簡単にできるバッティング練習

2018年02月12日 06時25分00秒 | 少年野球

今回は、自宅または公園(素振りがOKかNGかは調べて行って下さい。)でできる親子トレーニング 「シャトル打ち」を紹介します。

シャトル打ちとは、改良したバドミントンのシャトル(羽根)を、ボール代わりに打つバッティング練習です。(スポーツショップで3個 1,000円くらいで売っています。)

基本的にミート率を上げるための練習で、ボールよりも小さなシャトルの先端をバットの芯でとらえて打つ練習です。

練習を積み重ねていけばミート率は上がることでしょう。

しかし、シャトルに上手く当てることができない場合は、練習方法に何かしらの問題があるということです。

考えられる原因は2つあります。それは、

1.シャトルの「投げ方」の問題
2.シャトルの「打ち方」の問題

この2つです。ここからはこの2つのポイントについてそれぞれ説明をします。



1.シャトルの投げ方の問題
シャトル打ち自体は素晴らしい練習だと思います。

ですが、シャトルの投げ手に改善すべき点が見られることも少なくありません。よくある間違いとしては、

・シャトルの投げるスピードが遅い

・投げた時の角度やシャトルの軌道が悪い

以上の点があります。

投げるスピードが遅いとシャトルは先端の重みで下向きとなり、投げたときの軌道が山なりになりがちです。

小学生ですので、ピッチャーはある程度山なりのボールを投げてくるでしょうが、それにしてもシャトルの軌道に角度が付きすぎるケースが多く見受けられます。

明らかに角度や軌道が悪い場合は下からトスで投げても良いので、ストライクゾーンをしっかりと通過するようにして下さい。

このようにシャトル打ちでは狙った場所へシャトルを投げるコントロールが投げ手に求められます。

シャトルを投げるときはぜひ、先程の点を意識して投げるようにして下さい。

続いては、原因の2つ目と考えられる『打ち方』についても解説をして参りましょう。

 

2.シャトルの打ち方の問題

まず前提として選手は正しいスイング軌道で、打てているでしょうか?

また下半身リードでスイングをできていますか?シャトル打ちは優れた練習ですが、間違ったスイングで練習していても決して上手くはなりません。

シャトルに意識を持っていかれ過ぎずにしっかりとスイングする意識を持って振っていきましょう。

次に、シャトルを芯でとらえて飛ばせているのかどうかも気になるところです。

シャトルに当たっただけで満足していては上達できません。

しっかりミートすればシャトルはライナー性の軌道を描いてポーンと飛んでいきます。

ゴロになっていたり、すぐに落下してしまう場合はミートがまだよくないので改善する必要があるでしょう。

特に、投げる側の軌道が良くない場合はシャトルが下向きに落下してしまうケースが良くみられます。

落ち際を打つようでは練習になりませんので、しっかり芯にあてて、強い打球を返せるようにしましょう。

以上がシャトル打ちを行っていただく際の注意点です。

ぜひこの2点に注意しながら練習を続けていって下さい。

 

正しいやり方で反復練習をしていかないと身に付かないので、選手には今以上に形をしっかりと意識しながら練習を続けて頂きたいと思います。

正しい練習を続ければ、バッティングは必ず上手くなります。



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