素振り

2018年06月09日 06時17分00秒 | 少年野球

バッティング練習の基本といえば「素振り」です。



これをやらないプロ野球選手はいません。(ピッチャーは除く)やらないとバッティングは上達しません。
しかし、これは非常に地味で飽き易い(疲れ易い)練習です。
ボールを打たないバッティング練習はつまらないものですから。でも絶対に必要です。
しかし、こんなにお手軽なバッティング練習、他にはありません。
少しのスペースとバットさえあれば、一人でいつでもできます。
手軽で簡単に出来る練習ですので、できるだけ毎日続けてほしい練習です。

素振りは、たくさん振れば効果はめきめき現れると思います。
しかし先に述べた通り、飽き易いし、疲れやすい。
だから、素振り練習を行うには自分の出来る範囲で『決め事(ルール)』を作るのです。
・週に○回だけ!
・回数は○回!
・雨でも軒下や雨の当たらない場所で行う!
・行わないと晩御飯を食べない!
・とりあえずの目標期間(○月○日まで!等)
です。このルールも簡単な条件にしてあげてください。
要は、続ける習慣を身に付けることです。決して
・毎日 100スイング 全力で 等
はやめてください。必ず続ける事が出来る目標にして、出来たらちょっとずつ目標をあげていきましょう。

あと、素振りは ただブンブン振り続けるよりは1回1回、少しずつ間を置いて振るのがいいかなと個人的には思います。
回1回、足の立ち位置を確認してしっかりと前を向き正面にピッチャーがいることをイメージして振るといいでしょう。
可能であれば、内角や外角低めや高めといったコースをイメージして振るのも効果的です。

素振りは、スイングを固めるためのものですが一方で、バッティングのイメージトレーニングでもあります。
チャンスの場面や追い込まれたカウントなどをイメージするのもいいでしょう。(緊張しにくくなります)
もちろん、練習の時にコーチなどから教えてもらった確認ポイントを意識するのも大事です。

「素振りを習慣化することができる」

そうすれば、自ずと結果はついてきます。
選手は自分の意志で毎日、素振りを続けていたらお父さんお母さんどうぞ、褒めてあげてください。
そして、もし少年野球の試合で活躍できたら「あの素振りの効果だよ」と言ってあげてください。
それが、子供たちの自信につながります。



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