょうか?
私は開かない方が良いと思います。その理由ですが…

打撃の際の「打つ時に体が開いてはいけない」ということはご存知だと思います。
(前にブログで書かせて頂いた”ひらき”を参照ください。)

ひらく動作がバッティングやピッチングに於いて、駄目な行為だという事は、皆さん理解していると思います。
じゃあ、何故"無意識"でひらいてしまうのかを、私自身、体を動かして検証してみました。

バッティング(ピッチングも)は、回転動作です。よって、身体を回転する時に外の方に力が逃げていく際に、身体が開く(外側に逃げる)フォームに自然となりやすい動作です。
これを防止する為に、「逆に確かに身体を内側に絞る」という行為はきつい行動ですし、意識しないとできないです。
だから、この内側に絞る動作を意識しないと、永遠にひらく動作は改善しません。

その対策として、やはり意識して内側に絞るか、ステップをする左足つま先はピッチャー方向に向けるのでなく、(右打ちは)ファーストベースに向くイメージで、ステップすればよいかと思います。
そしてスイングしながら、徐々につま先がピッチャーに向く、即ちステップした足は踵で着地して、踵で回転するイメージで良いのではないでしょうか。

また、ヒザが割れるのも注意しましょう。
ヒザが割れるとよく言いますが、簡単に言えばヒザが早くひらくという事です。
これも、踵からステップ 踏む感じにすれば改善されるはずだと思います。

こういった事を注意すれば、体の開くのを改善できるかもしれません。
あとは単純に、流し打ちや、押っつけて打った場合は体がひらかないですね。

簡単にまとめると…

①ステップする足のつま先をすぐにピッチャーへ向けない。
②右打ちの場合には、ステップしたつま先はファーストに向くくらい。左打ちはサードに向くくらい。
②踵から行く事によって、腰が自然と回ってくる。 腰が回る事によって、腕がその後についてきて、強いスイングができる。

ですが、バッティングフォームを簡単に変えるのは難しいです。
ですので素振りは絶対必要な練習になります。バッティング練習の時だけ治せる そのような気持では絶対に治りません!
とにかく 1にも2にも練習(素振り)しかなく、体に自然と浸み込ませるしかありません。




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